足や膝の痛みや違和感、原因や病気を考える

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足や膝が痛い、足以外の原因

「あし」を表す漢字は「脚」と「足」の二つです。 下腹部より下にあって、身体を支える2本の部位ということです。私たちはあまり区別しないのですが、時と場合によっては使われ方は違うことがあるようです。たとえば医学的には、「脚」は腰より下の全部を指すことが多く、「足」は踝から下の部分に限定されるようです。ここでは「足」を後者の意味で使うことにします。

膝も足も、一生身体を支えつづける部位。筋が切れたり骨にヒビが入ったりと、なにかと痛めやすい所ですが、そうした整形外科的な症状はここでは触れません(別のページで)。病気によって違和感のあるケースに関してお話していきましょう。

■ 足・膝に痛みや違和感を感じる病気

膝や足に、痛みや違和感を感じたことはありませんか。 「足を捻ったりした」ときに感じる感覚が、捻ったときに起こるなら正常です。でも、感覚はあっても「捻った覚えがない」としたらどうでしょう。不思議なケースですが、このように違和感と原因がチグハグで、原因はまったく別の場所に存在することがあります。

たとえば、「腰のヘルニアが原因で膝が痛くなる」ことなども、珍しいことではありません。 知識のないことは恐いものです。違和感の裏に、まったく予想さえしなかった病気が隠れていることもあります。 「そのうち治まるでしょう」と、見過ごしてしまうのは危険なのです。

・足膝に症状が現れる病気例
 痛風(高尿酸血症)
 閉塞性動脈硬化症(末梢動脈疾患)
 頚椎症性脊髄症
 腰椎椎間板ヘルニア
 腰部脊柱管狭窄症
 変形性膝関節症

こうした病気になると、無関係に思える足や膝にも症状が現れてしまいます。 では、それぞれについて、見ていきましょう。

高尿酸血症(痛風)の原因と症状

足の親指の付け根を中心に激しい痛みを感じるのが「高尿酸血症」です。別名の「痛風」のほうが馴染みがあるかもしれません。酷くなると歩行さえ困難になる通風。名前の通風は「風が触れても痛みがおこる」ことに由来します。ほんのちょっとの刺激でも痛みが走るのです。この痛みは急激に起こりますが、数時間から1日で最も激しくなりが数日すれば、けろっと軽快します。

痛風の怖いところは、何度もくり返すうちにどんどん重くなっていくこと。痛みが増強するうえに、持続期間は伸びていき痛みのない時間はが短くなります。症状が進むと、尿路結石や腎障害を合併することがあります。血清尿酸値が高くなる「高尿酸血症」や、痛風関節炎(痛風発作)を伴います。

高尿酸血症の原因は、尿酸です。尿酸というのは、たんぱく質を分解し最終的に残る排泄物で、大部分は尿として排泄されます。しかし、尿酸が過剰になったり、排泄能力が低下すると、血液中に尿酸が溜まっていきます。増えすぎた尿酸が関節液の中で結晶化し、関節の炎症をおこすの痛風関節炎なのです。

尿酸そのものは強力な抗酸化物質であり、活性酸素から体を守る働きがあり、有益な成分でもあります。増えすぎることが問題なのです。

閉塞性動脈硬化症

手や足の血管の動脈硬化によって、足の痺れや歩行不能、壊死を起す病気です。動脈硬化があおこると、血管が狭くなったり血管が詰まって、血液の流れが悪くなります。手先や足先へ栄養や酸素を十分に送り届けることができなくなるために、手足にさまざまな障害が現れるものです。 とくに足の閉塞性動脈硬化症は「下肢閉塞性動脈硬化症」と呼ばれてます。

症状は、病気の進行とともに重症度がI度からIV度へと向かって進行してゆきます。最も典型的なのが、II度の「間歇性跛行」。ある一定距離歩行すると、下肢の筋肉が痛くて歩けなくなりますが、数分休むと再び歩けるようになる状態です。血流が供給が足りなくなり、運動に見合う酸素を供給できなくて起こる症状です。

「間歇性跛行」の段階はまだそれほど重症ではありません。しかし、寝ていてもうずく「安静時疼痛」や「潰瘍」「壊死の形成」に進行してしまっている場合には、できるだけ早い受診が必要です。

頚椎症性脊髄症

人間の身体は、加齢を重ねることで変化していきます。背や腰の椎間板が、膨くらんだり骨にとげができたりするなどの形成頚椎症があこると、頚椎の脊柱管(骨の孔)の中にある脊髄が圧迫されておこる症状が「頚椎症性脊髄症」です。

神経や血管が圧迫されれば、あらゆる行動が滞ってきます。ボタンのはめ外し、お箸の使用、字を書くことなどが不器用になったり、歩行で脚がもつれるような感じや階段で手すりを持つようになったりと、当たり前ことさえ難しくなる症状が出ます。手足のしびれも出て、膝や足が痛くなることもあるのです。

若年であれば、軽い変化の症状を自覚することができます。すでに動きの緩慢になっている高齢者では小さい変化を見逃してしまい、気づくのが遅れる場合があります。日本人は脊柱管の大きさが小さいために、欧米人よりも「脊髄症」の症状が生じやすくなっています。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアは、腰痛を主に、足の痛みやしびれの症状の出る疾患です。20〜40歳代の男性に多くみられます。突然の腰痛と、お尻の片側から足にかけて痛みやしびれがあり、歩くことさえ困難となります。数日間の安静すれば、徐々に改善し動けるようになりますが、お尻から足にかけての痛みやしびれが残って、思うように歩けないことも少なくありません。

椎間板は、脊椎を構成する椎体の一つひとつの間にあって、骨どうしがこすれ合わないようためのクッションです。この椎間板が変性して潰れ、一部分が突き出たり、その位置から飛び出したりして、神経を圧迫するのが原因です。

誰にでもかかる危険がありますが、大きな要因となる職業や行動があります。「腰部に負担のかかりやすい職業(事務員・運搬業・職業ドライバーなど)」「喫煙・肥満」「遺伝」。

腰部脊柱管狭窄症

脊柱管とは、背骨に囲まれた管状の空間です。脊柱管を構成する組織が変形して脊柱管が狭くなると、中を通っている神経と血管が圧迫されます。その結果、神経が障害されて、腰痛や足のしびれを感じるのが、腰部脊柱管狭窄症です。

症状としては、腰痛や腰の周りの違和感、足のしびれや痛みがなどがあります。また、閉塞性動脈硬化症にもあった「間欠跛行」も、代表的な症状です。さらに症状が悪化すると、歩行時に尿意を催す「排尿障害」や便秘、「会陰部の灼熱感」などの異常が起こってきます。腰痛は全くない場合もあります。

変形性膝関節症

変形性膝関節症とは、ひざの痛みや障害疾患です。

「関節軟骨」とは、骨の表面をおおってクッションの役割を果たしている軟骨のこと。関節内で骨と骨が直接こすれ合わないようにしている重要な骨なんですが、ひざの関節軟骨がすり減ったり変形することがあります。老化や肥満や外傷などで、ひざ関節の負担に耐えられなくのですね。その疾患が「変形性膝関節症」です。中高年になって「ひざが痛くなる病気」の代表ともいえます。

膝関節の上の骨「大腿骨(太ももの骨)」と、下の骨「脛骨(すねの骨)」の間に多く起こります。大腿骨と膝蓋骨(おさらの骨)との間に起こったときは「膝蓋大腿関節症」と呼びます。階段を上り下り・歩行・立ち上がりの歩き始めのこわばり・正座ができないなどの症状があります。安静にしていれやがて治まるという特徴があります。

年齢では、50歳代以上の肥満気味の女性に多い傾向があります。男性の発症は60歳代以降に多くなるようです。

弁慶の泣き所

足の脛(弁慶の泣き所)の怪我にういて。皮膚の内側がスグに骨という感じがあるのがスネ。 激しくぶつけたりすると、信じられいくらいぷっくり腫れ上がることがあります。

まるで膝が2つあるごときに腫れてしまい、歩くのにも痛みを感じることがあります。数日もすれば、 痛みも腫れも引くものですが、2週間が過ぎて3週間経っても完治しないことがあります。 個人的に起こったケースでは、ひと月が過ぎても腫れは治りません。 整形外科の診断では中に水が溜まっているとのこと。注射器で吸出しでもらったところ膨らみは萎んでやがて完治しました。
ぶつけて腫れた場合、傷がなければ湿布などで冷やしましょう。

似通った症状に蜂窩織炎があります。こちらは打撲ではなく、 皮膚の奥〜皮下脂肪組織にかけての細菌による化膿性炎症です。四肢のほか顔にも発症します。 原因となるのは、黄色ブドウ球菌などの細菌が、毛穴や汗の出る管、小さい傷、あるいは骨髄炎など深い部分の感染症から、皮下脂肪組織に侵入。リンパのうっ滞や浮腫がもとになる場合もあります。 打撲と異なって、広い範囲がぼんやり赤く硬く腫れます。熱感と痛みが主ですが、発熱や寒気・頭痛・関節痛を伴うこともあります。これも冷やすのが基本となります。

壊死性筋膜炎(えしせいきんまくえん)という病気があります。 蜂窩織炎に似ているのですが、高熱、激しい筋肉痛や関節痛、血圧低下などがみられます。 急速に壊死が拡大する致死性の軟部組織感染症なので、直ちに病院へ行ってください。

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