肩の痛みや肩こり、病気やその原因をみつける

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肩の痛みや肩こりの病気

肩こり・肩に痛みを感じる症状には、どんな原因があるのでしょう。肩の痛みは、いわゆる「凝り」か使いすぎにより「筋肉痛」が思い当たります。前者なら四十肩やデスクワークのしすぎ。後者は野球などのスポーツ炎症や交通事故。そういうイメージが肩こりなので、それくらいしかないと考えるのが普通です。

ところが実際は、肩こり・肩の痛みに繋がる原因というのは、ことのほか多彩です。たとえば、四十肩と言われる症状は、肩の関節炎の一種。複雑に交差する筋肉が骨にこすれたり、経年劣化や弾力低下によって、炎症をおこしているのです。ヘルニアやガンが原因となるケースもあります。

■ 肩を傷めやすい体質や状況

肩に障害がおこった反応について周囲を見回してみると、あまり重く受け止める人が少ないような気がします。さすがに激痛で首が回らないほどならば病院へも行くでしょうが、軽く痛む程度だと「たかが肩こり」「スグに治る痛み」と思ってしまうようです。肩が疲れたり軽く痛みを覚えるのは珍しくないかもしれませんが、あなどってはいけません。痛みを放って長引いてしまうと、治るものも治りにくくなる場合もあるのです。

痛みの原因は多岐にわたります。同じ動作を繰り返しによる炎症、スポーツ障害、内臓疾患などなど、挙げればきりがありません。

頚椎のカーブが緩かったり、なで肩だったり、首が長かったり。体型がそのようなつくりである人の場合、、体質が、肩こりを引き起こしやすくなってます。仕事だったりなにかに熱中したりでじっと動かない動作をしていたり、くずれた姿勢を続けたりすると、痛みが起こったり肩コリ症状が増したりするのです。具体的には、以下のようなことが肩に悪影響を与えます。

 パソコン作業
 猫背
 運転
 編み物などの手作業
 重い荷物をもつ
 頚肩腕症候群
 など

ストレスや不安、きつい下着や洋服、またはコートが重い。そうした条件が重なったりすると、肩には、いつもとは違っ激しい痛みやこりを感じたりします。スグに治ればいいのですが、痛みがひかずに長引くようであれば、整形外科やかかりつけ医の診察が必要となります。

肩そのものが原因

四十肩や五十肩などは、中年以降におこる肩関節周囲炎です。

齢を重ねると、長年の疲労や身体の使いすぎによって、体内の至るところが傷みだしてきます。顕著なのが各間接で、その中には肩も含まれます。肩関節の周りの関節包やその内側の滑膜、または腱や腱板、滑液包が変性したり、部分的に断裂したりしやすくなります。そこに腕を使いすぎたりといった、きっかけでおこる炎症が四十肩や五十肩です。

使い方に偏りがあるせいか、右か左の片側だけに起こるのが特徴です。痛みがあれば動かすことを躊躇いますが、これは間違い。そのまま肩が動かなくなってしまうので、できるだけ肩や腕を動かすようにすることが大切です。

肩関節周囲炎の症状は、左右どちらかの肩が痛くなり腕が上げられなくなります。肩の周りを押すと痛みを感じます。行動が制限されるので、シャツを着にくい、背中に手が届かない、髪を洗ったりしにくいといった日常生活に支障がでます。

基本は、肩を動かすためトレーニングが必要です。痛みがひどいときには消炎鎮痛薬を使ったり、局所注射をしたりします。

■ 肩の周囲の病気と症状

肩の痛みの原因は整形外科的が多いのは確かですが、すべてがそうではありません。

胸郭出口症候群
鎖骨と、スグ下の第一肋骨の間の胸郭出口が狭くなり、神経や血管が圧迫されて痛みを感じる疾患です。女性やなで肩の人のほか、腕を持ち上げて使う職業の人に多い症状です。美容師や理容師が代表的ですね。 肩こり以外の症状としては、腕や手のしびれが起きたり、腕を持ち上げるとすぐに疲れたりします。

後縦靱帯骨化症
靱帯が骨に変わってしまう病気です。頚椎の背中側を支えている後縦靱帯という部分が骨化しまうことで、脊髄の通る管を狭くして神経を圧迫し、肩や腕、手に痛みやしびれが出ます。症状が進行すると、肩どころか脚までにも影響して、歩行が障害されることもあります。とくに、中高年の男性に多いという傾向があります。 具体的な症状は、首や肩が痛んで腕や指がしびれます。細かい作業がしにくくなったり歩きにくくなったりします。

頚椎椎間板ヘルニア
首の骨を頸椎といいます。7つ積み重なっている頚椎の、骨と骨の間に挟まってクッションの役割をしているのが「椎間板」です。頸椎椎間板ヘルニアは、頸椎にある椎間板が傷んで飛び出してしまう疾患です。 飛び出した椎間板が神経に当たると、その神経が担当している情報がうまく伝わらず異常になる。その結果、痛み・しびれ・感覚異常・筋力低下などの「神経症状」や、片腕に症状が出る「脊髄症症状」といった症状がでます。

脊髄(せきずい)の炎症
脊髄は、頸髄・胸髄・腰髄。仙髄の4つからなり、そのどこかに生じた炎症が生脊髄炎です。急性に症状が現れた時には脊髄炎、慢性に経過する時には脊髄症と呼ぶことが多いようです。頚椎と同じく狭い場所に神経が集中しているため、小さな障害でも重い後遺症を残すことがあります。 原因は、感染性・膠原病・多発性硬化症・急性散在性脳脊髄炎・自己免疫性などに分類されますが、原因が不明なケースも珍しくありません。

急性脊髄炎の場合、脊髄は水平面全体に損なわれます。害を受けた脊髄の部位に相当する部分に運動障害と感覚障害がzこり、加えて膀胱直腸障害も生じます。中でも、もっとも頻度が高いのが胸髄です。胸髄に炎症がおこると、両下肢の麻痺と、そこから下の部分が感覚障害になり、さらには、排尿や排便障害が現れます。頸髄が損なわれた場合には、手足に全てに麻痺と感覚異常が生じます。

ガン
片側だけの肩の痛みは、肺ガンの可能性があります。肺ガンは日本人のがん死で1位。原因の9割はタバコとされてます。

肺ガンには特有の症状というものありません。肺という器官も鈍感なので、初期段階では無症状か、あったとしても風邪の症状とよく似ているため安定期を「風邪が治った」と誤解してしまうことがほとんです。レントゲンでも肋骨の影に隠れて見逃すケースがあります。気付いたときには取り返しがつかないほど進行していることが多いのです。

ただし、ガンが肺上部にできると、神経や骨を圧迫するためにできた肺の方の肩だけが痛くなることがあります。肩が痛くなるまで進行すると、他の症状もでてきます。肩こりに加えて、声帯がかすれたり、顔の片側だけ汗をかかなかったり、まぶたの動きが悪くなったりするようなら、医者に見てもらいましょう。

・スポーツ障害

スポーツのしすぎにより、肩に障害がでることがあります。「肩障害」の原因には大きく3つがあげられます。

 肩の動きの求心性が破綻
 肩の動きの安定性が低下
 他の関節とのバランス未熟

ケースによって肩のスポーツ障害には次の種類があります。

リトルリーグ肩(野球肩)
 成長期の投球障害で上腕骨の骨端線障害がおこる。一種の骨折です。

ベネット病変
 投球による肩の使いすぎによって骨棘(骨のとげ)が形成されます。

腱板損傷(インピンジ症候群)
 投球、水泳(水泳肩)、テニスで多い症状です。肩のインナーマッスルが損傷します。

SLAP病変
 肩関節窩上関節唇複合損傷や肩関節の受け皿の損傷です。投げるときにボールから手を離すタイミングで痛みが出ます。痛みは上腕に広がります。野球の投球だけでなく、テニスのサーブやバレーのスパイクでもおこります。

陳旧性肩鎖関節脱臼
 肩が打撲した後の肩鎖関節のゆるみがそのまま放置されておこります。柔道やラグビーなど、ぶつかるスポーツに多い障害です。

腋窩神経障害
 三角筋の萎縮するものです。投球、テニスサーブ、バレースパイク、水泳など、肩を大きく上に上げる動作によってあおこる障害です。

肩甲上神経障害
 腕が上がりにくくなる障害です。首の付け根から出て肩の筋肉(棘上筋、棘下筋)へつながっている末梢神経が、何らかの原因で圧迫されておこります。投球、テニスサーブ、バレースパイク、水泳)など、腕を上げる事を繰り返すスポーツに多い傾向があります。

そのほかの原因

肩こりをおこす原因には肩以外の部位に問題があることも知られてます。たとえば目。緑内障や白内障目といった病気のほかにも、眼鏡やコンタクトレンズが合っていなくても肩に影響がでることがあります。虫歯やアゴのかみ合わせの悪さも、肩こりの原因になります。

精神的なところからも肩こりになるので、本当の原因を一つにしぼるのが難しい問題といえますね。最後に、内臓や全身の病気をいくつか上げておきますね。

 頭痛 狭心症 肺がん 慢性胃炎 胃潰瘍 十二指腸潰瘍 胆石
 胆嚢炎 肝炎 肝硬変 高血圧 糖尿病 関節リウマチ うつ
 などなど

病気でないとしても、肩こりが原因で頭痛がひどくなったり吐き気を催すことがあります。 解消するには、首を回すなどのストレッチや湿布が有効です。 よくあるネックレスなどの解消グッズは、ムダだとはいいませんが、効果についてはやや懐疑的です。

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