恐い病気「狭心症」 病気や原因について

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狭心症について

40歳以上の社員の健康診断には、40歳未満よりも詳細な健診が待っています。「心電図健診」もそのひとつ。心臓全体のはたらきを調べることで、心臓病の発見や診断、病状の把握、治療効果の確認、薬の副作用の発見などに役立ちます。しかし「心電図健診」は万能ではありません。すべての心臓の病気がわかるはずはありません。 狭心症に関しても絶対にみつかるという保障はないといいます。なぜでしょうか。

ここでは、恐い心臓病である「狭心症」について話をしていきます。

まずは、冒頭の疑問に対する答えです。健診を受けた人ならわかるでしょうが、健康診断の心電図健診は、ベッドに寝かされて短い時間の心臓の鼓動を測定します。そして狭心症という病気ですがが、発作が起きていない時の心臓はすこぶる正常であることが多い。安静時に行う心電図健診は穏やか状態の心臓を眺めているので、狭心症の兆候を見つけ出すことはむずかしいのです。そうしたことから心電図健診から狭心症の診断を下すことは、ほとんどないといっていいくらい、少ないのです。

心臓に関する病気は、起こったそのときが最大の兆候です。狭心症はとくにそうなので、自分で気づいた事があるなら「気のせいか」「治まったからなんでもない」と判断せず、早めに受診することが早期発見につながります。なんでもないことが分かったのなら、けっこうなことではないでしょうか。

狭心症とは?

狭心症とは、心臓の血管が何らかの原因で狭くなることで、血流が阻害されることでおこる一時的な心臓の酸欠状態のこと。心つまり”心臓”が狭くなる症状と読んで字のごとくですね。以下の4つのタイプに分けることができます。

1 労作狭心症
 それほど過度でなくても運動の負荷によって胸痛発作が発言する狭心症です。  運動負荷を与えなければ発作ながないので日常生活には支障はありません。  力仕事をして症状がでることから「労作」の名がありますが階段をあがる程度でも発症します。

 痛みは圧迫感、絞扼感、灼熱感などと表現されます。痛む部位は前胸部、みぞおち、肩、頸などです。歯や喉が痛むこともあります。時間は短くてたいていは数分です。

2 安静時狭心症
 安静時に発作が起こる狭心症です。「労作」に対して、動いてないときにおこることから「安静」の名があります。多くは、夜・就眠中、ことに明け方に胸が苦しく押さえつけられたようになります。痛みの性質や部位などは労作性狭心症の場合と同じです。

3 異形狭心症
 主に冠動脈の痙攣が引き金となって発作が起こる狭心症です。  一般的には器質的異常はなくて、発作をおこした時にだけ冠動脈内腔の狭窄がおこります。無症状時の各種検査にて異常を指摘するのが困難で、発見が難しいのはこれです。

4 不安定狭心症
 急性冠症候群ともいい、早急な治療が必要です。上記3つの病型を併せ持ち、症状が定期で頻繁にでる狭心症です。労作時ばかりでなく安静にしていても起こるというような場合に疑われます。  心筋梗塞の前触れでもあります。発作が繰り返し起こっている間に、心筋が壊死して心筋梗塞ができ上がってしまうこともあります。

器質的異常と機能的異常の違い
器質的異常とは臓器などの形態上(解剖学上)の性質が原因です。心臓に例えると、冠動脈が細く生まれて るなど欠陥があるケース。
機能的異常とは臓器などが本来持っている働きが低下したりするものです。 心臓なら形状的な欠損などは まったくないけど活動、つまり機能に問題があるケース。

狭心症の代表的な症状は「胸痛」です。胸全体に締め付けられるような痛みが生じるものです。初期症状には、胃が重たい、のどが詰まる、左肩から腕が痛い、歯が浮いた感じがするなどがあります。ほかにも、アゴやみぞおち、耳に痛みを感じることもあります。

重症化した場合には「労作」に関係なく、いつでも胸痛発作が起きたり発作時間が長くなったりします。激しい痛みが特徴ですが、糖尿病になると神経障害のために痛みを感じにくくなり、心筋梗塞を起こしても胸の痛みを感じないこと(無痛性心筋梗塞)があります。糖尿病の人は、痛みを感じにくいのでとくに注意となります。

健康診断などで見つけるのが難しいところがある狭心症。症状に心当たりがあるのなら、何度でも言いますが、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

■ 狭心症の特徴とは

前述にあった心筋梗塞狭。心症と心筋梗塞とではどこがどう違うのでしょうか。

狭心症では、動脈硬化で血管内が狭くなっています。心筋梗塞はそこにさらに血栓ができて閉塞、血流が途絶えた状態になってます。似ているようにも思えますが、2つには大きな違いがあります。狭心症の心筋は虚血になっても生きています。けれども心筋梗塞になっている場合には一部の心筋が死んでしまっています。死んでしまった部分は元には戻りません。

伴う胸痛も違います。狭心症の場合は、痛みがあっても数10秒〜10分程度で治まりますが、心筋梗塞の発作がおこると冷や汗や吐き気を伴う耐えがたい痛みが、30分以上も続きます。絶えられない苦痛が30分以上も。過ぎ去るまで絶えなければいけず、それが、何度も続くのです。

■ 狭心症になりやすい人

狭心症にかかってしまう主な原因は動脈硬化です。動脈硬化を起こした血管はアテロームと呼ばれる脂肪組織を形成して、それは血管の内腔に蓄積していきます。アテロームが錆びのように欠陥内にこびりついて、水の出が悪くなった水道のように血流を悪くしていくのです。

冠動脈の主な原因も動脈硬化です。アテロームは体内のあらゆる血管を蝕みます。冠動脈の血流が悪くなれば心臓の筋肉に酸素の供給が不足してしまい、胸の痛みや圧迫感を生じるようになります。この症状こそが、数分から数10分続く狭心症の正体なのです。

狭心症になりやすい人は、以下のような人だといわれています。

 タバコを吸っている
 高血圧・コレステロールが高い
 糖尿病で透析治療を受けている
 ストレスを異常に感じている
 神経質でイライラしやすい人

過度なストレスは心臓や血管に負担をかけるので、狭心症があります。ストレス解消のタバコやお酒が進んでしまう負のスパイラルパターンもあります。なお、心筋梗塞や狭心症は遺伝しないとされてます。遺伝の可能性が高いのは心臓病などよりもむしろ高脂血症です。身内に狭心症がいるからといって、不安になることはありません。ただし、親が糖尿病を呼び込む生活習慣をもっていれば、子供にも大いに伝播します。生活遺伝とでもいうのでしょうか。

高脂血症
血液中のLDLコレステロールや中性脂肪が多すぎたりHDLコレステロールが少なくなる病気です。 脂質異常症による高脂血症をほうっておけば、少しずつ血管の動脈硬化が進んでいって心筋梗塞や脳卒中などの深刻な病気が引き起こされることになります。

狭心症にならないために

狭心症を予防するには生活習慣をコントロールが肝心。動脈硬化を進行させないことが重要となります。塩分・糖分・脂肪分の取りすぎに注意したバランスのよい食事を心がけ、飲酒、喫煙は控えましょう。タバコに含まれるニコチンは、血管の内膜の炎症を引き起こすといわれています。

適度な運動も欠かせません。ウォーキング・水泳などの有酸素運動が適切ですね。狭心症は、過度の疲労や緊張、天候の急変などでも生じることが多いので、ストレス解消や体温調節にも気を配りましょう。精神的肉体的ストレスがかかっていまうと、血液中のコレステロールが上昇して動脈硬化が進行しやすくなります。交感神経のホルモンが増大して血圧が上がることも、心筋梗塞の引き金にもなります。

とはいえかしこまることはありません。毎日の生活の上で、ちょっとした気遣いをするだけでも、予防できるものが多いのです。ストレスの溜まらない生活を心がけることが大事にしましょう。

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