アルコールの健康的な飲み方(病気と原因をみつける)

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血行を促進するアルコールは健康な飲み物か

「酒は百薬の長」といいます。血行を促進して、ついでにストレスも発散させます。心身の憂いを取り去ってくれるアルコールは、下手な薬よりも身体に良いという面がたしかにありますね。ただし、適量であればの話しです。酒は身体に良いということ理由に、または言い訳にして、飲みすぎてしまうことはないでしょうか。

お酒は少量であれば、健康によい飲み物です。みんなで飲めば話しに花が咲き、お付き合いも円滑になります。ですが飲みすぎは危険です。胃や肝臓をダメにし身体の機能を劣化させてしまいます。そんなお酒の害と飲み方について考えていきましょう。

脳へのアルコール被害

酒でイカレル臓器といえば胃腸や肝臓、それと、食べる量が増えることでの糖尿病などが心配されます。 しかし、アルコールがもたらす害は、内蔵だけではありません。脳内の前頭葉によって抑えられている理性や感情や思いを解き放ちます。幸せな気分を増幅させる意味では、ありがたい効果があるのですが、もっとも重要な脳にも健康被害をもたらします。

量が適量であれば、ほかの臓器などに比べて、リスクはそれほど高くないと考えられています。しかしそれでも、お酒を頻繁に飲む人の脳は、あまり飲まない人に比べると、年齢以上に萎縮している傾向があるといいます。アルコールによって、”脳が縮んでいる”のです。

脳の萎縮は誰にでもおこります。一般的には、30歳を過ぎた頃からおこる加齢現象の一つなんです。この現象は、神経線維(脳内の白質)が集まる領域が死滅することで、脳が小さくなっていきます。

脳の萎縮が原因の一つとされる病気は、認知症やアルツハイマー病です。この場合、海馬(記憶を司る)、前頭葉(理性をコントロール)、側頭葉前方(言語認識や視聴覚を担う)の萎縮が目立ちます。いっぽう、アルコールでは脳全体を萎縮させます。

最近では、飲酒量と脳の萎縮の程度は正の相関にあるとわかってきてます。飲酒歴が長い人ほど進行が早いという研究も発表されてます。これは、“休肝日”の有無など飲酒の頻度や、蒸留酒、醸造酒といった酒の種類とは関係ありません。そうではなく、『生涯のうちに飲むアルコールの総量』が強く影響していると考えられます。

少々休んだところで脳には無関係。「飲めば飲むほど萎縮が早く進む」ということがはっきりしてきてます。

一度死滅した脳内の神経細胞は復活しません。そのほかの臓器の幹細胞のように再生することはないので、無くなったらそれまです。縮んだ脳は、二度と元の大きさに戻ることはないとされてます。生涯のアルコール総摂取量と萎縮の程度の関係については、まだ結論はまだ出ていないといいますが、飲み過ぎが脳疾患リスク高めてしまう可能性はありそうです。

日常的にアルコールを大量に嗜む高齢男性を調査した研究論文があります。さほど飲まなかった男性に比較すると、認知症の危険性が4.6倍、うつ病のリスクは3.7倍にもなるそうです。

■ 適量のアルコールとは

お酒を飲みすぎた翌朝、身体が臭くなったことはないでしょうか。消化された結果、ガスとなって排出されたということなのでしょうが、お酒は体の中でどうなっていったのでしょうか。お酒での分解と、お酒で酔う仕組み、そしてお酒の適量についてです。

アルコール分解

口から入ったアルコールは、胃で約20%、小腸で約80%が吸収されます。血液に入って、全身へといきわたります。吸収されただけでは終わりません。体内に入ったアルコールの大部分を代謝する臓器は肝臓です。アルコールは肝臓で、アセトアルデヒドを経てアセテート(酢酸)に分解されます。アセテートは、さらに、血液によって全身をめぐります。筋肉や脂肪組織などへ到達すると、水と二酸化炭素に分解され体外へと排出されます。

摂取されたアルコールの2〜10%は、そのままアルコールとして、呼気、尿、汗として排泄されます。臭いの原因はこれですね。

経路のまとめ
 胃と小腸で吸収されたアルコールは、肝臓で代謝
 アセトアルデヒド経由でアセテートまで分解されると、全身をめぐる
 水と二酸化炭素に分解されて体外は出る

酔うメカニズムと適量

お酒で酔うのは、どうしてでしょうか。これは脳が麻痺してしまうからです。血液に入ったアルコールは循環されて脳に到達します。ここで脳の神経細胞を麻痺。その結果、酔いを感じることになるのです。

身体によいとされる適量があります。アルコール摂取量の基準とされる「お酒の1単位」がそれです。純アルコールに換算すれば20gになります。この1単位を各種アルコール飲料に換算すると、以下のようになります。

 ビール 中びん1本(500ml)
 日本酒 1合(180ml)
 ウイスキー ダブル1杯(60ml)
 焼酎 0.6合(110ml)

ころが、実際は度数はマチマチです。ビールにしろ日本酒にしろ、銘柄によってアルコールの度数は違ってくるのです。そこで、度数と量から適量を正しく求めるには、計算が必要になります。

・ アルコール量の計算式
    お酒の量(ml)×[アルコール度数(%)÷100]×0.8

 ビール(度数 5度)・・・・ 中びん1本 500ml
 日本酒(度数15度)・・・・ 1合  180ml
 焼酎(度数25度)・・・・・ 0.6合 約110ml
 ウイスキー(度数43度)・・ ダブル1杯 60ml
 ワイン(度数14度)・・・・ 1/4本 約180ml
 缶チューハイ(度数 5度)・ 1.5缶 約520ml

あまりにも飲みすぎた翌朝、頭が痛くなるのが二日酔いです。アルコールの分解には時間がかかるのです。体重約60kgの人が1単位のお酒を30分以内に飲んだ場合、約3〜4時間は体内にとどまります。2単位なら倍の、約6〜7時間かかります。また、深夜まで飲んでると、翌朝起床後まで体内にアルコールが消えずに残ってます。これが二日酔です。個人差があるので、もっと長くがかかる人も多くいます。

飲酒運転について

お酒で恐いのが飲酒運転。飲んで運転して事故を起こすなんてもってのほかですが、酔いを覚ましたつもりが、まだ冷めてなかったというケースもよくあります。飲んでしばらく経って素面のつもりで運転したのに、酒気帯びで捕まって驚くパターンです。酔いがさめるまでには、思いのほか時間がかかるようです。

飲酒運転で逮捕されると、びっくりするほどの罰金を支払わなければいけません。罰金だけにとどまらず最低でも免許停止90日の罰則も加わります。運転を仕事にしている人は絶対に飲んでの運転はだめなのです。

酒気帯び運転  3年以下の懲役 又は50万円以下の罰金 酒酔い運転   5年以下の懲役 又は100万円以下の罰金

■ 身体に良いお酒とは?

養命酒とか般若湯とか、ウソかホントか、身体によいとされるお酒があります。 飲みすぎてしまえば、良いもなにも無いですが、「百薬の長」と呼ばれるお酒。どのようなモノが「身体に良い」と言われのでしょうか。

どれが良いかいえば、好きなものをおいしく飲むのが一番よいと思います。炭酸が苦手な人にビールを勧めてもしょうがないです。むしろ酒量のほうが問題でしょう。「酔うまで飲みたい」といっても体質差があります。缶ビール一本で満足できる酒に弱い人と、五本以上飲まないと納得できない人とでは、「酔っている」の枠が違いすぎます。大量に飲むなら、肉体に良いお酒は存在しません。

前述した脳萎縮を考えれば、まずは量を控えるのが基本です。胃腸や肝臓の負担も小さくなります。その上で、カロリーを考えるなら、焼酎とかウィスキーなどの蒸留酒のほうがよいでしょう。この場合、水やお茶で割らないといけません。コーラやサイダー、ジュースなどで割ってしまうと、その液体の分だけカロリーが高くなりますから。また、胃などの負担を減らすことを優先するなら、アルコール度数の低いビールなどがいいでしょう。度数を上げても、日本酒やワインくらいが望ましいでしょう。

胃の負担を思えば、何かを食べながら飲むほうがいいですが、食べ過ぎてしまうのが、ありがちなワナです。食事でもつまみでも、飲みながらの食は旺盛になりがち。飲酒・摂食、どちらも制限が肝心です。

少量がいいとか、ガマンしてまったく飲まないというのは極端ですが、社内のつきあいなどのメリットとデメリットを考えて、健康被害に陥らない量や頻度でつきあうのがベストです。未成年の飲酒もひかえましょう。面白がって飲ませる大人は昔ほど多くいませんが、その場の勢いで煽るのは危険です。楽しく長く付き合ってこその「百薬の長」なのですから。

ノンアルコールビール
アルコールを含んでないイメージがありますが違います。ノンアルコール飲料は2種類に分けられます。 「アルコールを全く含まない飲料」 「1%未満のアルコールを含む飲料」 酒類にかかる税法の関係で「アルコールの含有量が1%以上」の飲料は「アルコール飲料」と定義されてます。1%未満のノンアルコール飲料があることを覚えておいてください。

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