赤ちゃんのむくみ、原因と病気をみつける

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赤ちゃんのむくみ

生まれたばかりの赤ちゃんは無防備で、泣くかうんちくらいしか、行動がありません。やがて喜怒哀楽の表情が表れ、手遊びや寝返りを覚えていきます。

成長著しい赤ちゃんは、エネルギーのままに、泣いて笑ってミルクをのみます。むちむちでピチピチの赤ちゃんですが、大人と同じ様に「むくみ」が起こることがあります。

もとから浮腫んでいるようにも思えますが、それとこれとは別。赤ちゃんのむくみとは、どういうのもでしょうか。

 大人と赤ちゃんの浮腫み

病気の種類によっては顔がパンパンに腫れることがあります。病気にかかってなくても、夕方に足が膨らんで靴が履きにくくなるのは女性によくある経験です。身体におこる「むくみ」は、循環障害の一種です。私たちの身体の仕組みとして、動脈に送られた血液や水分は、静脈やリンパを巡って再び戻ってくるようにできてます。その水分などが、ルートから外れて溜まってしまう状態のことを、むくみ「浮腫(ふしゅ)」と呼ぶのです。

生まれたばかりの赤ちゃんは身体がぷよぷよしてます。その理由は体内の水分割合が高いからです。人間の身体のほとんど水分でできているといわれますが、じつはそうでもなく、大人であれば、体重の60〜65%程度と思いのほか少なめで留まります。残る35〜40%の大半は骨格が締めてるようですね。生まれたての赤ちゃんは体重の75%が水分。ぷにぷには当然です。

骨格その他はこれから発達していくので、水分率が高いのは当たり前ですが、内臓機能のほうも未発達のため、むくみが起こることがあるのです。

大人のむくみの原因には、腎臓疾患による影響があります。赤ちゃんのむくみにも、場合によっては病気が原因になっている可能性があるのです。赤ちゃんは、身体の異常と伝える手段がありません。愚図るか泣くしかないのです。病気のむくみも、保護者にしか対応できません。

 ・泣くのはいつものこと。
 ・体つきはこういうもの。

そういうこともあって、ぷくぷくしてる赤ちゃんの浮腫みを判断するのは、難しいのは理解できます。しかし、ほったらかした結果、後で病気がわかったときには、深刻な事態に招くかもしれません。そのむくみが病気か、そうでないか。判断するポイントを覚えておいてください。

■ 生まれたばかりの浮腫み

繰り返しとなりますが、血管やリンパ管の流れが悪くなって、代謝が低下した状態が「むくみ」です。腎臓機能の低下のほか、栄養欠損も影響すると言われています。また、血液も水分ですので、身体が冷えれば流れが悪くなります。ストレスを受けることでも悪化しやすく、一層ひどくなります。

生後まもない赤ちゃんに起こるむくみは、「腎臓機能が適応できない」ことが主な理由となります。腎臓機能が低下すると尿量が少なくなります。本来、代謝するはずの水分が代謝されず、汚れた水分が循環して体内に滞りがちになり、浮腫みがおこるのです。

母親からすれば出産ですが、体内から生れ出ることは「出生」する赤ちゃんには大変なことで、人生が始まるか否かを賭けた最大の試練です。母親にとって重大事ですが、赤ちゃんには想像を絶するストレスがかかっています。赤ちゃんの体内では、ストレスに対処しようと抗利尿ホルモンが作用、尿を出すのを抑えてしまいます。これが「腎臓機能」と相まって、尿が出しにくくなり浮腫みの原因となってるのです。

ただし出世むくみの状態は長くは続かず、時間が解決してくれます。赤ちゃんの身体は、外との適応が進んでいき腎臓が働き始めるのです。そうして尿量が増えてくれば、むくみは消えてなくなって落ち着いてきます。

■ 1歳未満の浮腫み

生まれてスグの浮腫みについて話しましたが、1歳未満の赤ちゃんにも「むくみ」は起こります。たとえば、離乳食を始めた赤ちゃんにも、むくみが起こる可能性があります。食べた物は体内で消化されますが、初めて食べる食品に体が驚くのです。身体は、食べ物を消化して代謝することを覚えていくわけですが、それは思いのほか、内臓に負担がかけてます。

消化吸収や排泄は、生きるために必要な能力です。ですが新しい食べ物に鳴るのでは大変です。軽い離乳食でさえ、母乳やミルクとは異なる刺激を与えてます。濃い味付けや消化に時間がかかる食材などとなれば、腎臓への刺激は尋常ではありません。それやこれやが、利尿へ影響することが、むくみに繋がるのです。また、ストレスや疲れは内臓に影響するので、それによってむくみを起す可能性があります。

このように、原因はいろいろありますが、赤ちゃんのむくみは、歩き始めて運動量が増えるころには起こりにくくなります。原因が病気でない限りは、心配の必要はありません。

病気が原因となる

赤ちゃんの浮腫みの原因の多くは身体の成長によるよるものです。病気が原因となって浮腫みにいたることがあります。主なところでは、腎臓疾患 心臓疾患 ターナー症候群があります。

腎臓疾患

赤ちゃんの姿が浮腫んでいるどころか、ひどく膨張して見えるようならば「腎臓疾患」の可能性があります。子供がかかる腎臓疾患には、急性糸球体腎炎 ネフローゼ症候群 尿路感染症 膀胱尿管逆流 先天性腎異常などがあります。

老廃物をろ過して尿にする臓器が腎臓です。ここに障害が起きれば、水分代謝の機能が落ちてしまいます。水分代謝する働きをもつタンパク質も分離されず尿の中に出てしまい、浮腫んでしまうのが「ネフローゼ症候群」。全身が顔を中心として浮腫みをおこしていたり、尿の回数が明らかに増えている場合は、ネフローゼ症候群および急性腎炎が疑われます。

浮腫む以外の赤ちゃんの症状としては、ぐったりして泣くことさえ減ります。衰弱する危険もあり、早めの受診が大切です。

急性糸球体腎炎

これは、腎疾患の総称になります。急性的に、血尿、蛋白尿、高血圧、むくみなどを生じた場合にこの病名がつきます。8〜9割は「急性糸球体腎炎」を起こしているのですが、「IgA腎症」などの慢性糸球体腎炎が急性に発症するケースもも含まれます。年齢的には、1〜2歳の頃に起こりやすい病気です。

当初の症状としては、だるい、食欲がない、頭が痛い、吐き気がある、心臓がドキドキするといった感じになります。ほかにも、顔がはれぼったい、瞼にむくみがある事も多いようです。たん白尿と血尿もみられます。

心臓疾患

子どもの心臓病には大きく三つのタイプがあります。「先天性心疾患」「川崎病」「不整脈・心筋症」などです。

先天性心疾患は、生まれつき心臓の形と機能に異常があり生後初期に判明します。発熱と発疹から始まって心臓の冠動脈に病変を残してしまうのが川崎病。不整脈や心筋症などはもっと後で、学校検診でみつかることが多い病気です。

心臓病の赤ちゃんはミルクを飲むことすら重労働で、かんたんに息を切らせることがあります。心臓が悪いと血流の押し出しが弱くなります。浮腫みの原因は、血行不良ということです。手足も冷えやすいのも特徴です。

ターナー症候群

ターナー症候群は赤ちゃんというよりも、出生の時に強いむくみが出る症状です。「女性特有」の病気であり、染色体異常による影響によって、身長が低くなったり性的発達が遅れやすくなります。

まず、生まれてすぐに手足に強いリンパ浮腫がでます。「すぐ」と言っても出生時直後では判断が難しいので、およそ2〜3か月頃で発覚することになります。

むくみ以外の特徴としては、耳が突出していたり、指が短いなどがあったりします。直ちに命にかかわる病気ではありませんが、合併症の発生率が高いこともあり早い対策が必要です。先に言ったとおり、どの赤ちゃんも生まれた直後は浮腫んでます。自然となくなるはずのむくみが続くようなら、産院や専門医に相談てください。

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