子供の微熱の症状と、その原因や病気について

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子供の微熱 原因と症状

子供の平熱は、通常、大人よりも高くなる傾向があります。
ほんのちょっと熱が上がっただけで恐ろしく高熱に思えてしまいます。 危険な病気を患ったと勘違いしてしまうこともあります。
始めて体験する子供の高熱を前に、慌てふためいてしまう親を責めることは誰にもできません。

体温計の上では、そんなように高い数字を示していたとしても、 その子にとっては「微熱」に過ぎないこともあるのです。 ここでは、子供の微熱症状についてお話します。

■ 子供の平熱はどれくらいか

子供の平熱は「高くて当たり前」と言いました。では、いったどれくらい高いものでしょうか。 子供の平均平熱を、下記に示します。

年齢別正常体温 ℃(平均値)
 新生児・・37.10
 乳児・・・37.09
 幼児・・・37.00

 学童
  午前 男・37.14
  午前 女・36.90

  午後 男・37.23
  午後 女・37.10

これによると、学童女子の午前中の体温を除けば、 どの世代の平均体温も、37度以上となっているのがわかります。 大人の平熱にも個人差はあるのですが、 代謝というのは熱を発するので、それだけ平熱も高くなります。 日々成長する子供は、新陳代謝が大人よりも活発ということですね。 熱が高いこと自体、別にかまわないのですが、平常なのか病気なのかはハッキリしません。 体温だけでは判断が難しいこともあり、保護者の悩みどころです。 平熱と微熱の境界線は? 体温が何度になれば医者に連れていくのか? 判定に困りますね。

そこで、子供の場合、発熱よりも「元気」や「体調」に注意して、病気かどうかを見極めます。

・下痢や嘔吐はないか
・食欲はあるか
・おしっこやは大便はどうか
・十分に水分を飲んでいるか
・今日、運動はどれだけしたか
・日中の温度はどうか
・厚着をさせてないか
・時間とともに元気がなくなることはないか

熱も大切なのですが、むしろ、全体の症状に注意を向けてください。 元気がないとか、ぐったりしてるとか。いつもと違った症状がみられるなら、 たとえ熱がなくても医者へ連れて行くべきです。

■ よくある症状と病気

子供の発熱の約9割は、ウイルスの感染が原因だといわれてます。

子供は、病気に対して免疫を持っていません。 ほとんどの病気に対して初顔合わせなので、カンタンに発病してしまうのです。 発熱は、病気に対する体の防衛反応のひとつ。人の体は、 体内に増殖したウイルスなどの病原体を、熱によって退治しようとします。 子供がよく熱を出すのはあたりまえのメカニズムです。極めて自然なことなので冷静に対処してください。

熱を出す病気にも種類がありますが、多くの子供がよく発症する病気があります。 感冒・インフルエンザ・急性扁桃炎・麻疹・ウイルス性胃腸炎・突発性発疹です。 それぞれの病気と症状は次のとおりです。

・感冒(かぜ)
 熱は高め。乳幼児の場合は38℃以上の高熱となることもあります。 症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、せき、頭痛、倦怠感など。 ほかにも腹痛や下痢を起こしたり、発疹がでることもあります。

・インフルエンザ
 寒気がしと思ったら、急激に38℃以上の高熱になります。 呼吸器系の症状と倦怠感、頭痛などといった症状は感冒と似ています。 膿状の鼻汁や腹痛、下痢、嘔吐、筋肉痛、関節痛も起こります。

・急性扁桃炎(扁桃腺炎)
 主な症状は扁桃腺が腫れて、のどが痛みます。首のリンパ節が腫れて痛みます。 ほかには、頭痛や倦怠感、腹痛や嘔吐もあります。

・麻疹(はしか)
 くしゃみ や咳、のどの痛み、鼻水、目の充血、目やになどが主な症状です。 発熱後2〜3日で熱が下がりますが、その後で口の中(頬の内側)に小さな青白い斑点が現れます。 さらに2〜3日たつと再び発熱し、首・額・耳の後ろなどに発疹が現れて、 全身に広がります。症状はひどいのですが、10日ほどで全快へ向かいます。

・ウイルス性胃腸炎
 秋から春にかけて流行する胃腸炎で、ほとんどの乳幼児が1度は感染すると言われているほど感染力が強いウイルスが原因です。最初の1〜2日間が特に症状が重く、吐き気や嘔吐に始まって、発熱・寒気を起こして水状の下痢が数日間持続します。たいてい2週間以内には完治しますが、ウイルスは1週間〜1ヵ月くらい体内に残ると言われます。外出禁止期間は定められてませんが、感染を防ぐために外出は控えさせます。

・突発性発疹
 便が軟らかくなり、38℃〜40℃の急激な発熱が起こります。 熱は、発熱から4日目頃に下がりますが、胸・腹部に発疹が現れて全身に広がります。 発疹は2〜3日で薄くなっていき、やがて消滅します。

以上は、比較的ポピュラーな子供の病気です。熱を出すと以外にも、共通点が多いですね。

■ 「熱疲労」や「うつ熱」

いわゆる病気には当たらないのですが、子供特有の症状というものがあります。 暑い日の夕方などに、ぐったりして「頭が痛い」ことがあります。 こうしたケースでの頭痛やぐったり症状は、「熱疲労」や「うつ熱(熱がこもっている)」である 可能性があります。

「熱疲労」は熱中症の症状のひとつ。 汗がたくさん流れ出たにもかかわらず、補給する水分や塩分補給が追いつかない状態になった脱水症状です。 かつてはこれを熱射病とも呼んでいました。 主な症状としては、めまい、立ちくらみ、脱力、疲労、頭痛、吐き気や嘔吐などです。 「体温が高くて皮膚は冷たい」という特徴があります。

「熱疲労」も「うつ熱」も、涼しいところで休ませることで体温が正常になります。 「熱疲労」は水分補給も大切です。どちらも、しばらくすると治るものですが、 あまりに酷いようなら病院へつれて行ってください。

微熱が続く場合は

37.5度前の体温は、一般には微熱です。 しかしこの微熱が3日以上も続くのであれば、 医者に相談してみてください。一週間以上も続くのなら、 なんなかの疾患を抱えている可能性があります。 例えば・・・・

 尿路疾患
 慢性扁桃腺炎の軽度増悪
 血液疾患
 内分泌疾患
ほかには感染症なども考えられます。

尿路感染症
文字通り、尿の通る経路で起こる感染症のことです。 おしっこの出口(尿道口)から細菌が入って膀胱内に進入するのが原因です。尿道の長さの関係で、男の子よりも女の子に起きやすいと言われます。尿道の長さの差が少ない2才までは、男女差は僅かです。 重症度や症状の違いなどから、「上部尿路感染症」と「下部尿路感染症」に分類されています。

上部尿路感染症(主に腎臓から尿管までの感染)
 急性腎盂腎炎 急性巣状細菌性腎炎

下部尿路感染症(膀胱から尿道、前立腺などの感染)
 膀胱炎 尿道炎 前立腺炎など

感染の症状は上部尿路感染症・下部尿路感染症のほか、年令によっても異なります。
赤ちゃんが感染すると、38.5℃以上の発熱や機嫌が悪いなどの全身症状だけの場合が多くなります。 幼児の場合は、おなかや背中を痛がる、おしっこのときに痛がる、おもらしをしない子供もパンツをぬらすといった症状が加わることがあります。尿がいつもよりくさくなったり、血液が混じることもあります。 学童以上では、トイレが近くなったり排尿時痛にみがでるといった、排尿に伴う症状が中心です。血尿もあります。

高熱を伴う場合は、どの年齢であっても腎盂腎炎の可能性があります。

慢性扁桃腺炎の軽度増悪
一年のうち、扁桃腺炎を何度も繰り返すのが「慢性扁桃腺炎」。通常は高熱がでるのですが、 症状の軽い場合は微熱で収まることがあります。

慢性扁桃炎は反復性扁桃炎とも呼ばれ、慢性単純性扁桃炎、習慣性扁桃炎、 病巣性扁桃炎(扁桃病巣感染症)に大別されます。 それぞれ特徴あります。 小児期に多くて、ピークは小学校入学前とされています。

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