子供の頭痛から、原因や病気をみつける

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子供の頭痛の原因と症状

ガンガン響いたり・ズキンズキン疼いたり・キリキリと締め付けられたり。 頭の痛みに関する言葉には、表現や種類が皮肉なほど豊かに揃っています。
痛くなる理由はバラバラで、病気だったりストレスだったり、気温や疲れだったりと、その時によって原因が異なるのが常です。 頭痛の原因には、その人の体調や生活がにじみ出ているようです。

頭痛の種類は、大きく2つに分けられてます。それは、「頭痛もち」といわれている「一次性頭痛」と、 脳や体の病気が原因で発症する「二次性頭痛」です。一般に、高齢者に多いタイプは後者です。 では、子供の頭痛にはどのようなものがあるのでしょうか。

■ 子供の偏頭痛の特徴

わたしたち大人は「頭が痛いこと」を言葉で言い表すことができます。しかし 子どもは、頭が痛くても、うまく伝えることができません。 高学年の小学生くらいなら、言葉で使いこなすこともできるでしょうが、 低学年の子供や幼児にはまだまだ難易。もっと小さな乳児の場合だと、泣くだけしか、異常を知らせる方法がありません。 また痛くなったのが、親や大人の知らないところだった場合、痛みがひいてしまえばきれいに忘れてしまってます。

子供に多い頭痛は、片頭痛です。回数も痛くなる子は、むしろ大人よりも多いかもしれません。 早い子ならば、4〜5歳で頭痛を経験します。幼稚園くらいの年齢ですね。 子供の片頭痛には、4つの特長があります。

1 いきなり頭痛が始まる
2 持続時間は比較的短い
3 嘔吐や下痢症状がひどいことがある(自家中毒)
4 緊張型頭痛との区別がつきにくい

これからわかるのは、子供の片頭痛は「いきなり始まってすぐ終わる」ということです。 今しがたまで元気に遊んでいた子供が、急に頭が痛がって元気がなくなる。 けども、しばらくするとまた急に元気になる。そうしたパターンが多いようです。 早い場合では、1〜2時間の休養で、ケロッと治まってしまいます。

■ 症状

大人の片頭痛は、頭の片側で(両側のことも)発作的に起こります。 ズキンズキン(ドクドク・ガンガン)痛んで、数時間〜3日間ほど続きます。 子供の片頭痛も痛み方は同じですが、 それよりも 吐き気や下痢の症状のほうがひどいことがあります。 お腹を痛がったり、嘔吐を繰り返すだけの場合もあります。 ほかにも、自家中毒やめまい、立ちくらみといった症状が現れます。

自家中毒
国際頭痛診断基準によれば、子どもの片頭痛の特徴として「自家中毒」をあげています。 この、自家中毒とはなんでしょうか?

中毒というのは「食中毒」に代表されるように、なにかを体内にいれたことで、症状のでるものです。 これに対して、「何も悪いものを食べていないにもかかわらず中毒を起こす」のが自家中毒です。

子供は自ら「有毒な物質」を生成します。自分で作る中毒だから「自家中毒」と呼ばれるわけです。 引き起こされる症状は嘔吐や下痢など。中でも、小さい子供が起こす自家中毒は、 「周期性嘔吐症」とか「アセトン血性嘔吐症」とも呼ばれます。

めまい・立ちくらみ
子供はの身体は、低血圧気味であることが多いといわれます。 そのため、朝礼などのような長時間立っていたりすると、立ちくらみやめまいを起こすことがあります。 自律神経機能の失調が原因とされているのですが、低血圧の子供の10人〜20人に1人は 「起立性調節障害」であるとされます(違う話になるのでここでは省きます)。

自家中毒に腹痛、それに めまい。子供の頭痛についてのお話なのに、別の症状が割り込んできました。 一筋縄ではいかないことが、おわかりいただけたでしょうか。その理由は以下で。

■ 片頭痛の原因

大人の場合、偏頭痛の原因は、次のとおり。

 ストレス
 カフェイン
 天候・環境の変化
 生理
 疲れ過ぎ
 食事を抜いた
 睡眠習慣の変化

子供に、カフェインや生理というケースは当てはまらないですが、そのほかの原因は共通しそうです。 このうちの「疲れすぎ」や「食事を抜いた」「睡眠習慣の変化」などは、親や周囲に責任があります。 良い環境を十分に与えてあげてください。

■ ストレス
さて、片頭痛の発症はストレスとも関連してします。 子どもにも、子供なりのストレスをかかえています。 学校がストレスになっていることも多いこおから、 学校に行かなくよい土曜や日曜などは比較的元気だったりします。

「 学校がある日にかぎって発症! 」

学校がストレスの子供は、月曜日から金曜日の学校に行く日に、片頭痛を発症しやすくなります。 ウソではなく、本当に頭が痛いのですが、親や、学校の先生に理解してもらえません。 怠けているとか、勉強するのが嫌なんじゃないかと疑われてしまうこともあるようです。

■ 直接の原因って?
偏頭痛を起こしている直接の原因は、体内物質にあります。 それは、血液から放出される神経伝達物質「セロトニン」が関係してるといわれています。 「頭が痛い」から「偏頭痛」と言うのですが、子供の反応はかなり異なることがあります。 それが「セロトニン」の影響によるものです。

セロトニンは、心のバランスを整える作用のある伝達物質です。 身体の中のセロトニンのうち、約90%は小腸の粘膜の細胞内にあって、 消化管の働きに作用していると考えられています。残る 8% は血小板にあり、 脳内の中枢神経に存在するのはたったの 2% ほどです。 セロトニンの働きが鈍ったり不足したりすると、うつ病などの精神疾患にかかります。 逆に、濃度が高くなりすぎると中毒症状が現れます。

大人も子供も、原因は同じ「セロトニン」にあります。 大人の「片頭痛」は頭が痛みます。子供の「片頭痛」では、嘔吐や下痢だけということが起こります。 頭痛がないのに「片頭痛」という、おかしな症状が起こりうるのです。

セロトニンは、小腸などに多く存在します。また、子供の脳は未発達です。 そうした関係から、子供の「片頭痛」では、頭の痛みが生じにくい代わりに、 お腹の痛みだけ強く出てしまうものと考えられています。

■ 子供の頭痛の予防法

子供はよく片頭痛にかかります。症状によっては大人以上に痛いしツライのです。 では、頭痛を避けるにはどうすればいいのでしょうか。片頭痛の大きな原因は、ストレスなどでした。 ほかにも、環境や空腹も原因に挙げられていましたね。 偏頭痛をおこす環境を無くせば、予防になりそうです。それぞれについて、予防や対策を考えます。

1 環境
片頭痛はなにかの刺激を受けて起こることがあります。普通の人であれば何でもないことが、 特定の人にとっては過敏に感じてしまい、痛みとなって現れるのです。それは光だったり音だったり、 臭いだったります。「光過敏」「音過敏」「におい過敏」というのですが、このような刺激を受けると、 症状が顕著に現れます。

炎天下の空の下にいる。隣で工事をしている。臭くないけど強めの匂いがする。 こうした環境は、片頭痛を誘っていることになります。片頭痛発作の最中なら、 症状をますます悪化させることにつながります。

強い太陽の光や、眩しいライトの光を浴びたり、騒音の激しいところに居たり、 強い臭いなどは避けるようにしてください。具体的な防御法としては次のようなものが考えられます。

・サングラスをかける
・人ごみや雑踏を避ける
・電車などは空いている時間に利用する

テレビのアニメ番組では、「部屋を明るくしてみましょう」というテロップがでます。 言葉にしたがって、刺激をできるだけ少なくしたほうがいいでしょう。テレビゲームもやりすぎに注意です。

とは言うものの、全部をやめさせてしまうと、子供にストレスが溜まります。 バランスをとって、気をつけて欲しいところです。

2.空腹
朝食を抜いたり、ほんの一口だけ食べて学校や幼稚園に行ってませんか。 それでは、お昼ご飯までにはお血糖値が下がってしまいます。血糖値の低下は、片頭痛の一因となります。

空腹は、頭痛のおこりすい状態にあるのですが、体を動かす体育などの授業は最悪となります。 外に出て太陽の光を浴びたりすれば、さらに頭痛発作を起こしやすくなります。

有効な予防方法は、たったひとつ。お腹を空かさないようにすることです。 また食べ物によっても、片頭痛の状態がよくなったり悪くなったりします。栄養とも関係があるのです。

■ 食べ物と偏頭痛

「片頭痛を誘発」または「偏頭痛を抑える」いわれている食品があります。 誘発する食べ物は採りすぎに注意し、抑える食べ物は積極的に食べてさせてください (ほかの病気との兼ね合いには注意のこと)。

片頭痛を誘発する食品
 チョコレート
 チーズ
 ハムやソーセージ
 化学調味料

摂取すると良いといわれている食品

・マグネシウムを含む食品
  大豆
  ひじき
  ワカメ
  かつお
  いわし
  ほうれん草
  ・・・など

・ビタミンB2を含む食品
  レバー
  うなぎ
  いわし
  ぶり
  牛乳
  卵
  ヨーグルト

結局のところ、手作りの家庭料理を普通に食べさせてあげれば、バランスよい栄養がとれるということです。 うなぎのような、高級食材を毎日食べさせるわけにはいかないでしょうが、出来合いのコンビニ弁当でなく、本当に普通で良いのです。 お菓子の食べさせ過ぎには、気をつけてください。

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