足の裏の痛みや違和感、原因や病気を考える

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足の裏の痛みや症状について

足にはいくつもの部位があります。モモ、ヒザ、フクラハギ、かかと、つま先。身体を支える機能が分けられ、それそれ固有の役目をもっており、同時に特有の病気があります。これは足の裏も同様で、足の裏に痛みがあるのなら、その「裏」には、さまざまな病気が隠れています。

人間を支える最下部なのですが、発症は足が関係する病気だけに留まりません。
脚の裏には、身体の、ほかの病気のサインが隠されている場合もあるのです。

足の裏が痛い? 原因が足とは限らない

人間は2本の足で立って動く動物です。肝心な移動手段である足の裏を痛めてしまえば、走るどころか歩くことも、立っていることさえ辛くなりいます。仕事や生活にも支障がでてしまいますね。足の裏が痛いときは、ただ単に痛いだけではないかもしれません。つま先が痛む、かかとが痛む、土踏まずが痛む、部位によって症状はいろいろです。原因がわかることで、早期に発見できるかもしれません。では、どんなときに足の裏は痛むのでしょうか。

足底筋膜炎

足底筋膜炎とは、足の底の筋膜が炎症を起こす症状です。さまざまな筋肉がある足の裏は、複雑に交差した筋肉を包むように「足底筋膜」という膜に包まれています。

症状を一言で言えば「足の裏が痛くなる」こと。しかし、同じ足底筋膜炎の症状の人はほとんんどいません。一人一人痛みの起きる箇所や痛みが起きる動作が違うのです。それでも代表的な症状として7つが挙げられます。

 動きはじめる一歩目が痛い
 歩くと足の裏やかかとが痛くなってくる
 足が地面に着く瞬間や離れる瞬間が痛い
 立ちっぱなしでいるとだんだん痛くなってくる
 足裏がしびれてくる感じがある
 足裏や指の付け根に常に違和感がある
 足裏に押すと痛い場所がある

痛みが起きる場所は主に、土踏まずの始まり付近・中間・終わり付近の3ヶ所ですが、足の裏が痛いとほとんどが足底筋膜炎と診断されます。 また、同じ症状であっても、医師によっては「足底筋膜炎」と診断したりしなかったります。

病名では「炎症」の扱いなのですが、身体を休めても湿布を貼っても、なかなか治りが遅いシツコイ炎症です。炎症というよりも、「足の裏の筋肉の膜」が硬くなっている。という方が認識として正しいかもしれません。

足裏の筋肉や筋膜は、歩くとき、走るとき、足を地面に着けるときに、ギューッと引きのばされます。本来このときに、痛むことはありません。でも足底筋膜炎にかかると、柔軟さを失って硬くなった筋肉や筋膜が、強く引きのばされて痛みを感じるのです。痛みをなくすためには、足底の柔らかさを取り戻す治療が必用です。

扁平足(へんぺいそく)

土踏まずがない状態の足です。普通なら中央付近は凹んでいるものですが、凹まないで平らになっているのが偏平足です。赤ちゃんは、土踏まずに脂肪がついているために扁平足ですが、歩くことによって土踏まずが形成されていきます。3〜4歳頃くらいまでに治っていき、8〜10歳頃には土踏まずのアーチが形成されます。しかし、その時期に土踏まずができないのが扁平足なのです。

扁平足になると、歩き方が変だったり、転びやすかったり、疲れやすかったりします。ヒザが変形するなど、足腰の障害の元になるため、早い段階での治療が必要です。

扁平足の治療は足の運動が中心となります。足の指をしっかり使って歩いたり、土踏まずの部分をマッサージしたり、足の指で物をつかむ等、足の裏を積極的に使うことで徐々に土踏まずが生まれ扁平足が修復されていきます。

外反母趾(がいはんぼし)

外反母趾とは足の親指が外側に反った状態になること。親指が小指側に向かい、親指の付け根の部分が身体の内側に飛び出すように変形してしまいます。上から見ると「くの字」の様な形なっていきます。足の親指が小指側へと変形してしまい、歩くだけでも痛みを伴うなら外反母趾の可能性があります。

原因になるのは遺伝や運動不足ですが、最も大きなのはハイヒールと言われてます。無理な形状で体重を支えてしまうことで、足先に負担を強いてるのです。女性に多いのはこうしたことによります。

外反母趾は、足先だけでなく身体の他の部位にも影響を及ぼします。腰痛や、肩こり、膝の痛みや頭痛、そうした症状も、多少なりとも原因になっていることがあるのです。早期発見、早期治療することで重症化させないようにすることが重要です。重度になると手術が必要ですが、軽い段階ならば、靴を替えて正しい歩き方で治すことが可能です。

ちなみに、足の小指が親指側に反った状態になることを内反小趾と言います。

痛風(つうふう)

風が吹くだけでも痛みを感じるという。それがそのまま病名となった「痛風」。40代前後の男性に多く見られ、最近では若年化の傾向にあります。痛くなるのは足の親指の付け根あたり。赤く腫れて強い痛みが走ります。

痛風になる原因は尿酸という物質。尿酸は正常な状態なら、尿などから排泄されますが、尿酸値が正常値を超えてしまうと、体内に徐々に蓄積されていきます。血液に溶けきれなくなった尿酸はやがて結晶化し、関節の内面に沈着。それを白血球が異物と見なし攻撃するのです。痛風の痛みが走るのは、この攻撃のときだといわれます。

痛風になって怖いのは、合併症です。腎障害や尿路結石、脳血管障害なども引き起こし最悪死に至ることもあります。痛風は激痛を伴う病気ですが、これすら異変の前兆です。初期症状のうちに治療を行いましょう。。

魚の目(うおのめ)

サカナの目のような形からウオノメと呼ばれていますが、正式には鶏眼(けいがん)です。魚ではなく鳥なんですね。男女関係なくなる魚の目ですが、女性の方が多くなりやすいです。初期症状では皮膚が硬くなって真ん中に芯ができます。悪化するとその芯が神経にまで到達するので、刺激を受けると強い痛みを感じるのです。

魚の目の原因は、足の裏の皮膚を圧迫です。具体的には、サイズの合っていない靴、ハイヒール、つま先の狭い靴などを履いて、硬い地面を長時間歩いたり、立ちっぱなしでいたりすると、魚の目になりやすいのです。

歩き方が原因になることもあります。姿勢が悪かったり重心が偏った立ち方や歩き方をしていると、足の裏の一部に強い圧力がかかって、魚の目の元になります。また、外反母趾が原因になることもあります。

治療としては、芯の部分を完全に除去すること。市販治療薬で治ることも多いのですが、大きかったり芯が深くなっている場合は皮膚科で診断してもらうようにしましょう。自分で無理矢理引っこ抜くと、そこからバイ菌が入って、面倒な事態を引き起こすことがあります。

足の裏のほくろ

メノラーマという病気があります(メラゾーマではありません)。 皮膚がんの一種で、転移してから死亡率が高い癌のひとつです。 ほくろの癌と分類されます。 皮膚のメラニン色素(メラノサイト)をつくる細胞が癌化した腫瘍です。 メラニン色素が大量に生産されてる場合が多いことから「黒色腫」と呼ばれますが、 黒ではなく薄いものもあります。

どこにでも発生するのですが、足の裏にできるケースは多いようです。発症の多い年齢は30歳くらいとされてますが、14歳くらいで見つかることもあります。いずれにしても若い人に多いガンです。 大きなほくろを見つけたら、メノラーマを疑ってください。目安は鉛筆の直径サイズ。鉛筆の裏をあてたときそこからはみ出るようならば、病院へいきましょう。

モートン病

足の中指と薬指の付け根あたりが痛くなったり、しびれたりする病気です。発見者「トーマス・G・モートン」の名前からとってます。男性よりも女性が発症する割合が多く、30〜40歳くらいに多い傾向があります。最近では20代女性も増えてきてます。

痛みやシビレはあっても、腫れたり赤くなったりといって身体の変化はありません。そのまま放置してしまう人もいますが、症状が悪化してくると足のバランスが悪くなります。膝痛や腰痛、肩こりなどの原因にもなります。「つま先立ちをして痛みがある」のならモートン病の可能性があります。

原因についてはまだはっきりと解明されていません。でも、傾向として窮屈な靴が挙げられます。サイズの合っていない靴を履くことで、足の神経まで圧迫されてしまうのが要因と推測されてます。幅の狭い靴やハイヒールなどを履くことが多い方に多い病気なのです。

治療法というか対策は、他の足の痛みと一緒です。靴が合っていないことが問題なので、ハイヒールや幅の狭い靴など窮屈な靴をなるべく履かないようにしましょう。また、開帳足(足の甲が横に広がり平らになってしまった状態)も原因のひとつと考えられています。ぺたぺた歩きの方は土踏まずを改善しましょう。まだまだ謎の多い症状モートン病。早期に病院での診断が大切です。

糖尿病でも足の痛みが

日本人の5人に1人が予備軍と言われている病気が糖尿病。完治はしないので、症状の進行を止めたり、うまく糖尿病と付き合っていくしかありません。

糖尿病で一番怖いのは、合併症です。高血糖の状態が続いてしまうと、手足の血行が悪くなり、悪化していくと壊疽が起こり最悪手足を切断することもあります。また視力が低下してしまい、失明に至ります。腎臓に影響がでれば人工透析が必要になります。他にも心筋梗塞や脳卒中、肺炎、ED、膀胱炎などさまざまな合併症を引き起こす原因となるのです。

最初に症状が現れやすいのが足です。違和感が出始めて、ぶつけてもいないのにピリピリと痛む、足がしびれたり、冷たくなる、つりやすくなる、ケガをしたら治りにくいなどの症状が現れてきます。

もしもこのとき、外反母趾や痛風や水虫などの病気を併発してしまうとどうなるのでしょうか。症状が治らないため壊疽が起きてしまうのです。壊疽は皮膚や神経などを腐らせる症状。切断しなければ命に関わります。

糖尿病を完治する治療は見つかっていません。しかし、薬を飲まなくても良いくらいにまで回復することもあります。基本的なことですが、生活習慣を見直して、食生活の改善、普段から不摂生な生活にならないよう心がけましょう。

足根管症候群とは?
手根管症候群の足バージョン。かかと・足の裏に通っている神経(後脛骨神経)が圧迫されたり損傷することによって、足首、足、つま先の痛みやしびれが起こる状態です。「後脛骨神経炎」ともいいます。 両足が同時にシビレることはなく、足の甲や上の方に昇ってきても違う病気です。 坐骨神経痛や、足の血流障害と思われていた足のしびれが、足根管症候群であったということがあります。

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