食欲がわかない症状の病気や原因

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食欲がでない病気とは

「食欲がわかない」経験はないでしょうか。感動で胸がいっぱいとか気分が落ち込んで、食べたくないこともありますが、症状としては「食欲不振」にくくられます。
身体が食べ物を受け付けない理由は、気分的な原因でなければ、病気や歯の痛みで食べるのがツライケースが大勢を占めると思われます。
ほかにも、忙しくて食べる時間がないなど、食習慣そのものが原因になっていることもあります。 仕事が忙しく睡眠さえとれない日が続いた結果、疲労やストレスが蓄積され、 食欲不振に陥ることがあります。
食は生命に欠かせない営みです。 病気であれライフスタイルであれ、食べられなくなるのは大きな問題です。

■ 食欲がわかない・減退するとき

「食欲がわかない」のは全身症状の一つであり、なんらかの病気によって引き起こされます。 「体調が優れなくて食べたくない」ケースも多いのですが、 病気が隠れていたことが原因だった、という場合も負けずに多いものです。 「食欲不振」となるよくある原因は、胃の疾患・肝疾患・腎疾患・結核性疾患・熱性疾患など。
また精神的なことも食欲の低下のキッカケになります。恐怖・苦悩・悲哀・憤怒などといった 大きな心の動揺は、活動の源である食欲さえ抑えこんでしまうのです。

食欲不振には、おおきく2つの原因が考えられます。 それは「日常生活が原因」となる場合と、「病気が原因」である場合です。 もっとも多いのがストレスや生活習慣ですが、胃腸が疲れるなどの消化器の機能低下も 食欲不振を招きます。

■ 日常生活から考えられる原因

○ 精神的ストレスと身体的ストレス
精神的なストレスとは、人間関係や仕事のプレッシャーといった、心の悩みや不安のことです。 子供ならば、両親の不和などの家庭環境が悪い状態が、かなりのストレスになります。 身体的なストレスとは、過労、事故、怪我、さらには音、光、温度などです。 こうした心身への負担が続けば、自律神経の交感神経が過剰に刺激されて、 消化吸収を促進する副交感神経の働きが抑えられてしまいます。
その結果、食欲が起こりにくくなるわけですが、 心がリラックスできないため、食事を受け付けない状態に追い込まれているわけです。

○ 運動不足・睡眠不足からおこる不規則な生活習慣
食欲の起きる仕組みはこうです。人間は、体のエネルギーが不足すると、 「食事をとってエネルギーを補給しろ」と、脳から指令が出ます。普通ならこうして食欲がわきます。

運動が不足すればエネルギーが消費されないので、補給の必要性が低下します。 身体にはエネルギーがああるので、食欲がわかなくなります。 また、睡眠不足などによる不規則な生活を続けていると、自律神経が乱れ、 胃腸の不調や食欲不振を引き起こします。こうした悪循環が食欲不振を招くわけです。

○ 夏バテによる消化器の機能低下
高温多湿の環境が続くと体が対応できなくなります。 体温調整がうまくいかなかったり、過剰な発汗によって体の水分が不足します。 ひどくなると、「夏バテ」といわれる体調不良をおこします。 自律神経が乱れるので、消化器の機能が低下して、食欲不振に陥ることがよくあります。

○ 妊娠
妊婦の50〜80%は、妊娠初期「つわり」を経験するといいます。 「つわり」とは、朝の空腹時などに気分が悪くなり、食欲不振やにおいに敏感になるなどの症状です。 吐き気の程度は個人差があり、ひどい場合では強い嘔吐に苦しむことがあります。 つわりの原因は、ホルモンのバランスの変化や心理状態が関係しているのではないかと考えられています。

○ アルコールの飲みすぎ
体内に入ったアルコールは肝臓で代謝されて解毒されます。 アルコールを飲みすぎる生活を続けていると、肝臓の働きが低下していきます。 やがてそれが、吐き気や全身の倦怠感などがあらわれ、食欲低下へと繋がります。 さらにアルコールの多い生活を続けていると、胃や膵臓にも負担がかかり、 しょっちゅう炎症を繰り返します。

○ 高齢化によるさまざまな要因
歳を重ねていくと、動くのがおっくうになります。 加齢とともに運動能力が低下するので身体が重く感じます。そして動くのがツライから運動不足になる という悪循環で、運動機能は低下していきます。 さらに、義歯による噛みづらさや亜鉛の摂取不足による味覚障害などの要因も、食欲不振を増幅します。 ほか、お年寄りの一人暮らしやうつ傾向などの精神的な孤独感も食欲不振の要因の一つになります。

○ 食欲不振の原因となる疾患
胃腸や肝臓、胆のう、膵臓などの消化器に炎症や潰瘍、腫瘍などの疾患が起きたときや、 胃下垂・胃腸虚弱により機能が低下したときに食欲が低下しやすくなります。 消化器以外では、さまざまな臓器の悪性腫瘍、心不全、腎障害、甲状腺機能低下症、 脳出血などの脳の疾患、風邪やインフルエンザなどの感染症の他に、 神経性食欲低下やうつ病などの精神的な疾患など、多くの疾患が食欲不振の原因となります。

■ 子供の食欲不振

食べ盛りのはずの子供の食欲がなくなるのは、大人と同じく身体的要因と精神的要因です。親は子供が心配なあまり、過干渉になりがちです。栄養が偏る・成長に影響がでるという心配から、ついつい食事を強要しがちになることも多いのでは。

どんなことであれ強制されるのは楽しいはずがありません。食事の強要そのものが食欲の減退につながることもありますので注意が必要です。食欲不振の原因はこれだけでなく、本当にさまざまです。

身体的な異常がないのであれば、対策としては食事そのものが楽しくなる環境を作ってあげることに尽きます。楽しみながら一緒に作るのよいでしょう。スタンスとしては、食事を食べさせるではなく、食事を一緒に楽しく食べるという気持ちが大切です。また、味覚についても子供と大人では異なります。「こんなに美味しいのになぜ食べないの」は、子供には拷問です。

・身体的要因
 健康の問題  口内炎・ノドの痛みなど
 運動が不足  家の中でゲームばかり
 おやつの食べすぎ 大人と同じ感覚では多い
 生活リズムの乱れ 食事時間の不安定・睡眠不足

・精神的要因
 悩み、ストレス
 食事の時間が楽しくない
 食事の強要によるストレス
 食事の味がキライ
 色などの見た目が悪い

・子供が食欲不振になったときの解決策
どのような小さなことでもあっても達成感というのは人を成長させます。たっぷり用意した食事を「余した」と怒るより、少ない量を用意していて、全部を食べられたら褒めることをしましょう。「全部、食べられた」という達成体験は次の食欲を生むのです。食事に達成感をもってもらうためには、おやつの食べ過ぎには気をつけてください。どんな子でも、お腹に入る量はだいたい決まってます。食事とおやつの時間をしっかり空けて、運動もさせるようにしましょう。

なにより必要なことは食事の環境。食卓が楽しければ、つうつい食事がすすむものです。食事の色あい、食事の内容も大切ですが、懲りすぎも「せっかくつくったのに」という気持ちの押し付けになりそう。むしろ団欒が大切なのです。

■ 食欲不振をともなう疾患

食欲のなくなる病気として代表的なのが「胃炎」です。

胃炎になる原因の約8割がピロリ菌の感染といわれます。 その他、非ステロイド性抗炎症薬の副作用や慢性的なストレスなども原因になると考えられています。 慢性胃炎とは、胃の粘膜が弱まって、炎症が繰り返されて治りにくくなっている状態が「慢性胃炎」です。 腹部膨満感、胃もたれ、胃痛、胸やけ、吐き気、げっぷなどの症状が慢性的に繰り返され、 食欲不振となります。また、胃炎が胃潰瘍へと進行することもあります。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍でも、食欲は低下します。 これは、ピロリ菌や非ステロイド性鎮痛剤が原因とされてますが、ストレスなども原因となります。

怖いところでは、胃がん。一般的なところでは風邪やインフルエンザでも、食欲が低下します。 そのほかにも、注意したい病気がいくつもあります。

 甲状腺機能低下症
 神経性食欲不振症
 拒食症
 うつ病
 亜鉛欠乏症
 アジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)

■ 日常生活でできる予防法

○ 規則正しい生活をおくる
夜ふかしをしたり、朝食を抜いたりすると体本来のリズムが狂います。 自律神経のバランスが乱れて食欲も低下します。1日3食を、できるだけ決まった時間にとり、 早寝早起きの習慣をつけて、生活のリズムを整えましょう。 とくに食欲不振を招きやすい夏バテを防ぐには、疲れを溜めないことが一番の解決策。 寝る前にはぬるめのお風呂につかり、暑くて寝苦しいときは頭部を氷枕で適度に冷やせば、 深い眠りが得られて疲れが解消します。

○ 気分転換で、ストレスをためない
精神的なストレスが続いてしまうと、食欲不振になってしまいます。 ストレスの元になっている悩みや不安は、まず話すこと。 誰かに相談するなどして、早めに解決するように動きましょう。
同時に、ストレスの解消に有効なのは気分転換。 自宅では、読書や音楽鑑賞など、とにかく自分の好きなことをします。 短い時間でもいいので、リラックスできるひとときを過ごしましょう。

○ 適度な運動を続ける
人間は「動物」です。動く生き物なのです。 体を動かすと、エネルギーが消費されるばかりでなく、気分もすっきりし、 自然に食欲がわいてくるものです。 また、定期的に運動を行うことは生活リズムも安定するので、食欲を感じられるようになります。 難しいことは考え巣に、まずはウォーキングなど、マイペースでできる運動を続けましょう。

○ アルコールは適量を守って、休肝日をつくる
アルコールを飲みすぎると胃や肝臓などに負担をかけてしまい、食欲不振を招きます。 アルコールを飲むときは自分の適量を厳守します。週に2日はアルコール抜きの日にします。 空腹状態での飲酒は避けます。空腹にアルコールを入れると、 胃の粘膜が刺激されて胃炎などを引き起こします。 つまみ類を食べながら、ゆっくりと楽しむことを心がけます。

食欲不振の対処法

食べたくないとき
食欲のないときは、無理に食べようとしないで、消化の良い食べ物を少しずつ食べるようにします。 食欲が減退しがちな夏は、量より質に重点を置きます。 疲労回復に効果的といわれる食材は、玄米、豚肉、ウナギ、豆類、ねぎ、山芋など。 家族や仲の良い友人とテーブルを囲んだり、食材の配色や盛りつけ、レシピに工夫をすることで、 食欲が出てくることもあります。

食べすぎ飲みすぎなどで胃腸の調子が悪く食欲がないときは、市販の胃腸薬も有効です。 ストレスなどで気分がふさぎ、胃腸の症状や食欲不振が起きている場合は、 健胃消化作用のある生薬が配合された漢方処方の胃腸薬が効果的です。

食欲不振が長引とき、胃腸や内臓が原因のようなら、内科や胃腸科・消化器科を受診します。 神経性食欲不振症ならば、心療内科で相談してみましょう。精神的なケースでは家族の気配りが大切です

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