眠気を異常に感じるとき。その原因や病気について

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睡眠の病気って?

私たちの身体は、夜がくると生態活動が鈍化し、瞼がおもく下がるようになってます。 これは体内時計が関係しておこるもので、きわめて自然な睡眠への衝動です。

夜間の睡眠は人間にとって必要不可欠なものですが、 朝や日中であっても眠くてどうしようもなくなることがあります。 昼間に眠いのは「睡眠不足」か「病気」が原因です。 睡眠不足の覚えがあるなら、夜に無理やりでも眠るようにします。

夜間に規則正しくきちんと眠っていても眠気が襲ってくるようなら、 なんらかの病気である可能性があります。

■ 過眠症について

夜中に、きっちり眠っているにもかかわらず、昼間、眠気に襲われることがあります。 打ち合わせの最中や車の運転といった、決して眠ってはいけないときでさえ、眠気に負けてしまう。 これは、いわゆる「過眠症」というものです。

日中の眠気や居眠りといった過眠症状は、さまざまな原因によっておこります。 睡眠関連呼吸障害・中枢性過眠症・概日リズム睡眠障害・睡眠関連運動障害。 こうした睡眠障害は、どれもが過眠に繋がると考えられています。 過眠をおこす代表的な病気には、次のようなものがあります。

 ナルコレプシー
 睡眠時無呼吸症候群
 反復性過眠症
 特発性過眠症
 むずむず脚症候群
 周期性四肢運動障害
 概日リズム睡眠障害
 身体疾患や精神疾患に伴う日中の過眠
 薬の副作用
 不適切な睡眠衛生

それぞれについて、概略をお話ししますね。

○ ナルコレプシー
代表的な過眠症のひとつです。居眠り病とも呼ばれ、 思春期から青年期にかけて多発します。 原因は、オレキシンというホルモンの不足だとされています。 頻繁に、我慢できない突然の眠気が襲ってくるという、とても危険な病気です。 この眠気は強烈で、時と場所を選ばない恐さがあります。 1対1で話をしているときや食事をしているときなど、 普通なら考えられないシチュエーションでさえ、いきなり居眠りをしてしまいます。

ナルコレプシーが特徴的なのは、人によっては眠気以外のことがおこるということ。 金縛りや寝入りばなの幻覚。大笑いしたり得意になったり興奮したりしたとき、 筋肉の力が突然抜けてしまう発作(情動脱力発作)などの症状が現れたりします。

中高生に多いこともあり、単なる居眠りと思われてそのまま放置されてしまうケースも多いようです。

○ 睡眠時無呼吸症候群
閉塞性と中枢性がありますが、社会的にも問題となっているのは 閉塞性睡眠時無呼吸症候群のほうです。 これは、大きないびきが特徴です。睡眠中、呼吸が停止する「無呼吸状態」を何度も繰り返すことで、 睡眠の質が悪化し、慢性的な疲労感と日中の眠気に悩まされます。 ナルコレプシーと同様、代表的な過眠症です。

○ 反復性過眠症
青年期に多く発症する過眠症。過眠状態が、昼も夜も無関係に、 数日間から数週間程度続く状態を繰り返します。周期的に続くことから周期性傾眠症とも呼ばれます。 クライネ レビン症候群・月経関連過眠症という亜型もあります。

 クライネ・レビン症候群
   傾眠期(うとうとしている状態)のときに過食する過眠症

 月経関連過眠症
   月経の周期に合わせて眠くなる起こる過眠症

○ 特発性過眠症
日中の、過度の眠気の発作です。ヒスタミン神経系の伝達が低下している可能性があるといわれますが、 解明はされてません。「短時間のはずの昼寝が、1時間以上眠りっぱなしで、 目覚めたときに頭がぼんやりした状態が持続」というケースが一般的です。 情動脱力発作は起こりませんが、立ちくらみや手足が冷えるなどの自律神経症状を伴うことがあります。

どちらかというと、他の過眠生に該当しない過眠症は「特発性過眠症」と、診断されるようです。

○ むずむず脚症候群
夜、安静にすると、主にふくらはぎなどに「むずむずする」「虫が這うような不快感」 などの感覚が起こります。じっと寝ていることができなくなるわけです。 あまりにムズムズ気になり過ぎて睡眠不足が続いてしまい、日中に眠気が起こるという病気です。 脚をたたいたり歩き回ったりなど、足を動かすと、違和感が改善する特徴があります。 夜中に目覚めたとき、ムズムズが始まって寝付けなくなることもあります。

○ 周期性四肢運動障害
睡眠中に手足が、ピクンピクンと周期的に動きます。特に下肢に目立ちます。 この動きによって睡眠が妨げられて、日中に眠気がさします。 本人がわからないまま脚が動いてしまって眠りが浅くなっていることもあります。 寝相が悪い場合は要注意ですね。加齢によって起こりやすくなります。 「夜間ミオクローヌス」とも呼ばれていました。

○ 概日リズム睡眠障害
体内時計が狂うことによる睡眠障害全般を「概日リズム睡眠障害」といいます。 1日のうち、覚醒している時間と睡眠の時間のリズムがズレがあることで、 日中に過度の眠気が生じたり、真夜中に目がさえてしまうなどの障害が起こります。 これは、睡眠・覚醒リズム障害、サーカディアンリズム睡眠障害とも呼ばれます。

リズムが正常であれば、朝の光に刺激をうけて体内時計が同調します。 このとき、1日を24時間と認識して毎日規則正しい覚醒と睡眠の周期を構築します。

しかし本来は、人間のもっている覚醒と睡眠の周期は約25時間。 「概日リズム睡眠障害」にかかると、「朝の光」を受けても目を覚ましません。 元々持っている、25時間リズムが優先される状態になり、起床時間と就寝時間が、 毎日およそ1時間ずつ後ろにずれてしまうのです。
体内時間に引きづられると、自分の意思で規則正しい生活を送ることができなくなります。

概日リズム睡眠障害は、職業や長距離の移動、ズレ時間の前後によって、複数の症状に分類されます。

 交代勤務睡眠障害
 睡眠相前進症候群
 睡眠相後退症候群
 ジェット時差症候群
 非24時間睡眠覚醒症候群

○ 身体疾患・精神疾患に伴う日中の過眠
身体疾患や精神疾患は、ときとして様々な睡眠障害を起こします。 日中の眠気を起こしやすいとされる代表的病気が、うつ病やパーキンソン病。 うつ病の場合、とくに日中に強い眠気が生じやすいと言われているのが「季節性うつ病」。 日照時間の影響で発症する病気なので、体内リズムの乱れが眠気の原因とみられてます。

○不適切な睡眠衛生 
睡眠衛生という言葉があります。 日常生活で規則正しい生活をして、十分な質の高い睡眠を得るように実行することです。 睡眠の環境を見つめなおして、よく眠れてよく起きられる状況を整えるよう、専門医が指導したりします。 寝室の環境やコーヒー摂取なども、睡眠衛生のひとつです。 睡眠衛生が不適切だと、過眠や不眠などの睡眠障害が起こります。
一言でいうなら、不摂生を繰り返すと睡眠が不安定なものとなり、過眠症に陥るわけです。

○ 薬の副作用
病気になったときに体調を整えるのが薬の役目です、 しかし、種類によっては過眠症を引き起こすものが存在します。 抗ヒスタミン薬、抗てんかん薬、抗精神病薬。これ以外にも多くの薬は、 副作用として眠気が伴うものがあります。

■ 消化と眠気との関係

食べた後というのは、なせか瞼が重くなるものです。この、食後に眠くなるのはなぜでしょうか。 食後にやってくる眠気は、消化吸収のために血液が胃腸へ集中しするためにおこります。 血液の量が多いほど活動が活発になります。血流が低下した脳は、活力が鈍って眠くなるわけです。

消化の最中は、その活動を支えなければいけないので、胃腸の弱い人ほど、 消化吸収に血液が必要となります。食後、極端な眠気があるようなならば、胃腸虚弱、 身体虚弱の傾向を持っていると考えたほうがよいでしょう。

もしも、あまりに度を越えて眠くなり、食後の仕事でのミスが多くなるようなら、 単なる胃腸虚弱ではないことも考えられます。

○ 食事の注意点
消化の良いものを、腹八分程度に食べるのが、眠気の原因を抑えるポイントです。 しかしそれではパワーが出ない、という場合は、消化が良くても栄養価の高い食材がおすすめです。
例えば、玄米、鶏肉、長いも、豆腐などは、消化も良く、栄養価も高い食品です。

○ 胃腸を強くする方法

日中の眠気を抑えるために胃腸を強くしたい。それであれば、 漢方薬による体質改善が効果的かもしれません。もっと大きく捉えて、 体全体を丈夫にするつもりがあれば「運動」です。毎日少しでもいいので運動して、 自律神経を整えることが大切です。

最初は、1日10分程のエクササイズ・ストレッチを目標に。ラジオ体操でもいいですね。 歩いて通勤・買い物をするなど、無理のなり範囲で始めることです。

睡眠不足を自覚してるなら、この方法

日中に眠気を感じたときに「睡眠不足だなぁ」と自覚しているでしょうか。そうなら、自覚ない人に比べると話はカンタンです。とにかく睡眠不足さえ解消できれば、眠気がなくなるのですから。もっとも、その「睡眠確保」そのものが、カンタンでないかもしれませんが。

そうした「忙しくて長い睡眠時間がとれない」という方は、発想を変える必要があります。時間ではなく、「短時間で深く寝る」方法を試してみてください。睡眠を充実させるための、やったほうが良いこと止めるべきことがあります。いくつかお紹介しますので、できるだけ多くやってみてくださいね。

部屋の灯りを消すこと
 寝る直前まで明るい部屋では深い眠りが得られません。脳の興奮が収まりにくいので、眠りが深くなるまでに時間がかかるのです。これを解消するには、眠る数時間前から、部屋は薄暗くしておくこと。仕事や勉強で照明が必要であっても、最低限の照明で我慢です。興奮が早く鎮まり、すぐ深い眠りに早くたどりつくことができます。

寝床で読書やスマホをしない
 とにかく布団に入ったのならすぐに目を閉じること。布団の中での読書などは寝る前の楽しみですが、毎日やっめましょう。夢中になると、脳の興奮が持続してしまい、短時間で深く眠ることは望めません。

カフェイン摂取を控える
 広く知られていることですが「カフェイン」は頭をすっきりさせる効果があります。夕食時以降は、なるべく、カフェインを含んでる、コーヒーや緑茶などの食品は控えでください。「直前に飲んでも眠れるほうだから問題ない」と思っているのはあなただけです。眠れているつもりでも脳の興奮は残ってます。どうしても飲みたければハーブディーはいかがでしょう。コーヒー等と違い、精神を鎮めて眠気を誘います。

喫煙をやめる
 タバコのニコチンにも、覚醒作用があります。たとえ眠る1時間前に吸っても、寝付きを妨げてしまうほど影響力が強いのです。困ったことに、ヘビースモーカーにとって「吸わないことが睡眠障害を引き起こす」原因になってます。つまり、ニコチン切れでイライラして寝るどころでは無くなるのです。根本的にタバコをやめないと、深く眠るのが難しくなってしまいます。

寝る前のアルコールを控える
 催眠作用があるアルコールを寝酒として飲む人も多いようですね。美味しく飲んで気分よく眠れのは良いことに思えますが、効果には耐性がつきます。同じ量のアルコールはそのうち効果が薄くなり、酒量が増えてしまうというケースも珍しくありません。また体内にないったアルコールは分解する作業が始まるので、少量で問題にならなくても量が増えれば、睡眠を浅くする作用もあります。良く眠れないからアルコールを飲む。でも飲んだせいで良く眠れない。こんな悪循環パターンに陥なないように、睡眠前の飲酒はすっぱりやめましょう。

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