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血尿と尿ガン(尿路がん)について

正常なおしっこぼ色は、やや黄色染みているくらいで無色透明です。それが、寝不足だったり疲れていたり、食べ過ぎていたりすると、度合いに応じて黄色くなったりします。さらには、なにかの病気にもなれば、カラーの濃度が強くなります。

尿の色は「体調のバロメータ」と言われますし、事実、その通りといえます。疲労の度合いが極端に高かったり、病気の種類によっては、単なる色がついた尿どころか、血液が混じる「血尿」となることさえあります。

■ 血尿と色による病気の判断

血尿とは、血液が混入混した状態で排出された尿のことです。混じる血液量が僅かであれば、尿検査でもしないと見つからないのですが、血液の量が多ければ、肉眼でわかるほど赤色または褐色をしてます。このはっきり確認できる状態が「 肉眼的血尿、血液がごくわずかで顕微鏡で見ないとわからない場合を顕微鏡的血尿といいます。 血尿については尿の色と匂いでもお話していますが、ここではもっと深刻な病気について考えていきます。

血尿がでる主な病気と症状

血尿がおこる原因はさまざまです。軽いものなら単なる疲れすぎということもありますが、もっと深刻な病気からの血尿も考えられます。がんなどの腫瘍や、結石、炎症、腎炎(内科的な病気としての)などは、原因として思いつくトップです。とくに腎炎は尿に異常成分がみられる病気の代表ともいえ、浮腫、高血圧、蛋白尿、低蛋白血症などをおこします。

・膀胱がん
高齢の人がとくに気をつけたいのは、膀胱にできる腫瘍である「膀胱がん」です。血尿(はっきりわかる肉眼的血尿)が数日間続きますが、その後に、尿がきれいになってしまうことが多いために、「気のせいか」と病気を見逃してしまいます。血尿に気づいたら、後回しにしないで必ず専門医を受診するのが無難です。ちなみに腎臓、尿管、尿道にも腫瘍ができますが、膀胱に比べれば多くはありません。

・結石
尿路に結石ができると血尿が出ます。しかしこの場合は見た目にわかりにくい血尿(顕微鏡的血尿)のことが多くなります。また一般的には、かなりひどい痛みを伴います。

・膀胱炎
炎症としては多数を絞めているのは膀胱炎です。この場合は、血尿というよりは「尿のにごり」が目立つ感じですね。おしっこする時に痛み走り、また、おしっこ回数も増加(頻尿)することが主な症状です。

・腎炎
腎炎の血尿は、目立たない顕微鏡的血尿のことが多く、若い人に起こります。若い時に腎炎にかかったことがある人は、高齢になってから再発することがあります。

そのほか、男性では前立腺肥大症や、前立腺がんを患ってた場合も血尿が出ます。また、体型的にやせ型の人は、腎臓が呼吸や運動に伴って上下に動きやすい状態(遊走腎(ゆうそうじん)、腎下垂(じんかすい))になってます。腎臓の血流動態が変わることから、血尿が出ることがありますこれは「特発性腎出血」の一種です。

特発性腎出血は、腎臓から尿路への原因不明の出血の総称です。若い人に多く、真っ赤な血尿に驚きますが、数日のうちに収まってしまいます。持続することなく自然になくなるのです。持続しない限りは大丈夫です。毎年の健康診断で血尿を指摘されて、困惑するのがこのケースですね。

高齢者の場合、血尿が治まっても膀胱がんの可能性が残ります。

尿の色からわかる健康の状態

 透明
  水分取り過ぎで薄い尿は健康
  それ以外は腎不全・糖尿病
 黄色
  健康
  ビタミンB2など、風邪薬などを飲むと濃くなることも
 褐色
  水分不足で濃縮された尿は健康
  ビリルビン(肝臓障害など)、
  アルカリ性尿、フェナゾピリジン(尿 路感染症の薬など)
 赤色
  血尿(腎炎・尿管がんなど)、
  ポルフィリン症(ヘモグロビンが上手く作れない病気)など
 赤ピンク
  下剤を飲んだ時(センナ、ラキサトールなど)
 赤茶色
  血尿(酸性尿)、ヘモグロビン尿
 茶黒色
  メチルドバ(高血圧薬)、キニーネ(マラリア薬、ドリンク成分)
 緑色
  インドシアニングリーン(肝機能検査薬)
 青色
  インジゴカルミン(腎機能検査薬)
 白色
  膿尿、乳び尿、細菌尿、脂肪尿

■ 腎盂(じんう)・尿管がん

肉眼でもわかるほどの血尿であれば、腎盂・尿管がんになっている可能性があります。尿管が血液でつまった場合や、がんが周囲に広がった場合などには、腰や背中、わき腹に痛みが起こることもあります。これらの痛みは、腎盂や尿管に石がある「尿管結石」と似ていて、強い痛みが起こったり消えたりします。排尿痛や頻尿が起こることもあります。

がんによって尿管がふさがると、腎臓の中に尿がたまる「水腎症」という状態になります。水腎症が長く続くと、腎臓が機能しなくなってしまうことがあり、これを「無機能腎」といいます。腎臓は2つあるので、片方の腎臓が機能しなくなっても、もう一方の腎臓が機能を補います。腎不全のように、尿の出が少なくなったり、体がむくんだりなどの症状はいわれるほど多くは起こらないものです。

最近は超音波(エコー)検査が広く行われるようになったことから、目だった症状がない段階で検診などで発見される腎盂・尿管がんが増えています。また、水腎症をみつけて精密検査をした結果、腎盂・尿管がんが発見されることもあります。

腎盂・尿管がんとは

腎盂と尿管は上部尿路と呼ばれており、ここにできるがんは「腎盂・尿管がん」という1グループとして扱われます。治療法としても大きな差がないために、両方をまとめて考えることが医学的に一般的です。

腎盂から、尿管〜膀胱〜尿道の一部へとつながる尿路の内側は尿路上皮(移行上皮)と呼ばれる粘膜でできています。この細胞から発生するがんのことを「尿路上皮がん」といい、腎盂・尿管がんのほとんどを占めています。部位的には、腎盂は腎臓の一部です。ですが腎細胞がんは腎臓から発生するがんであり、腎盂・尿管がんとは性質が違ているために、尿管側のグループとして扱われます。

腎盂・尿管がんは、尿路内のいろいろな場所に多発しやすい特徴をもちます。腎盂と尿管の両方にできることもあります。左右どちらかの腎盂か尿管にがんができ、その治療後に反対側の腎盂か尿管にがんが発生するということもごくまれにおこります。

さらに、治療後30〜50%程度で、膀胱にがんが発生することも知られている厄介ながんです。反対に、膀胱がんの治療において、膀胱がん治療後に腎盂・尿管がんが発生することは多くありません。また、腎盂・尿管がんが両側に発生することも多くはありません。

古いデータですが、2015年現在の尿路がん(腎・尿路がん)の死亡数は男性約5,900人、女性約 3,200人であり、がん死亡全体に占める割合は、男性3%、女性2%です。死亡数はやや減少傾向にあり、胃がんや大腸がんなどの比べれば少ない死亡数なのですが、けっして侮れるものではありません。

腎盂・尿管の役割
腎臓は、尿をつくる腎実質という部分と、腎実質によりつくられた尿が集まる腎盂(じんう)という組織からできています。尿管とは腎臓と膀胱をつないでいる長い管のことで、左右に1本ずつあります。腎実質でつくられた尿は腎盂に集まって、排泄のため尿管を通って膀胱へと送られます。

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