かゆみの症状から、病気やその原因をみつける

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かゆみ とは

痒み(かゆみ)とは、身体の表面のつい引っ掻きたくなるムズムズした感覚のことです。 痒いつらさ、それと、かいたときの背徳的な幸福感は、誰しもが知るところです。 カユミは、いつでもどこにでもおこっている気分がありますが、じつは、場所は限定されてます。

もったいぶるほどのことではありませんが、 人の身体のうちでかゆみを感じるのは、皮膚や眼瞼結膜に鼻粘膜などに限られてます。

ここでは、そのうち皮膚(肌)のかゆみについてお話していきます。
目や鼻のかゆみは、いまは横において置きます

■ なぜ、かゆくなるのか?

肌にかゆみを感じる場所は気紛れです。いつでも決まった部分におこるとは限りません。それが背中ということもあれば、腕や足、お腹などの場合もあります。その時々で場所も、カユミ具合も異なります。 理由がなしでもかゆくなる場合がありますが、同じ人のカユミであっても、時期や原因が違うってくるのも、かゆみという症状の特徴です。
疾患以外が原因でかゆみが起こっている場合もあります。 環境が原因となることも珍しくありません。 でも一番多いと思われるのが「皮膚疾患」でしょう。
かゆみの原因となる皮膚疾患には、 次のようなものがあります。

 じんましん
 アトピー性皮膚炎
 皮脂欠乏性湿疹
 虫による皮膚炎
 かぶれ(接触皮膚炎)

それぞれの症状や原因、治療法などについてお話していきます。 より詳しいことを知りたいのなら、詳細な医療サイトなどを検索するのもオススメです。

■ じんましん

強いかゆみの疾患「じんましん」。皮膚が赤くなって感部が盛り上がるのが特徴です。

皮膚の一部が突然かゆくなり、それとともに赤みをおびて部分的に盛り上がります。 しばらくすると消えますが、さらにしばらくすると痒くなる。そんな症状を幾度も繰り返されます。 出始めてから1ヵ月以内を「急性じんましん」と言い、 それ以上続くものを「慢性じんましん」と呼びます。
じんましんの原因は、食べ物やストレス、感染や汗など。 なんでもありと言っていいくらい原因幅が広いのも特徴です。

・ 食べ物
 サバ、マグロ、エビ、カニなどの魚介類
 肉類、卵、乳製品、小麦などの穀類
 野菜、防腐剤や人工色素などの食品添加物など

・ 薬
 抗生物質、解熱鎮痛薬などの他の病気の治療薬

・ 植物・昆虫
 イラクサ、ゴム、ハチなど

・ 感染
 細菌、ウィルス、寄生虫など

・ ストレス
 身体的ストレス、精神的ストレス

・ 物理的な刺激
 皮膚のこすれ、圧迫、寒冷、日光、温熱など

・ 発汗
 運動や入浴、緊張などによるもの

・ 内臓・全身性の病気
 血液疾患、膠原病など

ジンマシンの治療は、原因を取り除くことが大事です。 多少の時間がかかったとしても、原因が無くなればそれだけで回復することがあります。 病院では通常「抗ヒスタミン薬」で治療します。

■ アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、 かゆみの強い湿疹を繰り返す非常に治りづらい皮膚疾患として知られています。 皮膚にかゆみの強い湿疹ができて、その湿疹がよくなったり悪くなったりをずっと繰り返す病気です。 早い人なら、生後たった2〜3ヵ月を過ぎたころから発症することもあります。 症状は、年齢によって変化していき、いつまでも治らないことがあります。

アトピー性皮膚炎は、「アトピー体質」という遺伝的な要素をもっている人がかかります。 要素があるだけなら、湿疹は起こらないのですが、条件が加わることで発症します。 ダニやホコリ、食べ物などのアレルゲン、または乾燥や汗などの環境要因が加わって、 アトピー性皮膚炎が起こると考えられています。

治療は、「ステロイド外用薬」や「タクロリムス軟膏」などの塗り薬で炎症をおさえることが基本です。 「抗ヒスタミン薬」の飲み薬で、かゆみをコントロールしたりします。

■ 皮脂欠乏性湿疹

主に、高齢者に多くみられる皮膚疾患です。秋や冬の乾燥する季節に起こりやすいです。 カサカサに、皮膚が乾燥して強いかゆみを感じます。かいてしまって湿疹化する皮膚の病気です。

皮膚の一番外側に「角質層」は、外部から防護します。 健康な状態であれば水分を保って、外からの刺激が入ってこないようにバリアしてくれます。 皮膚が乾燥してしまうと、角質層にすき間ができます。 水分が蒸発しやすくなると同時に、外からの刺激も入り込みやすくなってしまいます。 「神経線維」という、かゆみを感じる神経は、皮膚の外側に向けて長く伸びて、数が増えます。 つまり、刺激に敏感になるのです。

乾燥肌は、かゆみを感じやすい状態になるんです。

皮脂欠乏性湿疹の治療は、乾燥を防ぐ「保湿薬」塗って、 「ステロイド外用薬」で皮膚の炎症をおさえます。また、かゆみをおさえる「抗ヒスタミン薬」の 飲み薬もあります。

■ 虫による皮膚炎

虫に刺されたり、触れたりすることで、かゆみを覚えます。 身近にいる、いろんな虫が、時として皮膚炎を引き起こします。代表的な虫は、次のとおり。

・ 血を吸う
 カ ノミ ダニ

・ 刺す・咬む
 ハチ クモ ムカデ

・ 皮膚に寄生
 シラミ ヒゼンダニ

・ さわるだけ
 チャドクガ その幼虫(毛虫)

生息が屋外だけならマシなのですが、室内や家のまわりにもひそんでいます。 皮膚が弱いという自覚のある人や、肌の弱い子供などは、注意が必要です。

虫による皮膚炎を予防するには、原因となる虫の特徴や生態をよく知ること。 発生する時期には、生息場所に近づかないことです。 アウトドアやレジャーに出掛けるときは、できるだけ肌を露出しないこと。 防虫スプレーなども、ないよりは役に立ちます。 室内の虫に対しては、昔ながらの蚊取り線香とか、燻煙殺虫剤なども有効です。

虫の皮膚炎は、原因となる虫や症状によって、治療が異なります。 症状が軽い場合なら薬も必要ないことも。一般的には、塗り薬を使います。 症状に応じて、皮膚の炎症をおさえる「ステロイド外用薬」。 かゆいときには「抗ヒスタミン薬」の飲み薬を使います。

ハチに刺された後は、腫れやかゆみがひいても、アナフィラキシーショックの可能性が残ります。 必ず医者に診てもらいましょう。「エピネフリンの皮下注射」が必要になることもあります。

■ かぶれ(接触皮膚炎)

何か、原因となるモノが皮膚にさわって、炎症が起こる皮膚疾患です。 強い刺激やアレルギー反応によって炎症が起こり、かゆい湿疹ができる病気です。 正式には「接触皮膚炎」といいます。 本当に個人差が大きく、意外と、ありきたりなモノが原因になったりします。

かぶれの置きやすい部位と、その主な原因です。

・ 頭
 シャンプー、毛染め、育毛薬、帽子

・ 顔
 化粧品、医薬品、香水、メガネ、植物

・ 頸部
 ネックレス、化粧品、香水、医薬品、衣服
 体幹、上肢、下肢 衣服、洗剤、金属、医薬品

・ 手足
 ゴム、皮革製品、植物、医薬品、洗剤、化粧品、金属

・ 陰部
 衣服、洗剤、コンドーム、避妊用薬品

かぶれにかかったなら、原因物質と思われるものからの接触を避けること。 放っておいても治ることがありますが、時間がかかりますし、 その過程でこじらせてしまうこともあります。湿疹ががでたなら、 皮膚の炎症をおさえる塗り薬は「ステロイド外用薬」。 かゆみがある場合は、飲み薬の「抗ヒスタミン薬」がよく使われます。

肌が乾燥

季節に関係なく、全身いたるところにカユミを感じる人がいます。頭でも背中でも腹でも。場所も季節も特定しないで痒くなるのです。いちど痒くなると、カユミが引きません。つい負けてずっと掻いてしまうことも。 こうしたケースでは、乾燥肌や敏感肌になっていることがあります。ちょっとした刺激でかゆくなる体質でです。体内の水分が蒸発してカサカサな状態になると、もっと痒くなります。

人の体内には、脳に情報を伝達する『知覚神経』という神経があります。 味覚、嗅覚など様々な情報を拾う神経ですが、その中に、触った感触を伝える「触角」があります。 触角の神経は「知覚神経C繊維」といいますが、肌が乾燥したり肌荒れがひどくなると、肌の表面付近まで伸びてくるという特徴を持ってます。

カサカサに乾燥してしまうタイプの肌では、神経が皮膚の上層部にまで発達してしまうんです。 普通の乾燥状態であっても、敏感に反応して「かゆい」となるのはこのせい。 乾燥肌の人が、かゆみを感じやすいのは、痒み神経が肌表面に伸びてくるのが原因なのです。

かゆいところを掻くと、なぜ悪循環?

「かゆいところに手が届く」
かゆいところを掻くのは、とても気持ち良いものです。快楽といってもいいでしょう。 しかし、気持ちいいだけでは済まないのがカユミです。 肌をかくすぎると表皮が荒れるので、ちょっとした刺激にも過敏になります。 掻くほどにかゆくなったりして、悪循環を起こすことあるのです。
とくにアトピー肌のような慢性の肌荒れ状態になると、 「かゆみを感じる神経」が表皮の近くまで伸びてきて、かゆみを強く感じるようになります。
そんな、過敏状態のときに肌をかいたりすると、かゆみの原因「ヒスタミン」を誘発する物質 「神経ペプチド」が出てしまいます。つまり、かけばかくほど、一層かゆくなるのはこうした理由です。

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