ヒリヒリする症状から、病気やその原因をみつける

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身体がヒリヒリするとき

身体表面におきる不快な皮膚感触には、「かゆい」「痛い」などがあります。
どちらも皮膚におこる触感としてはよくあるものなので、不愉快をおこした原因はすぐ思いあたります。

そのいっぽうで、ヒリヒリ・ピリピリという感覚はどうでしょうか。
痛みなどに比べてみると、それほど頻繁におこる感覚ではないかもしれません。
身体にヒリヒリを感じる症状とは、どのようなものがあるのでしょうか。

■ ヒリヒリ違和感を与える病気とは?

皮膚が「ヒリヒリ」する感覚から思いあたるのは、火傷や日焼け、または平手打ちされた頬でしょうか。熱いものに触れて炎症をおこした皮膚は風が触れても痛いですし、叩かれた皮膚は痛みが引くまでヒリヒリしてます。どちらも理解できるし経験ある症状かと思われますが、まったく別の病気によって、不快なヒリヒリ・ピリピリ感を生じることがあります。たとえば次の3つなどです。

 線維筋痛症
 帯状疱疹
 神経障害性疼痛

それぞれについて見て行きましょう。

■ 線維筋痛症とは

線維筋痛症は、死に至るような危険な病いというものではありません。 ですが全身に痛みが広がってしまう、とてもやっかいな病気です。

はっきりとした原因は、いまだに解明されていません。中枢神経が異常をおこして、痛みの回路が変わって増幅させているのではないかと考えられています。肉体的・精神的ストレスや事故、手術等が引き金となって発症するケースが多いようです。

・症状
全身や身体の広範囲で痛みがおこるかと思えば、いっぽうでは、ある特定部分だけが痛むということもあります。個人差が大きいのですが、軽度な痛みから激痛まであります。耐え難い痛みであることが多いようです。痛みの部位が移動したり、天候によって痛む強さが変わったりすることもあります。

痛みが、あまりに強すぎれば、日常生活にも支障をきたします。重症化すると、爪が触れたり・些細な音などの、わずかな刺激でさえで激痛がはしり、自力での生活は困難となります。そのため、早めに受診して対策することが必要です。

性別的には男性よりも女性に、年代としては中高年に多い病気です。自律神経失調症や更年期障害、不定愁訴などの病気と誤診されることも少なくありません。患者の推定数は、約200万人といわれてます。100人のうち1人以上いる計算です。

伴うことのある随伴症状

 こわばり感
 倦怠感
 疲労感
 睡眠障害
 抑うつ
 自律神経失調
 頭痛
 過敏性腸炎
 微熱
 ドライアイ
 記憶障害
 集中力欠如
 レストレスレッグス症候群

リウマチや他の膠原病を併発しているケースもあります。痛みから生じる不眠やストレスが、さらに痛みを増強させる場合もあり、厄介な病気です。

・治療は?

2015年現在、特効薬はありませんが、プレガバリン(リリカ)という、薬が保険適応の承認を受けてます。日本で初の線維筋痛症ですね。副作用として、眠気、ふらつきが出る場合があります。他に、リウマチ薬を含む膠原病の薬、向精神薬、神経の薬などの組み合わせが効くこともあります。病院行く前に、詳細な症状をメモしておくといいでしょう。

 帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは

水ぼうそうを起こす原因ウイルスと同じ水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる病気です。帯のように連なって発症する様子から「帯状疱疹」と呼ばれてます。

水ぼうそうは、多くの場合子供の頃に感染し発症するものですが、病気は1週間程度で治ります。ところが、病気が治ったとしてもウイルスが消滅するとは限りません。体の中に居座って、神経の細胞が集まった部分(神経節)に隠れていることがあるのです。時には何十年も潜伏し続けて、免疫力が低下したのを狙って復活発症することがあります。

免疫力低下の理由に高齢化がありますが、ほかにも、過労やケガ、大きなストレス、病気、手術、免疫抑制薬の使用、なども原因になります。復活したウイルスは、神経節から出て活動を再開。皮膚に帯状の水ぶくれをつくります。

主に、50歳以上の高齢者に多い病気だったのですが、最近では20〜30歳代の若い年代にも増加しているといわれてます。

・症状
帯状疱疹の多くは、皮膚の痛みから始まります。皮膚にチクチク・ピリピリするような痛みが起こります。痛みを感じた場所にブツブツとした赤い発疹ができて、小さな水ぶくれとなって帯状に広がります。

この症状は、特に胸から背中、腹部などによくみられます。他には顔や手、足にも現れます。症状が現れ方の特徴は、体の左右どちらか片側だけで、一度に2ヵ所以上の場所に現れることはほとんどありません。

痛み方としては、刺すような鋭い痛みから始まり、しだいに衣類と触れるようなわずかな刺激にも、ピリピリと痛みを感じるようになる場合もあります。

・治まり方
治るまでは、そこそこ時間がかかります。皮膚症状は、水ぶくれからかさぶたになってやっと治まります。痛みが起こり始めてからかさぶたが治るまで、約3週間から4週間ほどかかります。強い痛みは、治るまで続くことが多いですが、皮膚の症状が無くなれば痛みも消えます。

■ 神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)とは

さまざまな原因により、神経が異常な興奮をすることで発症する痛みです。代表的なものに、坐骨神経痛や頸椎症、帯状疱疹後神経痛、糖尿病神経障害による痛み・しびれなどがあります。年齢的には40代以上の方に多く、推定される患者数は、約600万人以上とされています。

発症する原因は神経が障害や圧迫であり、次のような具体例が挙げられます。

 帯状疱疹ヘルペスやHIVなどのウイルス感染
 糖尿病などの代謝障害
 脊柱管狭窄やヘルニア
 抗がん剤の副作用
 事故やケガなどで神経が切断・障害
 がんの腫瘍による神経圧迫
 がん腫瘍が神経に広がる

「痛み」の種類には、原因がわかりづらいものがあります。傷は治ったのに痛みだけが残ったり、病気をきっかけに痛みが長く続くようなケースですね。このような痛みが「神経障害性疼痛」です。原因は特定しきないけれど、神経が障害されて痛みが生じているわけです。市販の鎮痛薬ではほとんど効果がないなら、神経障害性疼痛が疑われます。

・主な症状
神経障害性疼痛にはいくつかの特徴的な症状があります。

 痛みが長期間続いている
 痛みにしびれ感を伴う
 短い間隔で発作的な強い痛みが襲ってくる
 普段なら何でもない刺激にも強い痛みを感じる
 少しの痛みさえひどい痛みに感じる
 針で刺したような鋭い痛みを感じる
 電気が走るような痛みを感じる
 感覚が鈍くなる
 感覚がなくなる

長期的に構える視野も必要

身体にピリピリ・ヒリヒリな痛みが起こるのは、心理的なストレスや、病後の影響によるものと分かりました。長引くことが多いため、一生付き合っていくことも想定されます。自分の体調や健康状態とバランスととりながら上手に付き合っていくのも、ひとつの対処かもしれません。

痛みの種類は3つあると言われます。本来の痛みの機能による「侵害受容性疼痛」。病的な痛みによる「神経障害性疼痛」。心情に関係する痛み「心因性疼痛」。このような痛みをとりあえず除去してもらえるのが、ペインクリニックです。大本の原因を取り除かないうちは、何度もぶり返すことも考えられますが。 痛みを取り除く一つの手段と割り切れば、ペインクリニックも良いでしょう。

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