身体のふるえが止まらない症状 病気やその原因をみつける

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身体のふるえが止まらない

風邪などをひいて体温が上がると、身体は、がたがた震えてきます。これは風邪に限ったことではなく、 なんらかの病気により発熱がおこると、肌と空気との気温差から、寒気を覚えて身体が震えるのです。

こうした状況は、病気であればそれほど珍しいことではありません。 大きな怪我を負っても同様なことが起こる場合があります。
しかし、とくに熱があるわけでもないのに、 身体が震えてしまうことがあるのは、いったいどうしてでしょうか。

■ 発熱で震える仕組みとは

体温が高くなれば、とうぜん身体は熱くっています。にもかかわらず、人は寒気を感じてぶるぶる震えます。寒くなったり体が冷たくなるのが、本来のふるえの原因ですが、風邪やインフルエンザのときは、発熱して体温が高くなっているのに体が震えてます。「熱い」と「震える」が同居している妙な現象ですね。

病気で熱が発生するのは、病原菌を撃退されてる証しです。体温が上がると、進入した細菌やウィルスの増殖が低下します。同時に、病原体を攻撃する免疫細胞は活発に働くのです。防御と攻撃とを同時に支援している方法こそが、体温上昇なのです。

体温を上げる仕組みは大きく3段階。風邪を引いたときなら、第1の反応は「熱を逃がさない」こと。皮膚のすぐ下の血管を収縮させて血流を低下させます。体を省エネモードに切り替えて、熱が放散するのを防ぐわけです。皮膚の血流が少なくなるので、顔が青白くなって寒気を感じます。「なんだか背中の辺りが寒い」という風邪の引き初めの段階ですね。

第2の段階は、褐色脂肪を燃焼させて体温を上げること。震えによる熱産生は「最終手段」の3段階です。

■ 熱がなくて震える病気とは

ふるえのこと。医学用語では振戦(しんせん)といいます。自分の意思と無関係に手や足、あるいは全身が反復運動してしまうのです。風邪やインフルエンザ以外にも高熱で身体が震える病気はありますが、ほとんど発熱がないのに身体が震えてしまう病気があるのです。ふるえから考えられる一般的病気を以下に示します。

・ふるえから考えられる主な病気

パーキンソン病
 症状:手足のふるえ、筋肉のこわばり、動作緩慢、前屈姿勢
 安静時振戦(安静時にふるえて動作を起こすと治まる)がおこる

甲状腺機能亢進症
 症状:暑がり、動悸、頻脈、食欲増進、体重減少、眼球突出、怒りっぽい
 姿勢時振戦(一定の姿勢をとるとふるえる)がおこる

肝硬変・ウイルソン病
 羽ばたき振戦(両腕を水平に上げて手首を反らすと、手が鳥が羽ばたくようにふるえる)がおこる

多発性硬化症
 症状:視力低下、手足の脱力、感覚低下、歩行障害、しゃべりにくい
 動作時振戦(運動時に著しくふるえる)がおこる

急性腎盂腎炎・急性扁桃炎・急性胆管炎・化膿性骨髄炎
 高熱が出る前に寒気やふるえが起こる

その他に、パニック障害やチック、アルコール依存症などがあります。

 それぞれの病気の症状と特性

順を追ってそれぞれの病気についてお話していきます。
(一度では無理なので、順次追加していきます)

パーキンソン病

主に40歳から50歳以降に発症して、ゆっくり進行する原因不明の神経変性疾患のことです。神経伝達物質の一つであるドーパミンが減少する事で起こると考えられています。

症状は片側から始まって、他の部分へ進行するという特徴があります。じっとしている時に片側の手や足がふるえたり、表情が乏しくなって抑揚の無い声になります。また、関節が硬く引っ掛かりを持つ(歯車様固縮)がおこったり、立ち姿が少し前屈みで歩き方が小刻みになります。

ほかにも、歩く際に手を振らないとか、歩き始めや途中ですくむと次の一歩がなかなか出なくなったります。ただし、すくんでいても何かの音や線をまたぐなどをきっかけにして簡単に立ち直ります。身体がどちらかに傾いたり、字が小さくなるなども代表的な運動症状です。

運動症状以外には、便秘や立ちくらみなどの自律神経症状、睡眠障害、気持ちがふさぎこむ(抑うつ)などの精神症状もおこります。精神の症状には、気持ちの落ち込み、意欲、自発性の低下、夜間の不眠、認知の問題が知られています。自律神経症状には、よだれが多くなる、顔が脂ぎってくる、トイレが近くなる、汗が多くなる、インポテンツ、手足のむくみ、などの訴えが挙げられます。身体の痛みが起こることもあります。

枚挙にいとまがないほど症状が多いのですが、日本全体で10万人以上の患者さんがいると推定されており、今後ますます患者数は増えると予想されている病気です。

甲状腺機能亢進症

「亢進」とは脈拍や症状が進むことをいいます。 いわゆる「バセドウ病」と同一視されてますが、厳密には違います。バセドウ病も甲状腺機能亢進症の一種に過ぎません。バセドウ病以外にも無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎、機能性甲状腺腫(プラマー病)などがあります。どれも、甲状腺から甲状腺ホルモンが多量に分泌され、全身の代謝が高まる病気です。とはいえ一般的ななのはバセドウ病なので、ここではバセドウ病に絞っての説明になります。

原因は、TSHレセプター抗体(TRAb)が、血液中にできることです。これは、甲状腺の機能を調節している甲状腺刺激ホルモンに対する抗体です。これが甲状腺を無制限に刺激してしまうことで、甲状腺ホルモンが過剰につくられるのです。詳細な原因はまだわかっていませんが、遺伝的素因が関係しています。

甲状腺ホルモンが過剰になると全身の代謝が亢進します。食欲が出てよく食べるのに体重が減ります。暑がりになって全身に汗をかくようになります。  精神的にいつでも興奮して活発になりますが、まとまりがなくて疲れやすくなります。心臓も活発なので、1日中動悸を感じます。手が震えてペンを持っての字が書きにくく、ひどくなると足や全身が震えるようになります。イライラして怒りっぽくなり排便の回数も増えます。大きさはさまざまですが軟らかいびまん性の甲状腺腫ができます。 よく、バセドウ病になると眼球が突出するとよくいわれますが、実際には少なく2割程度です。

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