貧血の原因や病気について

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貧血なんて恐くない?

椅子や正座・あぐら状態から、立ち上がったとたん、くらりと目を回したことはないでしょうか。 また、忙しくしたり運動の覚えがないのに、妙な疲れが残ったりすることなないですか。 このような症状があるなら、多くの場合、貧血が原因となっているものです。

「貧血なんて珍しくもない」
「病院に行かなくてもスグに治まるし」
確かにその通り。貧血は、誰にでも起こる極めてありふれた症状です。 そうはいうものの軽く考えてはいけません。原因によっては意識がなくなることもあり、 実は、かなり恐ろしい病気が隠れているケースもあるんです。

■ 貧血の症状とは?

貧血という字は「貧しい」「血」と書きます。言葉が示しているとおり、身体の血液が不足しておこる症状です。たしかにその通りなんですが、全ての貧血がそうであるとは限りません。血液が不足する貧血は出血過多(血の流しすぎ)ですが、血液が足りてる貧血では、ヘモグロビンと呼ばれる血液中の濃度が低くなって貧血に至ります。

理科の授業で習ったかと思いますが、赤血球の中に含まれるヘモグロビンには、全身に酸素を運ぶ役割りがあります。その濃度が低くなる。つまり、ヘモグロビンが少なくなれば、必要な酸素が身体の隅々まで行きわたらなくなるのです。

体内に酸素が足りないというのは、呼吸が足りてない状態と同じで、高い山に登ったのと同種の状態に陥ります。そうして起こるのが次の症状です。

 めまい
 疲れ
 息切れ
 頭痛
 顔色が悪くなる

もしも複数の症状が表れるようなら、おそらく酸素不足ということになります。 ちなみに、成人男性の平均は13g/diです。ヘモグロビンが11g/di以下になると「鉄欠乏性貧血」と診断されます。

また、貧血がおこっているその裏には、思いのほか重大な病気が隠れているケースもあります。注意すれば簡単に治せるはずが「そのうち直るでしょう」と放っていたことから、取り返しのつかないことになるかもしれません。貧血の原因をはっきりさせて、早期治療を行うことが大切です。

虚血(きょけつ)という言葉
こちらは、動脈血量の減少が原因となる局所の貧血で、血流が完全に遮断されます。 原因別で大きく、閉塞性虚血、圧迫性虚血、痙攣性虚血、代償性虚血に別けられます。 血液が遮断されるので長く続いてしまうと細胞の変性、萎縮、線維化が生じます。

貧血をおこす病気とは

多くの貧血は、何らかの原因から少量の出血が続くことが原因です。胃潰瘍や、胃ガン、大腸がん、子宮筋腫や痔などは、目に見えない体内で出血が起こします。血液の不足から、鉄欠乏性貧血になってしまうのです。

また女性では、月経や分娩で体外への出血から、貧血が起こりやすくなります。妊娠中や授乳中も貧血はおこります。出血しているわけではないですが、胎児や母乳に鉄分をとられるために、鉄欠乏性貧血をおこしやすくなるのです。

胃や腸の粘膜異常から、鉄分の吸収がうまくいかなくなったり、過度なダイエットや偏食によって鉄欠乏性貧血にかかることもあります。貧血は、何らかの病気になっているサインであると思っておいたほうがいいでしょう。あまりに頻繁におこるなら身体からのサイン。検査を受けることをおすすめします。

貧血と宣言される医学的数値

貧血というのは、主観的な自覚症状ですが、その根拠となっている数値もしっかり存在してます。ヘモグロビンを含む赤血球は、1立方ミリメートル中に450万〜500万個も存在しています。貧血であるかどうかが判断は、この赤血球100ml中に含まれるヘモグロビンの量によって決まってきます。

一般的な成人のヘモグロビン量

 男性 13〜15g/dL以上
 女性 11〜12g/dL以上

ヘモグロビンの量が、上記の数字を下回ったときに「貧血だな」となるわけです。ちなみに、献血や血液検査などでは、ヘモグロビンの濃度をパーセントで表示する事もあります。献血や血液検査の機会があれば、データを気にしてみてください。

脳貧血の症状と原因

じつは、貧血が起こる理由は一つとは限りません。いきなりフラっとした経験はないでしょうか? 急に立ち上がったり、運動をした後の立ちくらみや目眩ですね。これは「脳貧血」という名前があり、貧血の代表のような感じですが、原因は、血液中のヘモグロビン濃度ではないのです。

こうした「脳貧血」大半のは、いっときで治まります。脳へ送られる血液量が低下したり、血液が足りなくなったりすることが原因であり、言葉だけは似ていますが「貧血」と「脳貧血」とは、全く別物です。

脳貧血は、文字が表す通り、脳に行く血液の量が少なくなった時におこる様々な症状です。たとえば、次のような症状がおこります。

 たちくらみ
 めまい
 頭痛
 気が遠くなる
 失神する

脳貧血がおこるときの状況は、急に立ち上がったり起き上がったりなどが多いですね。言い換えれば、頭の位置を動かした時に症状がでやすいということです。こうしたことになるのは単純な理由です。急に立ち上がると、血液が体の下の方に行ってしまって、脳に届かなくなるのです。

ほかにも、長時間立っていた、休憩せずに運動した時にも、脳貧血はおこりやすいです。 こうした脳貧血の原因はなんでしょうか?

基本的に鉄分が不足してるとおこしやすい傾向がありますが、それは置いておきます。脳貧血の主な原因は、低血圧と自律神経の働きの低下です。普通であれば、多少の血圧低下は自律神経が調節します。しかし、その自律神経の働きが低下している場合は血圧調整の機能が上手く働かなくなり、脳貧血の症状がでてしまうのです。

・脳貧血の対処
めまいやふらつきなどの脳貧血の症状がでた場合は、体を横にしたりしゃがんだりして少し休みます。こうすれば、頭に血を行くのでやがて落ち着いてきます。できるだけ頭を低い位置にして、血が行きやすいようにするとよいでしょう。

脳貧血の対策は、急に頭などを動かさないことです。立ちくらみなど、症状がでそうなときは、そのままじっとして、一呼吸おいてから動くようにしましょう。

脳貧血の予防策は、自律神経の乱れをなくすことです。言ってみれば、規則正しい生活をおくることに尽きます。十分な睡眠をとる・朝食をちゃん食べる・運動をする。こうした基本的なところから自分の生活を見直していきましょう。ストレスをためないように、上手なリフレッシュも大切です。

脳貧血の回数が多いと感じるようなら、一度病院で診察してもらいましょう。神経疾患や糖尿病などが関係しているかもしれません。

■ 血液が足りなくなる理由

貧血は、体内の血液が足りなくなっておこる症状でしたね。大きくは、2つに分けられます。「血が流れ出たとき」と「不足」です。前者は怪我などで、後者は病気や成分不足です。多少、繰り返しになりますが、別の角度から確認しておきましょう。

○○が不足
血が足りなくなる 理由は「作られていかない」「他で使われている」の、どちらかが考えられます。

作られていかないのは、赤血球などを構成する成分が身体にから無くなるのが理由です。品揃えの悪い商店みたいなもので、買いたくても買えないのです。ヘモグロビンを含む赤血球は、永久に働くことはできません。赤血球の寿命は約120日とされていて、古くなった赤血球は脾臓で破壊処理されます。その量は、1日あたり0.8%。全体の1パーセント弱の赤血球が処理されていくのです。

もちろん、無くなった分の赤血球は、毎日補給されています。赤血球の量は一定に保たれているのですが、赤血球を作るのには、パーツとなる栄養素が必要です。栄養素は素鉄やビタミンB12など。これらが不足すると、ヘモグロビンの生成が滞ってしまい「貧血」となるのです。

栄養素が不足するのは栄養不足が原因です。現代日本では「過剰なダイエット」や「偏った食事」どが挙げられます。

他で使われているとは、体内での血液の奪い合いが原因。体や内臓が急激に発達している成長期や、胎児がいる妊娠期には、体全体が大量の酸素を必要とします。幼少期から思春期の年令や妊娠している女性は、貧血になりやすいので注意です。反対に高齢がおこす貧血というのもあります。

血液の多くは骨で作られます。でも中高年になると骨の機能が弱くなります。骨粗しょう症で骨密度が下がったり、骨髄の造血能力に何らかの異常が起こるのです。「何歳から危険」と線引きできるものではないですが、骨に関わる症状や病気にかかると、貧血を起こしやすい身体になってしまいます。

貧血は女性に多い?
貧血の多くは鉄欠乏性貧血が原因。身体の鉄分不足から酸素不足となるのです。女性には、月経による出血があるために、鉄分不足は免れません。ダイエットやストレスによる不規則な食事も、鉄分を不足させます。男性よりも圧倒的に鉄分が不足するので、貧血リスクが高いのです。貧血は女性の病気と勘違いする人もいますが、実際、密接な関係があるのです。

貧血によってフラっと倒れると言う人がいますが、正確ではないようです。本当の貧血は血液が薄くなっていること。鉄分やらビタミンやらが不足して、酸素が行き渡らない状態です。もしもそれで倒れるののだとすれば、かなりの重症だということです。よくある朝礼で倒れるケースは「血管迷走神経性失神」といいます。上記の脳貧血ですね。
ちなみに、脳貧血は低血圧や自律神経の乱れが原因とも言われています。根拠とする情報によって異なるのは困ったものです。

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