腰痛について 病気やその原因について

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下腹部が痛む原因とは

ピキッと、痛みが走ったと思った次の瞬間には、立つことすらままならなくなることすらある「腰痛」。 個人的にも、とてもつもなく長くお付き合いしてる腰痛。「治るものならいかなる試練も乗り越えてみせよう」と日々思ってるのですが、そもそも腰が痛くては何をするにも不便のきわみ。ちょっと座っては休み、ちょっと動いては休み。試練を乗り越える前に、腰痛という巨大な壁に押しつぶされてしまってる有様です。

ともあれ、そんな腰痛にも種類があり、症状も原因のさまざまです。全ての腰痛が長期化するわけではないようです。ここでは、腰痛がおこる原因とその種類について尾はなしていきます。

■ 国民病としての「腰痛」

日本人で、腰痛に悩んでる人の数は1000万〜3000万人と言われており、とくに40〜60歳代の中高年に多くなってます。4〜10人に1人は「腰痛持ち」ということなので、国民病というのも仕方のないことです。

なぜ「国民病」なのかといえば、これほど腰痛を発症する国はほかにないということです。 日本人の腰回りの筋肉は、白人や黒人よりも細く弱いという構造上の弱点があるため、外国人よりも腰痛になりやすい傾向があります。男女比では、より筋力が弱い女性のほうが腰痛になりやすいようです。

腰痛になる原因は、上記のような腰の骨や筋肉の傷害によるものが多いのですが、ストレスや他の病気によるものまで様々です。あれこれすべてを合算すれば、日本人の成人のじつに90%が一生に一度は腰痛を経験しているとも。まさに国民病です。

だからこそ腰が痛いときには、=腰痛 という図式が思い浮かぶのですが、必ずしも腰の痛みが「いわゆる腰痛」と言い切れないばあいもあります。

■ いわゆる「腰痛」は誰もがおこす

腰痛は、いったんおこすとなかなか治りません。過去、腰痛を経験した人が100人いるとすれば、50人は現在も腰痛を抱えてます。また、肩こりのある人の7割が、ストレスのある人の4割が、腰痛を持っているとされてます。

腰痛のほとんどは2〜3週間でよくなるのですが、再発率が高いのも腰痛です。一年以内では30%、10年以内なら80%が、再び腰痛を被るのです。さらに約5%が慢性化するといわれます。

4つ足だった動物が進化して、二本の足で歩いてるのが人間です。体に影響がでないはずがなく、最も負担の大きいのが「腰」ということです。人間は、大きな頭部を持っていて直立して二足歩行します。ほかの動物と比べて背骨に圧倒的に大きな荷重がかかます。とりわけ大きな負担がかかってるのが、土台である腰の骨(骨盤や腰椎)なのです。

腰は、体重の多くを占める上半身の重みを支えるだけでなく、物を持ったり体を曲げ伸ばしなどの大小さまざまな動きをするたびに、いちいち負荷がかかります。特に腰の背骨である腰椎の一番下の、骨盤との境界部分にかかる負担は、立っているだけで全体重の約60%。腰を前に曲げたときには、その4倍もの負荷がかかってます。

・腰にかかる荷重の比較
 第3〜4腰椎椎間板にかかる圧力(体重70キロの場合)

 あおむけに寝る   25
 横向きで寝る    75
 まっすぐに立つ   100
 立ってお辞儀    150
  →その状態で20kgのものを持つ 220
 イスに座って背筋を伸ばす 140
 椅子に座ってお辞儀    185
  →その状態で20kgのものを持つ 275

姿勢の違いによる、圧力の違いが分るかともいます。座っているよりも立っている方が腰への負担が少ないですが、その時点ですでに体重を越える負担を抱えていることがわかります。姿勢を正して座っていても相当な力が加わっており、ちょっの前傾姿勢であっても想像を越える負担が腰にかかっていることが理解できます。

・背骨(脊椎)の構造が負荷を軽くしてる
背骨の構造は、前後に緩やかにカーブしたS字型をしてます。このカーブが、背骨にかかる重みや歩行時の衝撃を和らげて、安定した直立姿勢がとれるような安定性を生み出してます。背骨の最下部には、背骨を下から支える土台となる骨盤があります。大腰筋や腸腰筋といった周囲の筋肉によって骨盤の位置が固定され、これもまた安定を生み出してます。

悪い姿勢は、腰痛をわずらいやすします。 猫背のように姿勢が前に傾いてたり、腰の使いすぎや加齢などのせいで腰椎の骨や椎間板が変形していると、背骨がゆがんで、S字型のカーブが崩れます。腰への負荷や衝撃を吸収・分散する機能が低下してしまって、腰椎の負担がより大きくなります。これはやがて、椎間板、筋肉、関節などが損傷して炎症による痛みを生じさせることになります。

骨や椎間板、靭帯の変形によっても神経が刺激されて傷んだりします。また、骨盤が傾いたり背骨がゆがんでも、腰痛の原因になります。若いうちの骨盤は水平に保たれているのですが、歳をとるにつれて少しずつ前に傾いていきます。骨盤の上に乗っている背骨もその影響を受け、きれいだったSカーブが大きく崩れていきます。

● 背骨をゆがませる「姿勢の崩れ」

・ねこ背(円背・亀背)
 背中が丸まって腹筋が緩んでしまっている状態。背骨のS字カーブがC字カーブになってしまっている、最も多く見られるタイプ

・凹背(おうはい)
 おなかが前側に、腰が後ろに突き出した状態。

・凹円背(おうえんぱい)
 背中が丸まって、おなかが前に、腰が後ろに突き出た状態。

・平背(へいはい)
 背筋をピンと張りすぎて背骨がまっすぐになってる状態。一見するとキレイな姿勢だが、腰と背中に余計な力が入りS字カーブが無くなっている。

○ 骨盤の傾きは運動で改善できる
骨盤が前に傾むいていくのは老化現象です。止めようのないことですが、原因はそれだけではありません。お腹の筋肉(つまり腹筋)、お尻の筋肉(大殿筋や腸腰筋)、太ももの筋肉(大腿四頭筋やハムストリングス)が衰えていてもに進行が早まるのです。逆に考えれば、定期的な運動で、こうした筋肉をしっかり鍛えておくことで、骨盤傾斜に歯止めをかけることが可能です。老化そのものは止めようがないとしても、歳をとってからも骨盤を水平に保てれば、腰が曲がらず腰痛を遠ざけることができます。
上記の姿勢に共通するポイントは、腹部の筋肉の働きが悪いということです。

■ 「腰が痛い」がぎっくり腰とは限らない

繰り返しになりますが、「腰痛」といってもその病態はさまざまです。すぐに検査や治療をしなければならないケースもありますが、病院から「とりあえず様子見」と告げられるケースもあります。

現役の若い仕事人が、忙しい中を押してわざわざ病院に行くのはかんたんではないのが現実です。ガマンできるのであれば、とりあえず市販薬や湿布で様子をみたい、という方も多いというか大多数ではないでしょうか。「すぐ病院に行ったほうがいいのかどうか」を、医者でもない個人が判断するのは難しいもの。痛みや症状の、何の部分に着目すれば、判断ができるのでしょうか。

■ 危険度を判定するには?

病院の医師は、腰痛を訴える患者がくると、検査や治療の必要性を判断する基準を持って迎えます。そのひとつが、2012年に日本整形外科学会から発行された「腰痛診療ガイドライン」。これを参考に、それぞれの経験と知識で、腰痛治療にあたるのです。腰痛をもつ患者に対し、真っ先にまず考えるのは「重篤な脊椎病変の可能性があるか」という判断です。

・ 重篤な脊椎疾患の判断チェック
「重篤な脊椎疾患」とは、骨折や、脊椎に転移した癌、感染・自己免疫などによる脊椎の炎症の酷い場合。言い換えれば、「放っておいてもよくならない(悪くなる)可能性がある」病気ということです。この「重篤な脊椎疾患」の可能性をチェックするのが「Red flag sign」というリストです。

・腰痛のRedflagsign
 発症年齢:20歳以下、または55歳以上
 時間や活動によって良くなったり悪くなったりしない
 胸が痛い
 癌がある
 ステロイドを使った治療をしたことがある
 HIVに感染している
 栄養状態が悪い
 予期せぬ体重減少
 広範な神経症状:   →急に足に力が入らなくなった/尿が出なくなったなど
 背骨の変形(曲がったりなど)
 発熱

※「栄養状態が悪い」とは、病気のせいで長期間にわたり食事が不十分な高齢者、とか、お酒しか口に入れてないアル中患者のような、極端なケースを想定したもの。通常のダイエットなどは該当しません。 ※「予期せぬ体重減少」とは、「6〜12か月の間で5%の減少」を定義してます。一般には「病的な痩せ方」といったほうがしっくりくるでしょう。

上記リストのいずれかに該当した場合、まずレントゲン撮影や血液検査を行うべきとされています。ただ、働き盛りのぎっくり腰の成り立ては「時間や活動によって良くなったり悪くなったりしない」ことになるので、レントゲンを撮られるケースはよくあるはずです。

■ 症状によって考えられる病気

激しい腰痛であっても安静で、痛い・痛くない症状によって、以下に分かれます。

安静にしていると痛みが和らぐなら
 動けなくなるほどの激痛
   ぎっくり腰
 前かがみになると痛む
   椎間板ヘルニア

安静にしていても痛むなら
 動けなくなるほどの激痛
   尿路結石 胆石症
 患部を押したり叩いても痛む
   化膿性脊椎炎
   脊髄腫瘍・脊椎腫瘍
   骨粗しょう症などによる骨折
 女性が特に生理中に痛む
   子宮内膜症
   子宮筋腫
   子宮頸管炎

さて、腰痛の判断材料はこれだけではありません。 考えられる病気はほかにもあります。
時機をみて追加していきますね。

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