背中が痛いとき 病気やその原因について

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背中が痛い

いつもの日常の中で、背中がとつぜん痛くなったという経験はないでしょうか。痛みを感じたとき、真っ先に疑うのは、背中の筋肉や骨の異常がおこったということでしょう。腕を伸ばして高い位置にあるものを取ったり、なにか重いものを持ったのが原因かな。そのように思い起こすはずです。

しかし、背中の痛みの原因がいつでも筋肉関係と限りません。痛みを感じるてるのが背中だとしても、重大な内臓の病気が原因である場合もあるのです。

痛みの特徴、それに原因となる病気など。対策や予防法について考えます。

背中の痛くなる原因はさまざま

「背中が痛い」ことは、それほど珍しい症状ではなく、普段の生活でも、誰にでもときどき起こりうる痛みのひとつでしょう。肩が張ったり、かがむと肩甲骨下が辛くなったりすることもありますが、これは筋肉や背骨椎間板ふきんの神経の傷みです。

背中にあるのは筋肉だけではないので、痛みがいつでも整形外科的原因とは限りません。「背中の苦痛」がおこっても、その強さや場所によって、原因はさまざまということです。背中痛と一緒に、胸の痛みやお腹の痛みがあらわれたり、胸やお腹の痛みを背中の痛みだと勘違いすることもあります。より原因が複雑であることもあるわけです。

「そのうち収まるでしょ」と放っておく人も多いでしょうが、背中に痛みを感じたときは、専門機関でより詳細にしらべることが大切となります。では、背中が痛くなるのは何故でしょうか。筋肉疲労系以外で、痛みが出る例として多いのは、ケガや手術などの治療、ウイルスや細菌などへの感染が知られてます。ほかには、仕事や家庭環境といった生活に関するストレスなども痛みの原因になる、と考えらているようです。

つまり、
皮ふ、骨、関節、筋肉がダメージを受けてしまう場合。
食道、胃、小腸、大腸などの内臓などの病気によるもの。
さらに、心のストレスが背中の痛みとなってあらわれるケース。

大きくは、この3つの種類に集約されています。
ここでは、背中の痛みのあらわれる原因と、その対処法を考えていきます。

■ 背中が痛い原因とは?

1 筋肉疲労

背中の痛みのことを専門的には「背部痛(はいぶつう)」と言います。痛み全般を指す言葉なので、原因がはっきりとわからないものも含まれます。レントゲンなどの画像検査をしても異常が見つからないこともある。そんな痛みも背部痛ということです。肉体労働などに疲労も、発見不能な原因のひとつになってます。

「筋肉疲労」というだけあって、原因には筋肉が関わっています。痛むメカニズムの始まりは、背中の筋肉に負担や、緊張といったストレスの継続。筋肉が疲労して、肩こりと同様に筋肉の「こり」が生じます。そしてその「こり」こそが筋肉痛と言われるものです。

こりの状態が長くつづくくと、筋肉はかたくなって、痛みは疲労を感じる感覚が鈍くなってきます。 筋肉疲労の原因は使いすぎだけではありません。筋力が弱い場合や姿勢がわるい場合も血行が悪い原因となり、肩や背中の痛みが出やすくなります。

2 ケガや骨の異常

背中に受けたケガも痛みの原因になります。それは直接的にぶつけたりするだけとは限りません。例えば、骨粗しょう症。この病気で骨がもろくなると、ころんだり、あるいは重たい荷物などを背負ったり、ほんのちょっと衝撃が加わったりするだけで、背骨が折れてしまうことがあります。背中から胸のあたりにかけて痛みがでるのですが、本人は原因に思いあたりません。

また、胸椎腫瘍(きょうついしゅよう)というがんも、背中に痛みをおこします。

3 PCやスマホの使いすぎ

パソコンや、スマホ・携帯電話の使いすぎから背中が痛むことがあります。近年では多くの仕事でコンピュータなどを使用する機会がふえています。パソコンなどを使う作業は Visual Display Terminalsを使った作業といわれ、VDTと略すことから、パソコンなどでの健康被害を「VDT症候群」と呼んでます。「VDT症候群」は、腕や指のしびれ、肩のこりや痛み、背中の痛み、腰の痛みなどがおこるとされてます。眼精疲労による目の痛みやかすみ目のほか、腰の痛み、吐き気や頭痛などもおこします。

4 猫背

猫背は、背中がまるくなって、姿勢がわるくなっている状態のことです。円背(えんぱい)とも言われます。こ猫背になると、関節や筋肉の痛み、しびれなどがあらわれます。背中がまるくなることで、お腹の部分が圧迫されるので、内臓も影響を受けます。背中の痛みのみならず、肩や首の痛みなどがあらわれることがあります。

5 寝違え

交通事故による「むち打ち」、寝ているときに捻る「寝違え」はどちらも、頚椎捻挫(けいついねんざ)という病気です。両方とも首の捻挫(ねんざ)なのですが、長い時間不自然な姿勢で寝ていたり、急に首を動かしたりして首に負担がかかったときにおこります。一見すると間逆の原因ですね。

一般的な症状は、首が回らない、上が向けない、首が痛くてだるいなど。さらに首に留まらず、肩や腕、背中の痛みなどに広がることもあります。原因が首にあるのに他所まで痛みが広がるのは、痛みを感じさせる物質が動いているからといわれています。

6 ストレス

現代の社会に生きる私達は多くのストレスを抱えてます。そして、ストレスを受けた身体には、さまざまな反応が起こります。顕著なのが自律神経。これはストレスに反応する神経といわれてるほどあらゆる痛みを起します。自律神経のバランスが崩れて過度な交感神経寄りになると、胃の痛み、眠れない、頭が痛い、背中が痛いといったさまざまな症状が現れるのです。

ストレスや生活習慣などが原因の痛みには、胸の痛みや背中の痛みに関係し、神経性の痛み、あるいは手足のしびれや関節の痛みを引きおこすといわれています。心の状態は、からだにもつよく影響をあたえるようです。

痛む場所が違うと原因も異なる

ひと括りに「背中の痛み」と言ってますが、痛みを感じる場所によって、痛みを起している原因は異なります。痛んでいるのは、背中の中心なのが右なのか左なのか、それとも、肩甲骨部分なのか。痛み方にもよるのですが、場所が特定されることによって、ある程度原因の目星がつくものです。

・背中の左側
 膵臓癌 膵炎 胃炎 心筋梗塞
 狭心症 胃がん 胃潰瘍 など

・背中の真ん中
 胆のう炎 胆石症 十二指腸潰瘍

・背中の肩甲骨
 肩こり 骨盤のゆがみ 胸郭出口症候群

・背中の右側
 肝臓がん 肝炎 胆嚢炎

背中が痛い時の対処法

背中の痛みを沈下させる方法があります。全ての痛みや病気に効くわけではありませんが、少しでも緩和できるなら試す価値があると思います。とくに整形外科的な痛みにはそれなりの効果が期待できるはずです。

冷やして炎症を抑える
肩こりなどで筋肉が炎症をおこしている場合のうち、「急性期」とよばれる痛みがはじまったばかりの時期には、冷やすのが基本です。一般的なのは冷湿布などでしょうか水枕もいいでしょうが、氷などによる冷やしすぎは禁物です。炎症とは内部が怪我をしているような状態です。筋肉痛などの炎症は、白血球による修復が原因で痛みを感じます。このときに熱が出るため、患部を冷やすことで、白血球の活動が手際よく進み、炎症が早く収まるのです。温めると逆に炎症をひどくするのはこのせいです。

ただし、原因がわからないのにとりあえず冷やすのは考え物です。冷えることで血行が悪化し症状がひどくなることもあるのです。冷やすべきかどうかは、症状の原因や時期なども関係してきます。匙加減が難しいところですね。

体を温める
上の「冷やす」とは逆に、暖めて緩和される病気があります。身体があたたまると筋肉の血行を促進されて、痛みを和らげたりする効果があるのです。もちろん、痛みの原因によって冷やすほうがいいこともありますが、蒸しタオルなどを使って患部をあたためるのはひとつの方法です。

ただし、心臓に異常がある場合には注意が必要です。かかりつけの病院などがある方は聞いておく方がよいでしょう。

マッサージを受ける
マッサージは筋肉をやわらかくほぐします。それにより、血流をよくしたり、筋肉の疲労をとったりすることで、痛みやむくみの改善をはかるのです。やさしく揉まれることで、心のストレスもほぐす効果があるようです。心身のコリがとれるので、副交感神経が優位になり、胃腸の調子も整います。

マッサージは、背中や身体が痛いときは保険の利く治療院でも可能です。痛みがなく、疲れをとるなどのリラクゼーションが主目的なら、保険の利かないマッサージ専門店に行きます。筋肉に問題があったとしても、慢性化していたり、あまりに症状がつよい場合は、思うような効果が得られないかもしれません。

市販の薬を使う
市販の薬とは、痛み止めのことです。バファリンやロキソニンなどの鎮痛剤ですね。頭痛薬と販売されている薬だとしても、薬に意思はありません。成分が頭を目指して移動するわけもなく、体内に入れば、あらゆる痛みを緩和します。むやみな使用はすすめられませんが、症状の様子をみたいときや、通院中でも、市販薬の使用に支障がなければ補助的な使用はありです。

病院の診察を受ける
自分でどうにかするのは限界があります。確実なのはやはり病院へ行くことです。背中の痛みは、心臓やほかの内臓の病気による可能性もあります。きちんとした受診が早期の解決につながります。

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