動悸の症状 病気やその原因について

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動悸の原因

動悸を端的に言い表すとすれば「心臓がバクバクする」になるでしょうか。
心臓は、栄養や血液を体中に送る重要な臓器です。どっくんどっくん脈を打って、 体に必要な、酸素やエネルギーや重要な成分などを送り出します。送るだけではなく、 行った血液は再び心臓に戻ってきます。その過程で不要物も回収するという、 命をつむぐために欠かせないポンプの役割もになってます。

心臓の鼓動が、普段より強く感じられたり動きが速くなる症状のことを動悸といいます。 脈の間隔が不規則に感じたりする不快な症状も、この「動悸」の一種に含まれます。 ここでは、原因は大きく2つあるという動悸について考えます。

日常生活でよくある動悸の原因

繰り返される毎日の生活で、急いだり疲れたりして生じるのが動悸です。 駅まで急ごうと、徒歩から小走りになったり、いつもと違うペースで階段を上ったりすれば、 身体中に栄養と酸素を送ろうと心臓が頑張るのは当然です。 しかし、運動ともいえない運動で心臓がばくばくいうなら、その動悸は不自然といえます。
動悸は、緊張やアルコール、薬の副作用などでも起こります。

・過剰な興奮や緊張状態
過剰な興奮状態にあるときや、不安をかかえたり緊張したりしてるなど、いわゆるストレス状態にあるときは、脈が速くなる場合があります。恥かしい思いで心臓が速くなるのも同じ理由です。こうした動悸は、自律神経の働きによって体が興奮して起こる生理的な反応で正常なことが多いようです。自分ではっきり原因が分かっているときは、それほど心配はいりません。一方、安静時に動悸を感じるようであれば、病院で検査を受けましょう。

・カフェインやアルコールの飲みすぎ
お茶やコーヒーに含まれるカフェイン、お酒に含まれるアルコール、それと煙草のニコチンなども動悸の原因となります。自律神経を刺激して血圧を変化させ、脈拍を速める作用があるのです。これら飲料を飲みすぎると、胸に苦しさを感じたり動悸を引き起こすことがあります。

・薬の副作用
病院にて処方されている薬が、動悸の原因となる場合もあります。低血圧、狭心症の治療として血管を拡張する薬、腸の働きを抑えるために交感神経を強く刺激する薬。そうした薬剤の服用によっては、症状を引き起こすことがあるのです。糖尿病の治療のためにインスリンも危険です。過剰に投与してしまうと、低血糖に陥り動悸を招くからです。これとは反対に、高血圧や心臓病の治療薬を中止した後で、動悸が起こることもあります。

・動悸の原因となる主な疾患
多くの場合、動悸の原因となるのは心臓病です。他によく知られているのは、若い女性に多いバセドウ病(甲状腺機能亢進症)や、うつ病などの精神疾患などです。また、女性の場合は、女性ホルモンの分泌量が変化することによっても、動悸の発作が起きるケースがあります。更年期や妊娠中などですね。

■ 動悸をともなう疾患や症状

胸の高鳴りが一時的であれば、気にすることはありません。でも原因が分からずにいつもでおこるようなら、狭心症・心筋梗塞などの病気が疑われます。いわゆる「動悸を起す病気」には、どのようなものがあるのでしょうか。

狭心症や心筋梗塞

狭心症は、一時的な心臓の酸素欠乏状態をおこす疾患です。動脈硬化がおこると、心臓の筋肉に血液を送り込む血管が狭くなって血流が不足します。その結果、心臓が一時的に酸素欠乏状態に陥るのです。症状としては、胸の中央からのどにかけて圧迫痛や呼吸困難、動悸といった発作が起こります。
心筋梗塞とは、血管に血の塊が詰まって血管が完全に閉塞して血流が途絶える現象。これも、かなりの確率で、不整脈による動悸や息切れを起こします。

低血糖症

「血糖」とは血液中に含まれるブトウ糖のこと。血液中に含まれる血糖の量が異常に少ない症状を低血糖といい、異常な低下による症状を「低血糖症」といいます。動悸、手足の震え、冷や汗の他、空腹感やイライラ感が募って、感覚が鈍ってきます。病状が進行すると、異常行動、錯乱、痙攣発作に続いて意識を消失し、さらには死に至ることがあります。糖尿病の経口治療薬やインスリンの投与量が多すぎたり、運動や長い空腹状態のときにインスリンが強く効きすぎたりした場合などにも、この症状がみられます。

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)

全身のエネルギー代謝が異常に高まる病気です。代謝をコントロールする甲状腺ホルモンの過剰分泌が原因で、20代〜30代の女性に多くみられます、主な症状は、動悸、のどぼとけ下にある甲状腺の腫れ、眼球突出などです。その他に、手がふるえたり、息切れしたり、不眠、生理不順や無月経、発汗、体重減少などの症状もみられます。

貧血

血液が貧すると書く「貧血」ですが、正確にはヘモグロビンが減少する症状です。鉄分の不足などが原因になります。ヘモグロビン適正数値は、男性で13.0g/dl以上、女性は12.0g/dl以上です。それ以下となるのが、貧血ということです。ヘモグロビンの不足で、酸素が身体中にいきわたらなくなるため、あらゆる器官が悲鳴をあげます。動悸以外の症状としては、倦怠感、立ちくらみ、めまい、耳鳴り、頭痛、冷えなど。

更年期障害

女性の閉経の前後、約10年間を更年期といいます。この時期には、女性ホルモンのバランスが急激に変化し、心や体にさまざまなトラブルを引き起こします。動悸や疲れ、だるさ、肩こり、のぼせやほてり、イライラや不安感などの症状があこります。めまいや耳鳴りが起こることもあります。

動悸に加えて、めまいやフラツキなどがあるようなら、睡眠不足や栄養の偏りも考えられます。
睡眠は何時間でしょうか。ナポレオン並に「3時間寝れば十分」と胸をはる人がいます。 本人は元気なつもりでいても、細胞レベルで蝕まれています。基本、大人は7時間の睡眠が必要です。

「不整脈」

病名にはあたらないのですが、心拍動が標準値(1分間に60〜100回程度)を超えて、拍動が多すぎたり少なすぎたり、または心拍動のリズムが乱れることを「不整脈」といいます。動悸とともに低血圧や失神、意識消失や心停止に至ることがあります。

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