お腹が張る病気やその原因について

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お腹が張る二大原因とは?

食べすぎや飲みすぎから、お腹が張ってしまうことはよくあります。 そうした生活を原因とする場合を除外すれば、 張ってしまう一番の原因はガスが溜まった圧迫感だといわれます。 また、女性の方であれば、生理前に張りを感じることがあります。

どちらともスグに治まるのが普通なのですが、 症状が長引いたり、何度も繰り返すようならば、ほかの重大な病気が隠れていることも考えられます。 ここではお腹の張りについて、ガス・女性特有・その他の3つに分けて、お話していきます。

■ ガスが溜まるのはどうして?

お腹に張りを感じる原因のうちで、 一番多いのが腸内にガスが溜まっているケース。 お腹のガスとは、当然「オナラ」のことを指しているのですが、 ガスは、いったいどこからどうやって溜まるのでしょうか。 体内にガスが溜まる原因は、2つです。 まずは、口から飲み込まれるガス、そして腸内で発生するガスです。

「口から飲み込む」とはいっても、空気中のオナラを吸ってるわけではありません。 飲んだり食べたりするときには、空気も一緒に飲み込んでいるということです。 はっきり意識できるのは炭酸飲料ですね。 口から入った空気は血液中に吸収されたり、ゲップやおならとして排出されていきます。

腸内で発生するタイプのガスにも、2種類あります。胃液が膵液によって中和されるときに発生するガスと、 腸内細菌により発生するガスです。後者については、便秘が大きな原因の一つになります。

通常、お腹のガスと、排出されていくガスの量は同じです。 口から飲み込んだガスとお腹の内部で発生したガスとを合わせた分は、外部に出て行くのです。 正常なお腹の中には、約200mL(コップ1杯程度)のガスが存在するといいます。 ガスのほとんどは、血液中に吸収されて 肺を通って呼吸のときに排出されます。 ゲップやおならは、自分や周囲が認識するガスです。 たくさん出ている印象がありますが、その割合は全体の10%に満たない量です。

お腹のガスの発生と排出は、普段はバランスが保たれています。 このバランスが崩れると、お腹のガスの量が増えてしまい、「お腹が張る」「お腹がゴロゴロ鳴る」 「お腹がはって苦しい」といった症状が現れるのです。これを「腹部膨満感」と言います。 腹部膨満感は、お腹のガスが多すぎる場合か、お腹から排出されるガスが少なくなった場合におきます。

ガスが溜まらないようにする方法

原因は人によってさまざまです。ビールや炭酸飲料を好む人は、空気を飲みこむ量も多くなるので、 お腹が張りやすくなります。それ以外では、腸内活動を活発にすることで張りを改善することができます。 食事と運動、それに睡眠です。繊維の多い食事やヨーグルトの摂取を心がけ、 運動で腸を活発にさせ、ぐっすりの睡眠で腸を休ませます。 どんな症状にも共通しますが、暴飲暴食やストレスは、マイナスに働きます。

一時的にお腹が張って痛くなってトイレに駆け込みたくなるものの、時間が過ぎればケロッとしている。 それはもしかすると「IBS」(過敏性腸症候群)かもしれません。 例えば、通勤や通学途中、大事な試験や会議の前などのタイミングで症状が出て、 事あるごとに繰り返すのです。下痢型・便秘型・混合型があります。 慢性化すると、大腸がん・炎症性腸疾患などの危険な病気が隠れている危険があります。

■ 女性の原因PMSとは?

PMSとは「月経前症候群」のこと。
一般的に、女性の筋肉量は男性よりも少ないとされてます。 そのため、体の巡る血流が悪くなりやすく、 むくみが起きやすい体質 を持っているといわれています。 生理前になると顔や全身だけでなく、腸も「むくむ」ことがあります。 むくみは、血流が滞ることによって起こります。むくみによって腸の動きが鈍り、 便秘になったりガスがたまってお腹が張ったりするのです。 個人差はありますが、女性であれば、多かれ少なかれ症状が出ているはずです。

生理前は子宮と卵巣の活動が活発になるので、養分を蓄えて厚くなった子宮が、どんどん膨張していきます。 これによって腸が圧迫されてしまい、血流だけでなく「ぜん動運動」も弱まります。 腸の動きが悪くなるので、腸内に老廃物が残りやすくなります。こうして、 悪玉菌が繁殖しやすい環境が出来上がります。 そうした結果、悪臭のガスがたまってお腹が張ってしまうのです。

生理前の悪循環を無くすためには、PMSを緩くしなければいけません。 基本的には、前述のガス対策と一緒。重要なのは食事と運動と睡眠ですね。 さらに、次の3つも加えておけば解決しやすいと思います。

1 体を締め付ける洋服や下着は避ける
2 整理前は水分・塩分は摂りすぎないようにする
3 腹式呼吸を意識する

女性では、妊娠でもお腹の張りを覚えます。とくに妊娠初期は、身体の変化に馴染まないので、 いっそう違和感を感じるはずです。お腹が大きくなると足の付け根が痛くなったりもします。

■ 骨盤底筋の緩み

出産が終わった女性の身体は、いろいろと疲れが出ています。その一つに「骨盤底筋の緩み」がありますが、出産以外でも緩む原因があります。肥満・便秘・加齢・更年期のホルモンバランスの乱れなどです。 およそ、すべての女性の骨盤底筋は弱っていると考えていいかもしれません。 骨盤底筋が緩むと尿道を締めにくくなるため尿もれがおこります。またお風呂のときに膣内にお湯が入り、思わぬときに流れ出てくるケースもあります。

でも、骨盤底筋が緩むことで問題になるのは、骨盤内臓器脱や性器脱でしょう。 骨盤底筋が緩むと、膀胱や子宮が下がり、腟から子宮などがとび出てくることがあります。

尿道がゆるめば腹圧性尿失禁(いわゆる尿漏れ)になるのですが、あらゆる箇所が緩むことで、 支えを失った膀胱や子宮、直腸が膣から出てくることがあるのです。 膀胱が出てきた場合が膀胱瘤(ぼうこうりゅう)で、 子宮が出てきた場合は子宮脱(子宮脱)で、 直腸が出てきた場合には直腸瘤(ちょくちょうりゅう)と言います。

最初は、「ピンポン玉のようなものが飛び出した!」とびっくりする方が多い症状です。 しかも、一度起こると、年齢とともに悪化しやすい傾向があります。 初期症状としては、下腹部の不快感や臓器の下垂感です。排尿困難や出血、便秘などの原因になることがあります。骨盤底筋群が緩む方はかなりおり、米国においては全女性の10%で手術が必要になると言われてます。

対処は、骨盤底筋のトレーニング。ウォーキングや体操など、いくつかの方法があるので調べてみてはいかがでしょう。

骨盤のゆがみ

骨盤がゆがんだり開いていたりしていると、お腹がぽっこりでてきます。 これは、内臓が本来の位置より下まで落ちていくため、下腹がポッコリするのです。 骨盤のゆがみは一人でカンタンにできます。体の力を抜いて仰向けに寝るだけですから。

仰向けに寝た時、つま先とかかとがきれいにVの字を書いていれば骨盤のゆがみはなく、均等でなければ、歪んでいる可能性があります。右足が傾いていたり、左足が傾いていたり、つま先が内側に傾いていたり、極端に外側に開いていたりしてませんか。もしもそうならば骨盤がゆがんでいるか股関節がズレている、かも知れません。

■ お腹の張りで考えられる病気

最後になりますが、お腹の張りから考えられる病気について、触れておきますね。

・卵巣のう腫や腸閉塞等
女性特有の病気です。水や粘膜、脂などが溜まって膨張してしまいます。 進行すると「強い吐き気」や「強い腹痛」などの症状がでますが、 初期の自覚症状はほとんどないと言われています。

腫瘍が大きくなれば下腹部がふくらんできます。ウエストがきつくなったり、 おなかが張ったような感じがしたり、さらには、しこりを触れるようになります。 大きくなった卵巣が周囲の臓器を圧迫することで、さまざまな症状を起こします。 下腹部痛、腰痛、月経痛、頻尿、便秘などが同時期に起こったら、医者に行くことをオススメします。

・胆石症など胆道の病気
「胆汁」とは、脂肪やビタミンの消化・吸収の働きをする消化液のこと。 胆汁が通っているのが胆道といいます。胆道に欠席が出来る病気の総称を胆石病と言うのです。 胆石保有率は増加の傾向があって、現在のところ日本人成人の10人に1人は、 胆石をもっているとされています。その主な理由は、食生活の欧米化や高齢化g挙げられますが、 検査が普及して発見される率が高くなったことも、一因とされてます。 男性よりも女性に多いといわれています。

お腹の張りのほかに、「食欲低下」や「吐き気」「黄疸」といった症状が一緒におこります。

・前立腺肥大
お腹が張っているあなたが男性であれば、「前立腺肥大」である可能性もあります。 前立腺は膀胱の下にある男性の器官です。それが肥大すると尿道が圧迫され、 排尿障害を起こすのが「前立腺肥大」です。年齢とともに症状が出やすくなりますが、 特に50歳からは大きく増加します。60歳では60%、70歳で80%、80歳ではなんと90%にも上ります。 ただし、すべての方に治療が必要というわけではなくて、その25%程度と言われています。

・過敏性腸症候群
便秘と下痢とを繰り返し、その状態が慢性化してしまう。 そして、すこしの刺激でさえ症状が悪化してしまうのが過敏性腸症候群です。 電車の中や大事な会議の途中などでも、下痢の症状を起こしやすくなります。
検査では異常を見つけされませんが、ストレスが深く関係していると言われてます。 腹痛をともなう下痢や便秘が1ヵ月以上症状が続とか、ガスが溜まりやすいなどの症状があるのなら、 過敏性腸症候群の疑いもあります。

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