吐き気と頭痛の症状の病気や原因について

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吐き気と頭痛・めまいの症状

吐き気には、「危険な吐き気」と「心配のいらない吐き気」があると吐き気のページでお話しました。飲みすぎや食べ過ぎたときの具合の悪い吐き気はまず、心配はありません。乗り物に酔った吐き気も同様で、その場限りで後に残らない一過性の心配の無いタイプと思っていいでしょう。

そのいっぽうで、原因のはっきりしない吐き気は心配する必要があります。また、頭痛をともなうような吐き気も不安があります。どちらとも、なんらかの病気を患っている可能性があるのです。

頭痛を伴う吐き気について

繰り返しになりますが、「注意が必要」な吐き気・嘔吐の症状は次のようなものでした。

  1 症状が激しい
  2 おう吐物に血が混じる
  3 原因がわからない

吐き気を催すのと一緒に、頭痛や目眩がするようであれば、危険はさらに高まります。そうした症状はさまざまな病気が原因となっておこるのですが、ここでは誰にでも起こりうる危ない病気を取り上げ、説明していくことにします。

・頭痛を伴う吐き気
 くも膜下出血
 脳腫瘍
 片頭痛
 熱中症
 緑内障など

・めまいを伴う吐き気
 脳出血
 脳震盪(のうしんとう)
 髄膜炎(ずいまくえん)
 メニエール病など

くも膜下出血

脳卒中の一種で、年間2万人程度の人が発症する病気「くも膜下出血」。

大きな症状としては、突然の頭痛があります。「後頭部をハンマーで殴られたような痛み」と表現さるくらい最悪の激痛が走ります。片麻痺等の脳局所症状ではなく、頭痛と嘔吐、意識障害が主な症状です。軽症では頭痛が続き何となくおかしいという程度。中症では、一瞬の喪失の後に意識が戻ってきます。重症になると、大声で叫んで倒れてそのまま呼吸が止まってしまうことさえあります。

くも膜というのは、脳を囲んでいる髄膜のひとつ。脳とくも膜の間にある「脳動脈瘤」が破裂して血液がくも膜と脳表の間に広がる病気が「くも膜下出血」です。出血は、頭蓋内圧と血圧と同じになった時点で止まります。この、一瞬の出血の広がりに絶えられないと呼吸が停止して、突然死になるというわけです。軽症であっても、出血はしているので、症状から2週間は脳内が危険な状態にあります。

くも膜下出血は、脳動脈瘤が破裂する前に分かることもあります。 片方の瞼が開かなくなって、両目で物を見るとダブって見えることがあります。これを動眼神経麻痺といいます。これは、動脈瘤が大きくなって動眼神経を圧迫した結果です。破裂の前触れと考えられるので、早々の手術が必要です。

脳腫瘍

脳腫瘍は、頭蓋骨内部に発生する腫瘍の総称で、2種類あります。頭蓋骨の内部の、脳・髄膜・脳神経・下垂体・血管などから発生する腫瘍が「原発性脳腫瘍」。身体の他の部分から転移してくる腫瘍が「転移性脳腫瘍」 です。頭痛や吐き気のみならず、腫瘍状態によってさまざなま症状が表れます。

 頭痛
 嘔吐
 視力障害
 視野障害
 めまい
 運動麻痺(まひ)
 しびれ
 失語(しつご)
 複視(ふくし)
 聴力障害
 顔面神経麻痺
 けいれん発作

原因は遺伝子の変異だとされていますが、今も詳しいことは解明されてません。ただし、症状を悪化させるものとして、高たんぱく・高脂肪食品の過剰摂取、過度のストレス、喫煙などがあげられています。ほかの臓器のガン転移する危険もあります。

片頭痛

片頭痛は「偏頭痛」とも書きますが意味は同じです。頭の片側か両側におこる頭痛のことです。痛み方は、「ズキンズキン」あるいは「ガンガン」と脈打つような痛みが、ときどきか、4〜72時間も続くものです。痛みは、始まってから1〜2時間でピークに達します。痛みの時期に個人差が大きく、月に1〜2回程度から週に1〜2回などです。

頭痛や吐き気のほか、胃がムカムカすることがあります。また、頭をちょっと傾けたりするだけでも痛みが強くなることから、普段は気にならない小さな刺激に敏感になります。たとえば、光がまぶしく感じたり、音がうるさく感じたり、何気なく匂いが嫌と思ったりします。

原因としては、プレッシャーからの開放や生理通、アルコール、人ごみ、光や温度差、睡眠(過剰・不足)など、枚挙に暇がありません。命にかかわるものではありませんが、反対に、ほかの病気からの頭痛を偏頭痛

熱中症

人間は、汗をかくことで水の気化熱を利用して、熱を放出しています。ところが、周囲の音素が高いと汗が蒸発せず、熱を放出するのが難しくなります。さらに、体温が37℃を超えると皮膚の血管が拡張して血液量を増やして熱を放出しようとします。外気が熱いと、この放出が仇になり体温がさらに上昇します。

熱中症とは、体温を調整する機能がコントロールを失って、体温がグングン上昇してしまうという機能障害です。炎天下でおこるイメージがありますが、室内で静かに過ごしていても熱中症の危険はあるのです。 熱中症には、熱失神・熱けいれん・熱疲労・熱射病の4段階があり、症状が重くなっていきます。

熱失神であればめまいや失神ですが、熱射病にいたると吐き気や頭痛のほか、錯乱・昏睡・全身の痙攣などがあり、一刻を争う緊急事態になります。

原因は、水分およびミネラル不足、それになんといっても暑さです。

緑内障

緑内障は、モノが見える範囲が狭くなる病気です。原因は、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という器官に障害が起こること。治療が遅れると失明に至ることもあります。慢性緑内障と急性緑内障があります。

慢性緑内障は、見える範囲が狭くなっていく症状です。進行がかなりゆっくりなので、かなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。ほとんどの場合、片方の目に症状があらわれます。生活に支障がないことから、見えなくなっていることに気づきにくいのです。

いっぽうの急性緑内障は、眼圧が上昇して発症します。急激に変化から、頭痛や吐き気、眼痛、充血など、激しい症状がもおこります。

脳出血

脳出血とは、何らかの原因で脳内の血管が破れて出血した状態のことです。意識障害、運動麻痺、感覚障害などの症状が現れます。血腫が大きくなると、重い場合は脳幹部が圧迫されて死に至ります。 原因の7割は高血圧といわれてます。

症状は、出血の場所(被殻出血・視床出血・皮質下出血・橋出血・小脳出血)やサイズによって異なっています。 一般的に多いのは、頭痛、嘔吐、意識障害、片麻痺などです。また、慢性期してからも後遺症を示す方も多くあります。

脳震盪(のうしんとう)

脳震盪は、脳が激しく揺さぶられることによっておこる「脳障害」です。つまずいて頭をぶつけたり、格闘技や球技などのスポーツで頭から落ちた・ボールがぶつかったなど、頭に起こった衝撃でおこすケースが目立ってます。

意識はあるが体が動かせない軽度。意識を失って2分以内に目覚める中度。2分以上経過している重度にわけられます。症状としては、

軽いものだと、意識喪失やめまい・頭痛・ふらつきなどですが、障害の程度によっては記憶喪失や嘔吐、錯乱やなどをおこします。回復していない状態で、再度起した脳震盪を「セカンドインパクト」といいます。より危険な状態に陥ります。

髄膜炎

髄膜炎とは、ウィルスや細菌や寄生虫が、脳や脊髄を包んでいる髄膜(ずいまく)の奥まで入り込んで起こる病気です。発見が遅いと命にかかわったり、重い後遺症が残ったりすることもあります。

主な症状は、頭痛がとまらないこと。発熱・うなじの硬直などの髄膜刺激症状、のほか、髄液細胞増加などがあこります。脳炎では、脳の炎症にともなって、発熱や意識障害、けいれん、髄膜刺激症状などがおこります。

風邪や病気の細菌やウィルスが原因となることが多いので、症状の変化が見つけにくいという厄介さがあります。そのため、気が付いたころにはかなり悪化していることが多いのです。とくに子供の場合、「きげんが良くならない」と思い込んでしまうことから、症状をより深刻にさせがちです。

メニエール病

メニエール病とは、内耳性めまいのうち、ある種のものを指します。いまだ原因は不明ですが、病気の本体は内耳の水ぶくれ状態(内リンパ水腫)にあるとされてます。また、几帳面・神経質な人がかかりやすいという統計があり、精神的・肉体的疲労、ストレス、睡眠不足などの人が患い易いという傾向があります。

前ぶれなく、突然激しい回転性めまいがおこります。多くの場合、めまいにともなって、吐き気・嘔吐・冷や汗、顔面が蒼白くなる、脈が速くなるなどの症状もあります。また、難聴や耳の塞がった感じ、耳鳴りなどいった耳に関係する症状も現れます。

自律神経失調症

「めまい・動悸・吐き気・頭痛」とくれば、精神疾患の可能性もあります。とくに、心が不安定になる年代や、学校や職場などでストレスを抱えると、こうしたことがおこります。問題なのは、考え込みすぎること。 「なんで?」「前はこんなじゃなかったのに!」と、考えても意味のない思考が自分自身を追い詰めてしまうことがあるのです。心身の疲れが自律神経に影響をもたらすことも多いのですが、逡巡する重い悩みが悪い方向へ向かわせることも多々あります。まずは、一度思い切って楽しいことをしてみましょう。「あ。気の持ちようだったんだ!」で収まる場合もあるのですから。

季節の変わり目

季節変化の節目に頭痛や吐き気をおこすことがあります。人間は気象変化を苦手とするようで、急激な気圧変化や、気温の上昇や低下により、頭痛発作を起こすのです。とくに多い季節は春や秋ですね。 台風や梅雨の季節にも同様のことがおこります。気温対策は、着たり脱いだりできますが、気圧ばかりは どうしようもありません。せめて頭痛薬を持ち歩くなどの対策をとってください

温度差への対応策は

片頭痛発作は、体が急に温まって脳の血管が拡がったときに起こりやすい頭痛です。よくあるのは「冬 熱い風呂への入浴」「夏 冷房の効いた部屋から急に暑い屋外に出るとき」「プールからの帰り道」などです。急激な気温差を緩和することで解決します。具体的には、冷房の効いた室内では上着を羽織る。夏の屋外では直射日光を避けて麦わら帽子や日傘を使用。また、いつもで温度調節のしやすい衣服を選ぶの効果があります。

緊張型頭痛は、冷えて血管や筋肉が縮んだときに起こりやすい頭痛です。冬の季節の、寒い外気に長時間さらされたときなどに起こるので暖めることが基本になります。冬の寒い日は耳まで覆う帽子をかぶったり、反対に夏の冷房の効いた部屋では首回りを冷やさないようにストールを巻いたり、膝かけを使ったりするのがよいでしょう。寒い場所で、体を動かさないでじっとしていると筋肉がこり固まってしまいます。ほんの少しでも歩き回ったり、頭痛対策の体操などでほぐしてあげましょう。

眠気と頭痛と吐き気が突然表れた? 頭痛と吐き気だけでも大変なのに、眠気も一緒に襲ってくることがあります。 原因は季節の変化や低気圧の影響、自律神経の乱れがあります。 女性の場合、生理痛や妊娠も加わります。いずれにしても、身体が変化に追いついていかないことで発症するようです。

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