耳鳴りと難聴の原因について 病気や原因をみつける

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耳鳴りや難聴に困っているんですが

以前まで聞えていたはずの声や音が、聞えにくくなっていく。難聴とはそんな症状です。 生まれながらに完全に音が聞えないという方もおられ不便を感じているでしょうが、後発の難聴には別の困難があります。

音はさまざまなシーンを支えてます。活動の前提となっている音が聞えなくなれば、 音に頼っていたコミュニケーションが困難となっていきます。 当人も周囲も、音の無いやり取りを実につけていないことがほとんど。 集団はおよばず家族からも孤立しやすくなり、社会生活に支障をきたしていきます。 難聴は、いったいどうして起こるのでしょうか?耳鳴りや聞こえの障害についてお話します。

■ 音が入る耳ってどうなっているの?

年齢を重ねていくと「昔とくらべて音が聞えなくなった」ということが、多かれ少なかれおこってきます。 周りの音や人の言葉が、聞き取れなくなったり聞えにくい状態になるのですが、 相手の言葉が理解できないのではなく、音が聞き分けられないのです。

たいていの場合は 聞えないわけではなくて聞えにくくなっている状態 です。 この「聞こえない」と「聞き取り難い」は、似てるように思えるでしょうが、微妙に異なってるんです。

耳を手で押さえたり、耳の穴に指を突っ込んで外部の音をシャットアウトする。 これが「聞こえない」という状況です。シーンと静まり返って、他の音が入ってきません。 いっぽうの「聞き取り難い」とはどういうことなのでしょう。

音というのは2段階で脳に届いてます。最初は耳の穴(外耳道)から入ってきて、それが鼓膜で振動に変わり、中耳骨によって振動が伝わります。 ここまでを伝音器といいます。
その後、振動は内耳で電気信号に変換されて、聴覚神経で脳に伝わります。 この部分を感音器といいます。
つまり、耳で音を理解している仕組みは、 「体の外の音を振動に変えて体内に伝える部分」と 「体内に取り込んだ振動を電気信号に変換して脳に伝える部分」の2つに別れているのです。

難聴は、この障害の起こっている部分によって、3種類(2種類?)に分けることができます。

伝音性難聴
伝音器(外耳・中耳)の部分に機能障害がある難聴のことです。 音が小さくしか聞えない、または音が届きにくい状態です。機能的な不都合でおこります。 たとえば、外耳道に大きな耳垢が詰まってたり、鼓膜や中耳骨等の部品の不具合などが原因になります。 たいていは、薬や施術で回復する難聴ですが、重い難聴もあります。 外耳道が完全になかったりする小耳症・無耳症や、耳小骨が癒着するなどを患うと、 手術での治療が必要になります。

感音性難聴
感音器(内耳・聴神経)の部分に機能障害がある難聴です。内耳で音が上手く処理されなかったり、 音の電気信号を脳へ伝える神経が上手く働かないことから、音の内容がハッキリしないのです。 「聞こえない」のは音量の問題ですが、「聞き取れない」のは音質の問題です。 音量は普通に聞こえているのに言葉の内容がさっぱり判らないという症状もあるようです。

感音性難聴というのは、音質の障害です。補聴器で大きい音を聴いても、 大きい声を出して話してもらっても、音量に見合った聞き取りが出来ない障害なのです。 一生懸命話しても理解しない様から、「聞く気がない」どいう誤解を受けることもおこります。 感音性難聴は、現在の医療では治療の方法がないとされています。

混合性難聴
伝音器と感音器の両方に機能障害がある難聴です。

・難聴の程度
難聴の程度は、聴力の低下の程度によって、大きく以下のように分けられます。
 軽度難聴----ささやき声が聞き取りにくい
 中等度難聴--普通の会話が聞き取りにくい
 高度難聴----大きな声でないと聞き取りにくい
 重度難聴----かなり大きな声ならかろうじて聞き取ることができる

■ このほかの一般的難聴

伝音性・感音性。ともに病気的な難聴だといえますが、それ以外にも難聴は存在します。

老人性難聴
加齢によって引き起こされる難聴のことです。症状的には「感音性難聴」のひとつに分類できます。 内耳にある蝸牛の機能が低下したり、中枢神経の機能が落ちてくることで言葉の判断力が悪くなるのです。 低下した機能は回復しにくいのですが、主に補聴器を用いることによって聴力を補うことができます。

突発性難聴
ある日突然、片一側の耳が聞こえなくなるという難聴です。種別的には「感音性難聴」に分類されますが、 はっきりした原因は分かっていません。ストレスやウイルス、内耳の循環障害説などがあげられています。

神経性難聴
内耳より上の神経に問題がある難聴のことですが、内耳に問題がある内耳性難聴をひっくるめて 神経性難聴ということもあります。「感音性難聴」に含まれているという考えもあるようです。

老人性も突発性も、難聴の行き着く先は「感音性難聴」のようです。 音は聞えていても理解に至らないのです。個人的には「子音」が聞き取りにくいように思えます。

■ 耳鳴りはなぜおこる?

キーンとなって、周りの音が聞えなくなったり、音は聞えるけど響いて聞きとりにくくなる。 これが耳鳴りです。耳鳴りの仕組みは解明されてませんが、種類は3つあります。 「他覚的な耳鳴り」「生理的な耳鳴り」「病的な耳鳴り」の3つです。

他覚的な耳鳴り
 耳の周りの筋肉や関節の音や血管の血流の音などが聞こえる
生理的な耳鳴り
 防音室などに入った時にシーンと聞こえる
病的な耳鳴り
 鼓膜などの中耳に異常がないのに特定の音がうるさく鳴り続ける

他に、本人しか自覚がない、例えば「セミの鳴き声のような音」などがあります。

キーンとなる耳鳴り

キーンと、突発的に鳴り出す耳鳴りには、骨格の歪みが原因となっていることがあります。これは事故などの後遺症ばかりでなく普段の生活で、身体の使い方に癖がありことを含みます。座っている時にはいつも同じ足を組んだりしてませんか。そうしたことでも、身体の歪みが出てくるのです。 突発的なものなら、時間が経てば治まることが多いようです。気にしすぎると精神的な不安からかえって悪化することがあります。ほっと心を落ち着けるだけで治まることもあります。

■ 難聴になる原因とは?

初めは「 ちょっと耳鳴りしてるかな 」程度ですが、 そのまま放っておけば常態化していくというのが耳鳴りの怖さ。 耳の「キーン」が24時間鳴りっぱなしになるのはツライですよ。 月日が経ってからの治療は、効果が低くなります。 いま耳鳴りを感じているならば、今日にでも耳鼻科で治療を受けてください。

バーンという高い音を聴いた後、しばらくの間は耳鳴りが止みません。 これは音がきっかけておこることも多いのですが、原因はほかにもたくさんあります。 毎日口にしている食べ物が、耳鳴りを起こす一因になっていることもあるんです。 耳鳴りばかりか、眩暈(めまい)も引き起こることもあります。 どのようなことに注意すればいいのでしょうか。

コーヒー・紅茶・コーラなどの飲料

コーヒーや紅茶・緑茶・コーラ、それに香辛料の摂り過ぎには注意してください。 それが原因となって、耳鳴りやめまいを起こすことがあるのですが、理由はカフェイン。 カフェインの1日の摂取量は、250ミリグラムが目安です。この量を超えているようなら、 まず自覚症状を確かめましょう。下のうち、複数の症状があらわれている人は、 カフェイン過剰摂取の可能性があります。

 情緒不安定
 不眠
 頻尿
 胃腸障害
 頻脈や不整脈

習慣で、毎日コーヒーを何杯も飲む人も、過剰摂取が疑われます。 カフェインの取りすぎは、耳鳴りだけでなくやめまいを発症することがあります。 内耳や脳に異常がなく、耳鳴りやめまい以外の不定愁訴がある人は、 日常的にカフェイン多量摂取というケースがあります。コーヒーやコーラ、 緑茶のほか、紅茶・番茶・ほうじ茶などのお茶全般。栄養ドリンクや、一部の頭痛薬にも含まれています。

カフェイン過剰摂取が原因の場合、摂取をやめれば耳鳴りやめまいの症状はすぐに治ります。

不定愁訴とは?: 何となく体調が悪いという自覚があるけれど、検査では原因となる病気が見つからない状態のこと。 具体的には、「頭が重い」「イライラする」「疲労感が取れない」「よく眠れない」といった症状です。

ステロイド依存性感音難聴?: メニエール病とは、内耳のリンパが増えて水ぶくれの状態になり聞こえが悪くなる病気。また突然難聴は前ぶれなく陥る難聴で、ウイルスび感染や内耳循環障害によると言われてます。 こうした難聴の治療にはステロイド剤を処方されることがあるのですが、ステロイド剤に依存してしまうことがあります。ステロイド剤で回復するのですが、中止すると難聴が再発するのです。

アルコールの飲みすぎ

症状のないときの少量の飲酒なら問題はありません。 しかし、難聴や耳鳴り・めまいの症状があるときくらいは、飲酒を控えましょう。 飲酒のストレスの解消、気分のリフレッシュに利用すべきものです。 過剰の飲酒で、体調を低下させるのは本末転倒です。

種類的には、日本酒やワインは、めまいを起こしやすい傾向があります。 詳しい因果関係は不明ですが、醸造酒であることが原因ではないかと推測されています。 醸造酒には、微量成分がたくさん含まれています。 それらのどれかが、めまいの原因になっているのではないかと考えられているようです。 また、体質的にアルコールに弱い人は、飲酒がきっかけで、めまいや耳鳴りを起こすことがあります。 さらには、酒のつまみにも気をつけること。濃い味のつまみには、塩分が多量に含まれてます。 この塩分も難聴の要因になります。

塩のとりすぎ

前項でも触れていますが、塩分の取りすぎも注意です。塩は体に必要不可欠のものでが、 必要以上の塩分摂取は、高血圧を招く可能性が高くなります。 高血圧は、脳血管障害の引き金となる場合があります。血圧が異常を起すことから、 難聴、耳鳴り、めまいに至るケースは、珍しくありません。

高血圧は自覚症状がないうちに、ジワジワと身体をむしばんでいきます。 俗に「サイレントキラー」と言われるくらい怖い症状なのです。 塩分の取りすぎには絶対に気をつけましょう。

以上、難聴やめまいの原因となる食べ物についてお話しました。こうしたことを理解していれば、 食生活を改善することで、難聴・めまいを遠ざけることができます。 1日3食、栄養バランスの整った適量の食事をとるのが基本となります。

■ 耳鳴りに利く、ビタミンの摂取

上の項では、難聴にとって悪い影響を与える食べ物について説明しました。 では、逆に食べたほうが良い食べ物はあるのでしょうか?  一般にビタミン類は音の聞え方に良い効果をもたらすとされてます。 とくにオススメのビタミンは、B12、B1などです。

・ビタミンB12

末梢神経の代謝を促す作用があるのB12です。医療の現場でも、耳鳴りやめまい、 難聴の治療薬として使われています。ビタミンB12を多く含む食品を食べることで、 耳鳴りやめまいを回避できる可能性が広がります。

 ビタミンB12を多く含む食品
 ・レバー  あさり  しじみ  うるめいわし  さんま  すじこ   など

・ビタミンB1

ビタミンB1が不足すると、脳の動きを低下させます。間接的に耳鳴りの原因にもなるので、 摂取がかかせないビタミンです。ビタミンB1を多く含む食べ物も適度に食べてください。

 ビタミンB1を多く含む食品
 ・豚肉  レバー  ピーナッツ  ごま  大豆   など

・そのほかのビタミンや成分

B1やB12以外にも、摂取したいビタミンや栄養素があります。 「ビタミンB2」が不足すると、疲労や老化の原因となる「過酸化脂質」が体内にたまりやすくなります。 「ビタミンB6」は、免疫力を強化する作用があります。 酸っぱいイメージのある「ビタミンC」には、 疲労回復を促してストレスへの抵抗力をつける効果があります。

また、「カルシウム」は、脳の神経細胞の興奮を抑える効果を持ちまし、 「たんぱく質」には、貧血予防効果があるのでエネルギー代謝に欠かせません。 難聴の原因はまだまだ不明なことがあります。さまざまな栄養素をバランスよく 摂ることこそが最良の方法です。

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