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顎(あご)が痛い病気

ナイルワニが2000kg、カバは1000kg。これは動物の噛む力だそうです。ちなみに人間は約70kgが最大だとか。握力を計ったとき65キロを出した自分としては、あごはもっとあるだろうと思うのですが。

ともかく、動物はあごサイズの大小が違えば、噛む力も違うという例です。 そんな重要なあごですが、痛くなることはないでしょうか。

あごは口を動かす入り口です。口を開けたり、噛んだり、動かしたとき。アゴに痛みを感じたり、カクカク鳴ったりしませんか。あごに感じた痛みの原因は、過度の負荷や顔の神経の障害です。小さな違和感だからと放置していると、痛みが強くなり食べることすらままならなくなる場合があります。

■ あごが痛いよくある原因

あごを使うのは食べ物を噛むときだけではありません。話しをしたり管楽器を吹いたり、力を入れて櫛ばったりと、何かのときに口を動かせば、とうぜんあごも一緒に動きます。というよりも、食べるにしても何にしても、あごを動かさないと始まらないのです。

あごが痛くなる原因には、普段の生活に起因するものと病気によるものの2つがあります。

・日常生活から考えられる原因

顎が痛む原因で、日常によくあるケースには次のようなものがあります。

1 あごの歪み
歯の噛み合わせが悪かったり、入れ歯・差し歯がフィットしていなければ上下の歯は噛み合いません。収まりの悪い気持ちが残ります。噛みあわない状態が習慣化してしまうことも、あごの歪みにつながります。あごが歪むと、動かしている筋肉にいつも負担がかかってしまうので、痛みをより引き起こしやすくなります。

2 あごへの負担
重い物を持つときや寝ているときには、歯を、無意識に食いしばっていることがあります。あごには自分の体重ほどの負荷がかかるといわれていますが、MAXパワーで前後左右にギリギリ動かせば、あごにも歯にも負担がかかるのは当然。負荷を受けたあごの関節には、徐々に歪みが生じて痛みを感じるようになるのです。

3 食習慣
硬い食べ物を一気に食べた後、あごが疲れてしまう経験はないでしょうか。硬い食べ物は負担が大きいのですが、逆に軟らかい食品ばかりを食べることもあごの筋肉を弱めます。普通に噛むなど、日常の動作だけでも痛みを感じる人が増えているのです。左右均等でなく、片側だけで噛む習慣も、あごに歪みが生じて痛みを引き起こすことがあります。

・病気によるもの

あごが痛む代表的な疾患は、顎(がく)関節症です。ほかにもいくつかの病気が考えられます。

1 顎(がく)関節症
あごに負担がかかる要因が重なり合った結果の疾患です。
症状はあごが痛むだけでなく、口を大きく開けられなくなったり、動かすと音がします。 悪化すしてしまうと、症状は全身におよびます。首や肩・背中の痛み、腰痛、肩こりなどの 耳の痛みや耳鳴り、難聴、めまい、眼の疲れ、充血、 果ては、呼吸困難や手足のしびれまでおこしてしまいます。

顎関節症になる原因は、食べ方や顎の使い方のクセです。噛み合わせが悪い。片側の歯だけで食べる。歯ぎしりをする。頬杖のくせ。このような、あごにとって負担となる力が継続することで発症するのです。ストレスなどであごの筋肉が緊張している人にも起こりやすいといわれています。口が大きく開けられなくなった口を、無理に開けようとすると痛みが走ります。

2 三叉(さんさ)神経痛
三叉神経の支配領域に起こる痛みが「三叉神経痛」。三叉神経は、顔のこめかみから目、あご、頬と三本に枝分かれした部分の神経です。原因の多くは、こめかみ付近の血管が神経に触れたり、神経を圧迫することによって起こります。目やあごや頬を中心に、突然ぴりぴりとした痛みがあらわれます。

3 帯状疱疹(帯状ヘルペス)
体の中に潜伏していた「水ぼうそう」ウイルスが、再び活性化して起こるものです。激しい痛みをともなう小さな赤い水ぶくれが出るのですが、体の片側に帯のようにあらわれることから、帯状疱疹と呼ばれてます。水ぶくれは1〜2週間で治まります。こめかみやひたい、頬、上あごや下あごにできることもあります。

ウイルスは、日本人のほとんどが持っているものですが、普段はまず発病しません。でも、疲れが溜まっている人やお年寄りといった、体の免疫力が落ちてきたときに発症しやすくなるのです。

4 舌咽(ぜついん)神経痛
のどの奥にある舌咽神経が異常を起す疾患で、発作的な痛みがおこります。この発作は、あくびなどで口を大きく開けたときや、酸味の強い物を食べたときなどに起こります。症状は、焼け付くような強い痛みや、電気が走るような鋭い痛みがのどや舌、耳の奥に瞬間的にあらわれます。

痛みが起こるのがノドの奥深くであるため、人によっては「あごの関節が痛い」と感じることもあります。

■ 顎関節症の原因と対応

上記のうち、もっとも患者数が多いとされるのは顎関節症です。若い女性に急増中と言われおり、自然に治る軽症のものから、日常生活さえままならない重症のタイプがあります。

ポピュラーな顎関節症についての症状と対処法を、すこしばかり掘り下げます。 繰り返しになりますが、主な症状には次のようなものがあります。

 あごが痛む
 口が大きく開けられない
 あごを動かすと音がする
 噛み合わせに違和感がある
 口を完全に閉じることができない

主な原因となるのは、食いしばりや偏った噛み合わせ、それにストレスなどです。口の開けすぎによる脱臼などがきっかけとなって発症することもあります。

何気ないクセが、顎の病気へ進行してしまうことがあります。あごを動かすと、多少なりともかちゃかちゃ、かちかちと音がすることがあります。音が気になって鳴らすことがクセになると、睡眠中でも無意識に動かして鳴らしてしまいます。炎症や筋肉の緩みをおこしてしまい、顎関節症になってしまうことがあるのです。

・自分で対処するには?

問題になるのは、あごの負担です。過度な負荷を減らしたりなくしたりすることが、予防とケアになります。病院で指導されるのもそういった事柄であり、普段の生活の中で修繕することが重要となるわけです。

歯を接触させない
くいしばりをしないようにするのが目的です。上下の歯が接触するのは物を噛むときに限定し、いつもは歯を接触させないようにして余計な負担をかけないようにします。歯を合わせることは、半ば習慣なのでかなり意識してもいつのまにか接触していたりします。 ポイントはリラックスすることと。「唇を閉じて、上下の歯を離し、顔の筋肉の力を抜く」ようにします。

硬いものは食べない
痛みがあって口が開けづらいようなら、硬いものを食べないようガマンします。

口を大きく開けない
ムダに口を大きく開けないことです。大きな食べ物は小さく切って口に入れます。会話中の大笑いや、あくび、歯科治療などにも注意が必要です。

冷湿布と温湿布
湿布は、あごを動かしにくくなるので、二重の意味で有効です。痛みの具合によって冷温タイプを切り替えます。痛みが急激に高まる時期に有効なのは冷湿布。ただし冷やしすぎると血液循環が悪くなるので、湿布の大きさや貼る時間に注意します。痛みが慢性化しているようなら温湿布にします。暖めることで筋肉の緊張や痛みが緩和されます。

マッサージ
あごの筋肉が痛むときにはマッサージです。固まった筋肉をほぐす事で血行がよくなり痛みがやわらぎます。強く揉みすぎると、弱っている筋肉を痛めるので、軽くさする程度です。

よい姿勢を保つ
立つ姿勢や座る姿勢が、正しくなっているかチェックしてください。猫背やあごを突き出す姿勢になっていないでしょうか。また、同じ姿勢を長時間続けるのもアウト。ストレッチなどで、ときどき血行を回復します。

うつ伏せ寝をしない
うつ伏せは顎や首の筋肉に負担がかける姿勢です。できるだけ仰向けで寝るようにします。枕も高いものは避けます。

わりと突然、顎やらが痛くなる場合、その原因は「親不知(おやしらず)」の可能性があります。 奥歯とか顎の付け根とか頬骨などに強い痛みを感じます。物をかめば奥歯が痛くなり、食事どころではなくなります。 痛くない親不知もありますが、生える向きによっては歯茎を圧迫するので、ガマンできないくらい痛みます。 歯医者で抜いてもらいましょう。

■ 普段の生活で気にすることは?

地味なことばかりですが、予防も治療も続けていくことが大切です。痛みが治まってきたようなら、少しずつ顎の運動を行います。運動といっても難しいことではありません。口を開閉したり顎を横に動かしたり、首や肩のストレッチをするだけです。通院しているなら、医師に相談してみましょう。顎の筋肉エクササイズなどを症状をみながら行います。

運動と同じくらい大切なのがリラックス。緊張をほぐして、あごに負担をかけないようにするのです。仕事などで長時間緊張が続くようなら、ときどき緊張を解いて、無理にでも筋肉を休ませるようにします。まずは深呼吸。意識的に筋肉の力を抜いていくリラクゼーションなどを行うのもよいでしょう。

どんな健康にもいえますが、運動は欠かせません。ウォーキングや水泳などの軽い全身運動をしましょう。基礎体力の維持や全身の血行をよくするのですが、気分転換やストレスの解消にもなり、永続的な予防につながります。

なるべく、あごに負担をかけない生活を意識していきましょう。

■ 顎変形症とは

アゴの形が悪くなるのが顎変形症です。痛いということはないのですが、 顎の骨の形・大きさの異常や位置バランスなどが崩れでおこります。 顎のバランスが崩れているために外見は良いとはいえません。 見た目の問題だけではなく上下の顎がうまく収まらないので、 生活にも不便を感じるシーンがでてきます。

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