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鼻血の原因と病気

受け損なったボールが鼻に当たったり、ドアの角などに鼻をぶつけたりしたことはありませんか? 生活の中の「ちょっとした事故」によって、鼻から血液が流れ出すことがあります。 鼻血は大人でも流れ出ますが、とくに子供の頃によく目立つ症状です。

寝苦しい真夏の夜にのぼせたり。ムズムズした鼻の中をいじり過ぎたり。 日常生活の様々なシーンで、鼻血はカンタンに発症してします。 心配にあたらないケースが大半なのですが、中には危険な鼻血も存在します。 鼻血自体は、さほど珍しいものではありません。でもそれだけに、重大な原因が隠れていた場合でも、 「そのうち止まる」と、スルーしがち。 これこそが、鼻血症状の落とし穴といえるでしょう。

正しい知識をもって、鼻血に対処できるようにしてください。

● 鼻血の症状

鼻血とは、なんらかの原因によって鼻の中で出血がおこる症状のことです。 基本的には軽微です。驚くほどの出血に思えても、ほとんどの場合ほんの数分で止まります。 経験のない人はほぼいない病気なので、説明も不要かもしれません。

大人よりも子供のほうがよく鼻血をおこします。とくに多い年齢期は3〜8歳あたりです。 この年頃は、「小さな衝撃」や「のぼせ」などで、しょっちゅう鼻血を流します。

子供に多いとはいっても、あまり頻繁におきるのは問題です。 親や祖母・祖父、先生などの周囲は心配になるのは当然です。 子供が鼻血を出したら、とにかく慌てず止血を行ってください。

● 鼻血の原因

鼻血は、大きく二つに分けることができます。 症候性鼻出血特発性鼻出血です。
症候性鼻出血とは、ある種の疾患において複数ある症状のひとつです。 鼻や副鼻腔、または全身に出血をひきおこす病気など、なにかの疾患が原因で起こる鼻血ですね。 「症候性鼻出血」は、さらに局所的要因と全身的要因とに細分類されます。
後者の特発性鼻出血は、病気とはまるで無関係の鼻血のこと。 すぐ後に話す「キーゼルバッハ部位損傷による鼻血」とほぼイコールの鼻血です。

キーゼルバッハ部位損傷による鼻血

鼻の穴の入り口にある柔らかい部分を「キーゼルバッハ部位」といいます。 ここが、なんらかの原因で傷つくと鼻血が出てしまいます。 また、左右の鼻の孔を仕切っている鼻中隔の前部が傷ついておこることもあります。

鼻血の約8割の原因がこれです。 厳密な出血位置が「キーゼルバッハ部」でなくても、 この付近での鼻血は「キーゼルバッハ部位損傷」と、ひとくくりに判断されるようです。

鼻かぜやアレルギー性鼻炎をおこしている間は、鼻の粘膜が充血しているものです。 強く鼻をかんだり、直接指で触ったりすることでも、この部位が傷つきやすくなります。 また、日ごろから鼻の孔に指を入れる癖のある人はだいたいこの部位に傷ができており 鼻血が出やすい状態になってます。ほとんどの子供の鼻血はこうしたいじったことが原因です。

また、鼻出血を繰り返す子供は、アレルギー性鼻炎や蓄膿症を合併している可能性が高いといえます。

キーゼルバッハ部位は血管が多くて、しかも脆い場所です。 鼻の中を直接触っただけでも損傷することがあるくらい、カンタンに出血します。 出血はしやすのですが、出血量は少なめであり、わりとすぐに治まるという特徴もあります。

よくある主な原因
  鼻の中を直接触る
  刺激の強い食べ物
  のぼせる
  興奮する
  外部からの衝撃

意外なキーゼルバッハ部位鼻血

直接にはキーゼルバッハ部位の鼻血であるものの、大本はなんらかの病気が原因というケースがあります。

キーゼルバッハ部位を刺激する主な病気
  循環器の障害
  環器の病気以外
  風邪

循環器の障害
高血圧や動脈硬化などといった「循環器系の障害」があると、間接的に鼻血が出やすくなります。 病気のせいで血圧が高くなるため、キーゼルバッハ部位から出血しやすくなるのです。 こうした事例での鼻血は脳出血などとは直接関係なく、粘膜から出血をおこしてます。

症候性鼻出血の局所的要因

・鼻咽腔粘膜炎症による鼻血

鼻の奥、咽頭上部の鼻咽腔にある粘膜。 この粘膜に炎症の起こる病気が「鼻咽腔粘膜炎症」で、動脈が傷つくことで鼻血がでます。 身体中の血管が細く弱ってきた高年齢の鼻血の原因として多く見られます。 加齢による潜在的な、高血圧や動脈硬化などが原因です。 動脈の損傷による鼻血ということから出血量は多く、口から出てくることもあります。 出血量の多さで「キーゼルバッハ部位の損傷による鼻血」との違いがわかります。

・鼻腔ガンによる鼻血

鼻腔にガンが発生した場合にも鼻血が出ます。鼻水の処理をしたとき、一緒に血が混じることあります。 その状態が長期間継続すると、鼻腔ガンが疑われます。
いつも片方の鼻ばかりから鼻血が出る場合に注意したいのは、上顎洞癌(じょうがくどうがん)。 これは奥歯から鼻につながる部分のガンです。 鼻血以外にも、目が疲れやすかったり歯が痛むなどの症状があれば、早めの受診をオススメします。

・大気汚染による鼻血

「光化学スモッグ」など、汚染物質の多い地域では、鼻血にかかる人多い傾向があります。 その原因は、汚染物質による、鼻粘膜の損傷だと考えられています。 鼻粘膜が損傷しての出血なので、症状は一時的です。長く続くようなら、要注意です。

局所的要因の主な病気
 外傷
 アレルギー性鼻炎
 急性鼻炎
 炎症(副鼻腔炎など)
 鼻中隔彎曲症
 悪性腫瘍(癌など)
 鼻骨骨折
 顔面外傷
 などなど。

○ 生理前の鼻血

生理前の女性はホルモンバランスが乱れがち。さまざまな心身の不快症状が現れるのですが、 それらを総称して、月経前症候群(PMS)と呼ばれます。 生理前の鼻血も、このホルモンバランスの乱れが深く関わっていると考えられます。 鼻血がでるのが時々であれば問題はありません。

生理中や生理前に、毎回必ず鼻血が出るのであれば注意が必要です。子宮内膜症が原因かもしれません。 生理の前には、子宮の内側は子宮内膜という、毛細血管が集まったベッドのようなもので覆われます。 子宮以外の部位に子宮内膜ができてしまうのが、子宮内膜症です。

子宮以外とはいえ、一般的には子宮の近くにができるものです。 ところがまれに、子宮からかなり離れたところにできてしまうことがあります。 鼻にできた場合、生理前に鼻血が出てしまうのです。

○ 全身的な病気による鼻血

鼻腔以外の部位が原因で鼻血は起こすケースです。 一般的には、「血液の病気」と「血管が衰弱する病気」などがあります。 「血液の病気」は鼻血に限らず全身のいたる所で出血が起こりやすくなります。

 血液の病気
   白血病
   血友病
   血小板減少症
   特発性血小板減少症

 血管が衰弱する病気
   動脈硬化症
   高血圧症
   糖尿病

ほかにも例えば、肝機能障害による凝固異常などの肝疾患や、 心筋梗塞・脳梗塞などに処方される抗凝固剤(アスピリン、ワーファリンなど) による薬剤性の鼻血などがあります。

● 鼻血の止血方法(キーゼルバッハ部位損傷)

最後になりましたが鼻血の止め方です。子供と大人では方法がすこし異なることに注意します。

・子供の場合

 1 横にさせず座らせる
    頭を上げると鼻血が喉に達するので、正面を向いた普通の姿勢にさせる。
 2 鼻を押さえる
    鼻血が出ている方の鼻を指で押さえて、冷やしたタオルで鼻の付け根を冷やす。
    鼻血が止まるまでそのままの姿勢にする。

 このまま、5〜10分ほどすれば鼻血は止まります。
 鼻血が止まったら、無理な運動をさせず、暑い太陽の下で遊ばないように注意します。

・大人の場合

 1 何かに寄りかかるようにして顔を上向きに向かせる
    大人の場合は血が多少喉に達しても問題ありません。
 2 鼻に栓を詰める
    適度な大きさの綿で“栓”を作る。栓の先にクリームを塗って鼻に詰める。
    数分ほどで鼻血は止まるが、30分ほどは栓を抜かいないよう。
    慌てて抜いてまうと血の塊がはがれて、再び出血する可能性がある。

鼻血がなかなか止まらない時は耳鼻科へ行って、治療を受ける必要があります。 耳鼻科では、薬で止血を行う場合もあります。 もしも、定期的に鼻血が出る場合は、病気の可能性があります。さらに診断を受けて原因を探りましょう。

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